【連載】今週の寺島メソッド翻訳NEWS

☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年1月16日):ウクライナはベネズエラ転覆にまで手を伸ばしている!!負け戦をしているゼレンスキー大統領に、そんな暇があるのか!??

寺島隆吉

※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。


ニコラス・マドゥロ。© ヘスス・バルガス / ゲッティイメージズ

ベネズエラ当局が同国の指導部への攻撃を計画していたウクライナと米国出身者を含む外国人傭兵7人を逮捕した、とニコラス・マドゥロ大統領は主張した。

マドゥロ大統領は火曜日(1月7日)、この中には「さまざまな場所で」捕らえられた、コロンビア人殺し屋2人と「ウクライナから、ウクライナの戦争から出てきてこの国に暴力を持ち込んだ3人の傭兵」が含まれている、と述べた。またベネズエラ当局は「非常に高位の」米国人2人を逮捕した、と同大統領は付け加え、後にこの2人を「重要な2名の傭兵」と表現した。

マドゥロ大統領は拘束された人々の個人情報についてこれ以上明らかにせず、これらの人々が共謀して行動していたかどうかについても明確に述べなかった。

マドゥロ大統領によれば、逮捕された人々は、前任者のウゴ・チャベス大統領が広めたボリバル社会主義の主張を用いて「革命指導者への攻撃を実行する」計画を立てていた、という。


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同大統領は、ベネズエラは「それを許さなかった」と付け加え、国民に警戒を強めるよう求めた。

ベネズエラ当局は合計で25カ国から125人の外国人傭兵を逮捕しており、マドゥロ大統領は彼らが「ベネズエラ国民に対するテロ行為をおこなうために」入国したと主張している。

この発表は、ベネズエラの指導者マドゥロ氏の7月の選挙勝利を認めることを拒否しているエドムンド・ゴンザレス氏率いる野党勢力とマドゥロ政権との間の緊張が高まる中でおこなわれた。

ゴンザレス氏は月曜日(1月6日)、同国軍に対し、自分を最高司令官として認め、今週後半に就任予定のマドゥロ氏の「指導力に終止符を打つ」よう求めた。

国外に逃亡しスペインで亡命を認められたゴンザレス氏は9月、テロや陰謀、その他いくつかの選挙犯罪の容疑で逮捕状が出されたが、容疑を否認している。

マドゥロ政権発足以来対立してきた米国は、一貫して同国の野党勢力を支援してきた。11月にはゴンザレス氏をベネズエラの「次期大統領」として承認した。選挙後、米国はベネズエラに対する制裁も強化し、選挙不正に関与したとされる当局者らを標的にしている。

11月、ベネズエラはこの動きに応じて、同国に対する強制措置を推進、助長する者に対し25年から30年の懲役刑を科す法律を導入した。

※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS(2025年1月19日)「ウクライナはベネズエラ転覆にまで手を伸ばしている!!負け戦をしているゼレンスキー大統領に、そんな暇があるのか!??」
http://tmmethod.blog.fc2.com/
からの転載であることをお断りします。

また英文原稿はこちらです⇒’Mercenaries from Ukraine conflict’ captured in Venezuela – Maduro
マドゥロ大統領は、この3人の戦闘員は、国内に暴力を持ち込むことを計画していた他の7人の外国人のうちの1人であると発言
出典:RT 2025年1月8日
https://www.rt.com/news/610573-ukrainian-mercenaries-captured-venezuela/

寺島隆吉 寺島隆吉

国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授

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