【連載】今週の寺島メソッド翻訳NEWS

☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年1月21日):米国で有名なポッドキャスト司会者ジョー・ローガン氏が、「コロナ騒ぎの張本人アンソニー・ファウチ博士を逮捕しろ」と声をあげた!!

寺島隆吉

※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。


ジョー・ローガン・エクスペリエンス・ポッドキャストという番組でアンソニー・ファウチについて議論しているメル・ギブソン。YouTube / パワフルJRE

ハリウッドスターのメル・ギブソン氏と司会者のジョー・ローガン・シェークスピアは、アンソニー・ファウチ元主任医学顧問が長年にわたり米国の医療制度に及ぼしてきた影響について議論し、同氏は訴追されるべきだ、と主張した。米国の人気ポッドキャスト司会者であるローガン氏は、この元政府高官を「怪物」と呼んだ。

ファウチ氏は、ドナルド・トランプ大統領とジョー・バイデン大統領の両政権下で、新型コロナウイルス感染症の大流行に対応する連邦政府の顔となった。制限措置の導入や、ウイルスが米国の資金提供した中国の機能獲得研究から発生した可能性があるという説の抑圧に関与した、との報道により、ファウチ氏は物議を醸す人物となった。

ギブソン氏は木曜日(1月9日)、ジョー・ローガン・エクスペリエンス・ポッドキャストという番組にゲスト出演した。2人は、大流行中に彼がとった行動にもかかわらず、ファウチ氏が「まだ歩き回ってい」たり、「少なくとも自由」なのはなぜか、と疑問を呈した。

彼らは、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が2021年に出版した『The Real Anthony Fauci』について議論していた。医療活動家から政治家に転身したこの本の著者のケネディ氏は、ファウチ氏を大手製薬企業と結託し、何十年にもわたって権力を濫用してきた役人として描写していた。米国におけるHIV/AIDSの流行は、この本の主な主題の一つだった。

「この本は、エイズ危機の際にアンソニー・ファウチ氏がおこなったことを正確に描写しています。実の所、当時の危機はエイズがもたらした危機ではなく、おそらく抗エイズ薬とされたAZT(アジドチミジン)がもたらした危機だったのです」とローガン氏は主張した。


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ローガン氏が言及していたATZとは、抗レトロウイルス薬のアジドチミジンのことである。これは1980年代後半にHIVを抑制するために初めて大量に使用された薬で、深刻な副作用があった。ケネディ氏は、国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長だったファウチ氏がAZTを不当に推奨し、その副作用を軽視し、代替治療の可能性を否定した、と主張した。

「この本を聴きながらサンフランシスコまで車で行ったとき、後ろの車からあおり運転をされました」とギブソン氏はこの本に対する反応を振り返りながら語った。

「もしこれが本当なら、とんでもない事態が起こっていることになります。そしてどうしてあの怪物はいまだに自由に動き回れているのでしょうか?」とローガン氏は疑問を呈した。一方、退任するバイデン政権は 「彼に完全な恩赦を与えることを検討していますが、それは本当に狂気の沙汰です」と述べた。

ファウチ氏の名前が挙がったのは、2人が米国の営利医療を守るための「共犯」として主流報道機関を批判していた時だった。ギブソン氏は、ローガン氏が2021年に新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出た後、イベルメクチンという薬を服用したことで報道機関から攻撃されたことについても振り返った。

この薬はアフリカでは人間の寄生虫治療に広く使われている。しかし、米国では通常「馬の駆虫薬」としてしか扱われていないとして、報道機関は国民に新型コロナワクチンの接種を促していた。

※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS(2025年1月21日)「米国で有名なポッドキャスト司会者ジョー・ローガン氏が、「コロナ騒ぎの張本人アンソニー・ファウチ博士を逮捕しろ」と声をあげた!!」
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-2914.html
からの転載であることをお断りします。

また英文原稿はこちらです⇒‘Monster’ Fauci should be jailed – Joe Rogan
この人気ポッドキャスト司会者は、元米国主席医療顧問が「まだ歩き回っている」ことに驚きを表明。
出典:RT 2025年1月10日
https://www.rt.com/news/610661-fauci-walking-around-jre/amp/

寺島隆吉 寺島隆吉

国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授

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