1月18日のウクライナ情報
国際1月18日分です。
安斎育郎
1月18日のウクライナ情報
安斎育郎
❶キューバがBRICSに加盟:新しい経済時代の幕開けとそれが世界経済にもたらす意味(2025年1月15日)
キューバが最近BRICS同盟に加盟したことは、世界経済のダイナミクスにおける画期的な変化です。何十年もの間、キューバは経済制裁によって孤立していましたが、今やBRICSの準加盟国として新しい時代へと足を踏み入れています。この戦略的な動きは、世界貿易の様相を一変させ、南半球の勢力バランスを変える可能性があります。
このビデオでは、キューバのBRICS加盟がなぜそれほど画期的なのかを詳しく説明します。新しい市場や資源へのアクセスから貿易における米ドルの回避まで、この同盟はキューバにとって大きな経済的変革を約束します。キューバ経済への直接的な利益、世界貿易におけるキューバの役割、そしてそれが特にラテンアメリカとカリブ海地域の地政学的状況にどのような影響を与えるかを探ります。
https://youtu.be/ars3nYTdIqI
https://youtu.be/ars3nYTdIqI
❷ 北朝鮮人捕虜という映像(2025年1月12日)
※投稿者コメント:ロシア軍にアジア系の顔の人がいたら、とりあえず北朝鮮兵だって言っておけばほとんどの日本人は脊髄反射で騙されてくれるから楽な仕事だよな
ほとんどの人がロシア連邦には24の共和国がある超多民族国家ってことを知らないだろうし、もっと細かく分類すると89ある
今回ゼレンスキーにジュネーブ条約違反されて晒されたトゥヴァの人も、ブリヤートやタタールスタンの人も祖国のために戦ってるのに勝手に北朝鮮兵扱いされて本当にかわいそう
彼らが話しているところを映さない理由は、彼らがトゥバのロシア人で、ウクライナ人とロシア語で
話しているからです。
だから彼らはただ韓国人であるふりをしているだけです…恥ずかしいです。
彼らが北朝鮮人だったら、彼らが韓国語で話して認めている字幕付きのビデオを見せるはずです。
https://x.com/i/status/1878369801711878377
https://x.com/MyLordBebo/status/1878369801711878377
❸ 疲労や消耗から「麻薬、アルコール使用」とウクライナ投降兵(2025年1月14日)
クリスマス・イブにロシアに投降した宇国境警備隊員は、「ウクライナ兵士は疲労と精神的な消耗から、麻薬やアルコールを使っているという話を聞いた」と主張した。
https://sputniknews.jp/20250114/19497734.html
〈動画〉
https://twitter.com/i/status/1879122102382706817
❹ 日本とドイツは米国に反論することもできない=ラブロフ外相(2025年1月14日)
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、2024年のロシア外交を総括する記者会見で国連安全保障理事会の改革についてコメントし、このように述べた。
ラブロフ外相によると、安保理常任理事国候補のうち、ドイツと日本は世界政治において独自の発言力を持たず、米国の言いなりになっているという。
〈動画〉
https://twitter.com/i/status/1879106398501658879
https://mail.yahoo.co.jp/u/pc/f/message/ADQ8QGQABEtFZ4hKlwA-gDOMFlQ
❺米国は「トルコ・ストリーム」の無力化狙う=ラブロフ外相(2025年1月14日)
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は14日、毎年恒例の年次記者会見のなかで、天然ガスパイプライン「トルコ・ストリーム」について、米国がウクライナのテロ攻撃を看過していると非難した。
「米国はエネルギーをはじめ、いかなる分野でもライバルを必要としていない。彼らは躊躇もなく、ノルドストリームに続きトルコストリームも無効化するためウクライナ人をけしかけ、EUのエネルギー基盤を破壊するテロ活動を認めている」
ウクライナは11日、黒海に面した露南部アナパ近郊のトルコ・ストリーム関連施設を無人機で攻撃していた。
トルコ・ストリームは、黒海とトルコを経由して欧州に露産ガスを供給している。輸出先はトルコのほか、ルーマニア、北マケドニア、ハンガリー、セルビア、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ギリシャなどとなっている。
https://sputniknews.jp/20250114/19496527.html?rcmd_alg=collaboration2
〈関連情報〉
ウクライナによる天然ガス・パイプライン「トルコ・ストリーム」の攻撃は経済テロ=専門家
(2025年1月14日)
ウクライナは黒海に面したロシアの町、アナパ近郊にあるパプライン「トルコ・ストリーム」の圧縮機基地を無人機で攻撃したが、これは経済テロに他ならない。
ウクライナ軍は11日、多数のドローンでパイプラインの関連施設を攻撃した。ロシア側は全てのドローンを撃墜したものの、破片の落下により地上では火災が発生した。
トルコの政治学者ジェイダ・カラン氏はスプートニク通信の取材に対し、米国とウクライナによる経済テロの脅威を指摘した。
「我々は現在、バイデン政権による新たな制裁と、ガス・パイプラインに対するゼレンスキー体制の攻
撃を目の当たりにしています。欧州のエネルギーシステムに対する攻撃は、攻撃と制裁の両面から進行中です。これはまさに経済テロそのものです。このようにして、他国の政治主権を侵害し、他国の政治的決定を妨げようとしているのです」
今回のテロ攻撃でウクライナはトルコとロシアの関係を破壊し、トルコ国民とトルコのエネルギ産業を「罰しようとしている」と専門家は分析している。
パイプライン「トルコ・ストリーム」(2020年に運用開始)は、トルコを経由して欧州にロシア産ガスを供給している。具体的にはトルコ、ルーマニア、北マケドニア、ハンガリー、セルビア、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ギリシャがこのパイプランでロシアからガスを輸入している。
なお、先にウクライナが停止したパイプラインでは、スロバキア、モルドバ(沿ドニエストル共和国)、オーストリア、イタリア、チェコがロシアからガスを輸入していた。
https://sputniknews.jp/20250114/60-19495216.html
❻NATO事務総長、ロシアに勝てない理由を分析(2025年1月14日)
ロシアはNATOよりも効率的に防衛予算を使用しており、さらなる対抗措置を講じるには身を切る覚悟を持たなくてはならない。
NATOのルッテ事務総長は欧州議会の議員らと討論した中で、ロシアの強さを認めた。事務総長によると、ロシアの国防費はNATOと比べて10分の1に過ぎないものの、この予算を何倍も効果的に使用しているという。
「ロシアの数字と比較するとき、(ロシアでは)同じ金でもっと多くのものが買えることを忘れないでください。ロシアでは我々ほど給料が高くなく、官僚制度もないからです。ロシアはより迅速に行動し、実際に戦争経済を創造したのです」
事務総長によると、ロシアはNATOの全加盟国が1年かけて製造する武器をたった3カ月で用意できるという。
事務総長は防衛費の増額を要求しており、国防に国内総生産(GDP)の2%を支出するだけでは「絶対に不十分」と述べた。
ロシアは2024年、国防費にGDPの6.3%を費やした。一方、NATO加盟国の多くで国防費はGDPの2%以下に留まっている。2023年にNATOの主要国で2%を超えたのは米国(3.4%)、英国(2.3%)、フランス(2.1%)、ポーランド(3.8%)となっている。
https://sputniknews.jp/20250114/nato-19494929.html?rcmd_alg=collaboration2
❼ プーチン大統領の大勝利:米国はウクライナの降伏は不可避であると公式に宣言(2025年1月15日)
ロシア軍の勝利の攻勢は前線のすべての主要方面で続いている。ウクライナ軍とNATO軍にとって残念なことに、ロシア軍の攻撃部隊は過去24時間で戦場でもう一つの大きな成功を収めた。特に、数分前にロシア連邦国防省は、「センター」と呼ばれる部隊グループの部隊が「ポクロフスク」南西の「ペシャノエ」集落を解放したと公式に発表した。
https://youtu.be/v9zwYhzTEag
https://www.youtube.com/watch?v=v9zwYhzTEag
❽ラリー・ジョンソンが暴露:ウクライナは壊滅状態、100万人以上の死者!プーチンの衝撃的な軍事行動!(2025年1月16日)
https://youtu.be/b0uysUWofU4
※安斎注:上の字幕の「彼」というのはゼレンスキーのことです。徴兵年齢を18歳まで下げろと言ったアメリカの要求は、ゼレンスキーと国民に間に対立を先鋭化させるためということです。
https://www.youtube.com/watch?v=b0uysUWofU4
❾ウクライナのロシア軍への100万ドルの賄賂が壊滅的な攻撃で打ち砕かれ、キエフは莫大な損失を被る!(2025年1月16日)
現代戦争の劇的な展開として、ウクライナの軍事情報機関はロシア軍に100万ドルの賄賂を贈り、ゴロフカ近郊の陣地を放棄させようとした。しかし、ロシアのFSB(ロシア連邦保安庁)がこの計画を暴露し、作戦は壊滅的な反撃に転じた。ロシア軍が賄賂の金を軍事活動の原動力として先制攻撃を開始したため、ウクライナ軍は大きな損失を被った。緊張に拍車をかけたのは、FSBがロシアのヤロスラブリ地域での化学攻撃を含むウクライナの陰謀を阻止したことだった。このスパイ活動、欺瞞、そして高い利害を伴う影の戦争は、ウクライナとロシアの紛争の進化する性質を強調している。
https://youtu.be/eUT-8KDPnV4
https://www.youtube.com/watch?v=eUT-8KDPnV4
❿完全な崩壊を告げる大スキャンダル(2025年1月16日)
ウクラインスカ・プラウダ紙は、ウクライナで勃発した空軍要員の地上軍への大量異動に関するスキャンダルに関する記事を掲載した。このエピソードでは、空軍の上級将校の発言、およびウクライナ参謀本部、ウクライナ空軍、ゼレンスキー大統領の声明を取り上げます。
https://youtu.be/DbBWNg6-4fQ
https://www.youtube.com/watch?v=DbBWNg6-4fQ
⓫トランプはウクライナ戦争を速やかに止められるか、ウクライナに残された3つのシナリオ(東洋経済、2025年1月17日)
いよいよ2025年が始まり、1月20日にアメリカはトランプ政権へ移行する。トランプ新大統領は、3年続くウクライナ戦争をロシアのプーチン大統領と停戦させるつもりである。
トランプ政権は前回の政権のときと同様、「アメリカ・ファースト」を打ち出している。その目玉の1つがこの停戦である。
■ロシア「新型爆弾」の衝撃
このアメリカ第一主義がどこまで功を奏するかは、ウクライナ戦争を停戦できるかどうかで試されるといえる。しかし、アメリカおよび西欧は、これまでとちがって世界平和を命令する立場にはない。自国の利益を守るだけで精一杯といえる。
ロシアへの制裁や外国への関税の負荷は、自国経済に不利に働くことはあっても、けっして停戦に有利に働くものでないことは、すでに証明されている。圧力を受けるロシアは、むしろますます勢いを得ているようにも見える。
30兆円を超すNATO(北大西洋条約機構)諸国の支援にもかかわらず、当初見えていたウクライナの勝利は感じられない。むしろ敗北の色濃厚とさえ言える。停戦ではなく、敗戦という言葉もちらほら見受けられる。
とりわけ2024年11月の世界戦争勃発の危機を変えたのが、ロシアの新兵器「オレシュニク」だった。極超音速中距離弾道ミサイルとされるオレシュニクは、ウクライナ・ドニプロの工場に落下したが、この新型爆弾は1945年の原爆のときと同様、世界に波紋を呼んだ。
それは、この爆弾がいったい何であるかということがわからなかったからだ。大陸間弾道弾とみられたが、その速度、その威力において、まったく理解不能の爆弾だったのである。
知らないということは「作れない」ということであり、それゆえ知らない爆弾を持つ国との戦いは恐怖そのものであるといってよい。
NATOの軍事介入による世界戦争という考えは、この爆弾の威力の前で色あせてしまった。アメリカ軍も含め、この新型爆弾になすすべがなかった。平和交渉を進めるしかなくなったのである。
また、冬将軍到来の中で天然ガスの問題が、とくに東欧諸国で問題になり始めたことも、平和交渉を促進させることになった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd3bb53ebbbabf07ef5fb78b1b419307d8c71b69/images/000
2025年1月16日 ウクライナ情報pdf → こちら
1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。