☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年1月19日):「蹴る、殴る、腕をへし折る!」 相変わらず続く、ウクライナ軍の暴力的徴兵!!
国際※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。
ウクライナ当局は徴兵作戦を極限まで推し進めており、過去1週間ソーシャルメディアで共有された動画によると、対象者と徴兵担当官との衝突が暴力に発展する事例が多々あるという。
火曜日(1月7日)に複数の報道機関が公開した映像によると、最も残虐な事件の一つはウクライナ西部のリヴィウで発生した、という。制服を着た徴兵官3人が、激しく抵抗する中年男性をミニバスに押し込もうとしている様子が映っている。
兵士の一人が男性の膝を何度も蹴っているのが映っている。激しい殴打の後、徴兵されたこの男性は車に乗せられ、その後の運命は不明である。市民の抗議に応えて、地元の徴兵事務所は、この男性は徴兵資格があるが身分証明書を持っていない、と主張した。軍は、この徴兵対象者を地元の徴兵事務所に連れて行こうとしたが、男性は拒否して警官に暴行を加え、衝突に至った、と述べた。事務所はまた、この衝突に関わった者を停職処分にした、と述べた。
日曜日(1月5日)に公開された別の映像には、ウクライナ西部のカメネツ・ポドルスキーでウクライナの徴兵担当者が男性を逮捕しようとした瞬間が映っており、その際に男性の腕が折られた、と伝えられている。映像では、もがく男性の上に警官が座り、近くに2人の警官が立っている。男性は痛みに叫び、「腕が!」と叫んでいる。
同様の事件が火曜日(1月7日)にウクライナ中部の都市ドニエプルで発生し、徴兵担当者が駅で45歳の男性を逮捕しようとした。ウクライナ当局によると、この徴兵対象者は身分証明書の提示を拒否してナイフを取り出し、軍人と警察官1人を負傷させたという。
しかし、ソーシャルメディアで拡散している動画では、パトロール隊員に負傷の兆候は見られず、血まみれの民間人が地面に押さえつけられ、群衆が彼を解放しようとしている様子が映っている。現場の別の動画では、ウクライナ軍人が群衆を解散させるために銃を構えている様子が映っている。メディアの報道によると、動画から判断すると、この男性は徴兵官から逃げることができた、という。
港湾都市オデッサでも別の銃撃戦が発生し、ナイフを持った民間人が軍人2人を追い払おうとしているのが目撃された。この銃撃戦がどのように終わったかは不明である。
ウクライナ西部のリウネでは、軍人2人が中年の男性に襲い掛かり、ミニバスに引きずり込んで走り去る姿が目撃された。
戦場での損失を補うために、ウクライナは長期に渡り、徴兵制度を利用しようとしているが、その制度には腐敗が蔓延している。当局は、徴兵年齢を27歳から25歳に引き下げ、昨年春には徴兵規則を厳格化した。多くのウクライナ司令官は、ここ数カ月、ロシアの圧力によりウクライナ側が徐々に撤退している主な理由は増援不足にある、と不満を漏らしている。
ワシントン・ポスト紙は先週、ウクライナと西側諸国の当局者の話として、ウクライナ当局はわずか20万人の新兵徴兵にとどまった、と報じたが、ウクライナの元軍司令官、ヴァレリー・ザルジニー将軍は以前、同国には50万人もの兵士が必要だ、と主張していた。
※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS(2025年1月19日)「「蹴る、殴る、腕をへし折る!」 相変わらず続く、ウクライナ軍の暴力的徴兵!!」
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また英文原稿はこちらです⇒Broken arms and cocked guns: Ukraine’s forced mobilization escalates (VIDEOS)
徴兵担当官がより多くの新兵を前線に送るために暴力に訴えている複数の動画が見つかる。
出典:RT 2025年1月8日
https://www.rt.com/russia/610567-ukraine-mobilization-violence-escalation/
国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授