【連載】安斎育郎のウクライナ情報

2月17日のウクライナ情報

安斎育郎

2月17日のウクライナ情報
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❶ ウクライナ、トランプ氏に「実利外交」で巻き返し図る…大統領府顧問インタビュー(2025年2月15日)

【キーウ=上杉洋司】ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府顧問が13日、読売新聞のインタビューに応じた=写真=。ロシアのプーチン大統領との間でウクライナ侵略の停戦交渉開始に合意した米国のトランプ大統領に対し、重要鉱物の供給など「プラグマティック(実利的)な外交」で巻き返しを図る方針を示した。
ウクライナと米国は、ウクライナのレアアース(希土類)など重要鉱物の開発を巡って協議を続けている。ポドリャク氏は、ウクライナ東部と南部の領有を狙う露側の要求をのめば、「資源を得たロシアが航空宇宙、化学、通信などの分野を牛耳ることになる」と指摘。一方で、「ウクライナと協力し、米国が利益を得る選択肢もある」と強調した。
損得勘定に基づく「ディール(取引)」を好むトランプ氏への働きかけ次第で、ウクライナの意向を今後の停戦交渉に反映させられると計算している模様だ。
ウクライナ政府によると、同国には米国が指定する50の重要原材料のうち、チタンなど22種類が存在する。多くは露軍が攻め込む東部に埋蔵されている可能性があるという。
ポドリャク氏は、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領とトランプ氏が「近く会談する」との見通しも語った。英独仏などを交えた多国間協議も開催したい考えで、欧州と連携してトランプ氏を説得する構えだ。
インタビューはオンラインで行われた。ポドリャク氏はゼレンスキー氏の最側近の一人とされ、政権の内情に詳しい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dec4afd53ae56284787a6d975ff925f8daf63e87/images/000

❷米露首脳が電話 ウクライナの主権を守れるか(讀賣新聞オンライン、2025年2月14日)

ロシアのウクライナ侵略開始から間もなく3年となるのを前に、米国のトランプ大統領が仲介に乗り出した。侵略を終わらせ、平和への道筋をつけられるか。
トランプ氏がロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナ侵略の終結に向け、交渉をただち開始することで合意した。その後、ウクライナのゼレンスキー大統領とも電話し、ロシアとの協議内容を伝えた。
米露首脳は「そう遠くない将来」に、サウジアラビアで直接会談に臨むという。
ロシアの侵略開始以降、米国のバイデン前大統領はプーチン氏との直接交渉を拒否してきたが、トランプ氏が方針を転換した。
米欧はこれまで、領土奪還を目指すウクライナに武器を供与する一方、ロシアには経済制裁を加えて侵略をやめさせようとしてきた。だが、ロシアは中国の経済支援や北朝鮮からの派兵などによって孤立を回避している。
このためトランプ氏は、従来のやり方では事態を打開できないと判断したのだろう。
もっとも、トランプ氏がウクライナの頭越しにロシアと交渉を進め、ロシアに大幅に譲歩するのではないかとの懸念が拭えない。
トランプ氏は、ロシアに占領された領土のすべてをウクライナが回復する可能性は低いとの見方を早くも示している。
これでは、国際の平和と安全に責任を負うべき国連安全保障理事会の常任理事国でありながら公然と他国を侵略するロシアの暴挙を、容認することに等しい。
プーチン氏はウクライナに対し、ロシアが併合を宣言したウクライナ東部・南部4州からの軍撤退や、北大西洋条約機構(NATO)加盟の断念を迫っている。
こうした力による現状変更を追認すれば、東アジアなど他の地域でも同様の事態を招きかねず、そうなれば法の支配に基づく国際秩序は崩壊してしまう。
ロシアに「戦利品」を与える形での停戦なら、トランプ氏でなくても誰でもできよう。トランプ氏は、得意の「取引」でプーチン氏の法外な言い分をはねつけ、ウクライナの主権と領土の一体性を尊重して協議を進めてほしい。
とはいえ、米国だけに交渉を委ねるわけにはいかない。仮に停戦が実現しても、その後の復興やウクライナの安全をどう保証するかなど、問題は山積している。欧州や日本は引き続きウクライナへの関与を続けるべきだ。
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20250214-OYT1T50005/?ref=yahoo

❸チョルノービリ原発4号機を覆うシェルターで火災…ゼレンスキー氏「ロシアが無人機攻撃」(2025年2月14日)

【ミュンヘン=船越翔】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は14日、同国のチョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所がロシア軍の無人機による攻撃を受け、4号機を覆うシェルターで火災が起きたと明らかにした。火災は収まり、周囲の放射線量に変化はないとしている。
4号機は1986年に爆発事故を起こし、現在は放射性物質の飛散を防ぐための大型シェルターに覆われている。国際原子力機関(IAEA)によると、火災が起きたのは14日未明で、死傷者はいないという。
ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「このシェルターは欧米など人類の安全保障に尽力する世界の国々が建設したものだ」とロシアを批判した。
ロイター通信によると、ロシア側は同原発への攻撃を否定している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b34c40a0c0fc98809c841df0f41079df557e63f/images/000

❹ウクライナに米軍派遣もと報道 バンス副大統領、対ロシアで発言(2025年2月14日)

【ミュンヘン共同】バンス米副大統領は、ウォールストリート・ジャーナル紙が14日報じたインタビューで、ロシアがウクライナとの和平交渉に誠実に応じなければ、米軍をウクライナに送る選択肢もあると述べた。ヘグセス国防長官は派遣を否定したが、よりロシアに厳しい姿勢を見せた。
バンス氏は、米政府が使う影響力として「経済的手段と、もちろん軍事的手段もある」と強調した。ロシアにさらなる経済制裁を科す可能性も示した。
ウクライナの領土のどれほどがロシアの支配下に残るかや、米国などがウクライナに提供する安全保障の詳細は、和平交渉の中で詰める必要があるとした。「われわれはウクライナが主権と独立を維持することを重視している」とも話した。
バンス氏は14日、ドイツ南部ミュンヘンで北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長、ドイツのシュタインマイヤー大統領とそれぞれ会談した。記者団に欧州がロシアとウクライナの和平交渉に参加すべきかと問われ「もちろんだ」と答えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d2cb28fe97ec8c2f5f19bfdc164fe3a8ec3c0e9/images/000

❺米副大統領、独極右政党への支持を表明 独政府「選挙干渉」(2025年2月15日)

[ベルリン 14日 ロイター] -バンス米副大統領が14日、ミュンヘン安全保障会議で極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」を適格な政治パートナーとして支持すると発言し、ドイツ政府から強い反発を招く事態となっている。
AfDは2月23日に予定されているドイツ総選挙に向けた世論調査で約20%の支持率を得ているが、ナチスの過去を持つドイツでは極右政治がタブー視されており、主要政党間ではAfDとの協力を拒否する「ファイアウォール」と呼ばれる合意が形成されている。
バンス氏はこれを念頭に「民主主義は、国民の声が重要という神聖な原則に基づいている。ファイアウォールの余地はない」と述べた。
ショルツ独首相は独メディアとのインタビューで、バンス氏の発言を「非常に異例」と批判。ピストリウス国防相も「米副大統領がドイツだけでなく欧州全体の民主主義を疑問視した」と強く反発した。
ドイツ政府報道官も「友好国も含め、外国人が選挙期間中にこれほど激しく選挙運動に介入するのは適切ではない」と非難した。
トランプ米大統領の側近である実業家イーロン・マスク氏も、これまでにAfD支持を公言している。
バンス副大統領の事務所によると、同副大統領はこの日、AfDのワイデル共同党首と会談した。ワイデル氏の広報担当者もこれを確認し、両氏がウクライナ戦争やドイツの国内政策、言論の自由について話し合ったと述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b672446e34b463c79f88105ce0f9a3a801b39e34/images/000

❻米副大統領、異例の欧州批判 「脅威はロシアでない」と主張 ミュンヘン安保会議(2025年2月15日)

【ミュンヘン時事】バンス米副大統領は14日、ドイツ南部ミュンヘンで開催中のミュンヘン安全保障会議で演説し、「欧州が最も懸念すべき脅威はロシアではない。中国でもない。欧州内部だ」と述べ、欧州の同盟国を批判した。
欧州連合(EU)などによるSNSの偽情報対策を「言論の自由の弾圧」と糾弾し、「最も基本的な価値観が後退している」と主張した。
バンス氏の演説はほぼ全ての時間を欧州の国内政治に割く、安保会議では異例の内容だった。ロシアのウクライナ侵攻からまもなく3年を迎える中、注目が集まる米ロの停戦交渉の行方については「合理的な解決が可能だ」と発言したのみだった。
バンス氏はさらに、移民排斥を掲げる欧州の極右政党の主張に「同意する」と表明。名指ししなかったものの、今月23日の独総選挙で躍進が予想される極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」への共感を示し、AfDとの連立を否定している主流政党が「民主主義を破壊している」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/600f7632ae21a6dade802f3e3328de9ca6a603d8/images/000

❼NATO加盟「不可逆的」 英首相、ウクライナ大統領に伝達(2025年2月14日)

【ロンドン時事】スターマー英首相は14日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談した。
その中で首相は、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けた「不可逆的な道」を歩んでいるとし、引き続き支援していく考えを伝えた。
ウクライナのNATO加盟を巡っては、プーチン・ロシア大統領とウクライナの停戦協議で合意したトランプ米大統領が「非現実的」との認識を示したばかり。相反する内容は、欧州で広がる米政策への警戒感を改めて浮かび上がらせた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dc760124a962cf570216b57a5a694b8d7e0cd56/images/000

❽独裁者」ゼレンスキー氏、ウクライナ議会で非難される。「この男を許さない」 | 視聴(2025年2月13日)

※ポロシェンコ前大統領とゼレンスキーの喧嘩です。
ウクライナの議員らは、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領によるペトロ・ポロシェンコ前大統領への制裁に抗議し、議会の演壇を封鎖した。議員らは、ゼレンスキー大統領を独裁主義と政治弾圧で非難した。ウクライナ国家安全保障防衛会議が承認した制裁は、ポロシェンコ大統領、新興財閥のイゴール・コロモイスキー氏、政治家のヴィクトル・メドヴェドチュク氏を標的としている。ゼレンスキー大統領は、これらの措置は反逆と違法行為と戦うためだと主張した。ゼレンスキー大統領を声高に批判するポロシェンコ大統領は、制裁を「違法」と呼び、ゼレンスキー大統領が政治的競争を抑圧していると非難した。
https://youtu.be/ptZdjgEch6w
https://www.youtube.com/watch?v=ptZdjgEch6w

❾NATOに値しない」:トランプがキエフの希望を打ち砕く – プーチンとの秘密のサウジ和平協定が進行中? (2025年2月13日)

ドナルド・トランプとウラジミール・プーチンの重要な電話会談により、ウクライナ和平協定の可能性が生まれ、サウジアラビアが意外な仲介役として浮上した。トランプはウクライナへの領土譲歩を示唆し、キエフとヨーロッパで怒りを巻き起こしたが、クレムリンは彼の外交的圧力を歓迎した。リヤドでのトランプとプーチンの首脳会談の協議が勢いを増す中、地政学的な状況は大きな変動に直面している。
https://youtu.be/E_qU-sQVWeo
https://www.youtube.com/watch?v=E_qU-sQVWeo

❿米国が希少資源の5割所有を提案 ウクライナにと報道、米NBC(2025年1月15日)

【キーウ共同】米NBCテレビは14日、トランプ米政権がウクライナに対し、同国の希少な鉱物資源の50%の所有権を米国に譲渡するよう提案していたと報じた。ウクライナは応じなかった。複数の米当局者の話として報じた。
トランプ政権はロシアの侵攻を受けるウクライナに対する支援の見返りに、希少資源の供与を求めている。
ベセント米財務長官は12日、キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領と会談し、希少資源に関する合意文書の草案を示した。NBCによると、草案には米国に50%の所有権を認めることが盛り込まれていた。ゼレンスキー氏は文書への署名を拒否した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f89478e11dd6a3f08c96d59b57486721b75604b/images/000

⓫プーチン氏阻止の計画要求 ウクライナと米、違い浮き彫り(2025年2月15日)

【ミュンヘン共同】バンス米副大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は14日、ドイツ南部ミュンヘンで会談し、ロシアとウクライナの戦争終結に向け米ロが進める和平交渉について協議した。バンス氏は関係国の対話が重要だと訴える一方、ゼレンスキー氏は米欧による実効性のある安全保障の担保を求め「ロシアのプーチン大統領を止め、戦争を終わらせる計画が必要」と主張。双方の立場の違いが浮き彫りになった。
一方、米国が防衛支援の見返りとして供与を要求するウクライナの希少な鉱物資源に関し、両国は今回の会談で文書での合意を目指したが、ウクライナ大統領府は「経済連携に関する文書の起草を続ける」と発表。合意締結には至らず、継続協議になった。
トランプ米大統領はプーチン氏に対する親近感を隠さないのに対し、ウクライナや欧州はロシアに有利な形で交渉が進みかねないと警戒する。北大西洋条約機構(NATO)加盟国を含め、関係各国が受け入れ可能な合意にこぎ着けられるかどうかが焦点になる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6e4cb4ccdb6a1d13823030bbcc7c4745ce39023/images/000

⓬交渉相手はプーチン氏のみ、米欧との合意が前提=ゼレンスキー氏(2025ねン2月15日)

[キーウ 14日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、和平交渉を巡り、協議すべきロシア側当局者はプーチン大統領のみであり、その条件としてトランプ米大統領や欧州首脳と共通計画で合意した後だとした。ただ、「米国にはまだウクライナの和平計画がないと思う」とも述べた。
この日から開催のミュンヘン安全保障会議での発言。
ゼレンスキー氏はまた、トランプ氏から個人の電話番号を渡され、「いつでも電話してよい」と言われたことを明かした。
一方、米国がウクライナのNATO(北大西洋条約機構)加盟に反対していると指摘し、「米国は実際にはウクライナをNATO加盟国として見ていない。単に話題にしているだけだ」と批判した。
さらに、NATO加盟が実現しない場合、ウクライナは軍の規模を150万人に倍増する必要があるとの見解を示した。
今後の外交日程についてゼレンスキー氏は、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、トルコを訪問する予定であることを明らかにしたが、具体的な日程は示さなかった。これらの訪問中に米国やロシアの当局者と会談する予定はないとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e086c446ee3756e8764dfa5c5f386235921d1560/images/000

⓭独国防相「米の譲歩は間違い」、ウクライナNATO加盟と領土巡り(2025年2月15日)

[ベルリン 14日 ロイター] -ドイツのピストリウス国防相は14日、ウクライナ戦争終結に向けた協議開始前に、トランプ米大統領がウクライナのNATO(北大西洋条約機構)加盟や領土について譲歩のカードを切ったのは間違いだったと述べた。
ミュンヘン安全保障会議の到着時、ピストリウス氏は「交渉の場でNATO加盟や領土変更の可能性について話し合った方がずっとよかっただろう」とした。
トランプ氏は12日、他のNATO加盟国やウクライナに事前に通知することなくロシアのプーチン大統領と電話会談を実施。ウクライナでの戦争終結に向けた交渉を直ちに開始することで合意した。
これについてピストリウス氏は、欧州諸国がウクライナとロシア間の和平協定維持に関与するのであれば、交渉にも関与する必要があると述べた。今後数年間、米国の支援なしに欧州は単独で和平協定を保証する立場にはないだろうとも指摘した。
ウクライナ領土を巡っては、ヘグセス米国防長官が12日、ウクライナが2014年以前の国境に戻るのは非現実的で、米政権はウクライナのNATO加盟がロシアによる戦争の解決策の一部になるとは考えていないとの見解を示した。
欧州ではこれに対し、和平交渉が始まる前にロシアに譲歩したなどとの批判が相次いだ。ヘグセス氏は13日、自身の発言について、戦場の現実を認識したものだとして擁護した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ccbc8cbafaa0541ef25c33a49a0892dedde0df5/images/000

⓮EU外相「米副大統領の演説はけんか腰」、ミュンヘン安保会議(2025年2月15日)

[ミュンヘン 14日 ロイター] – 欧州連合(EU)の外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は14日、ドイツで同日開幕したミュンヘン安全保障会議でのバンス米副大統領の演説について、米国が欧州に「けんかを売ろうとしている」ように感じられたとの見方を示した。
カラス氏は「あの(バンス氏の)演説はわれわれにけんかを売ろうとしているように聞こえたが、われわれは友人とけんかをしたいとは思っていない」と言明。その上で、同盟国はロシアのウクライナ侵攻のようなより重大な脅威に焦点を当てるべきだと指摘した。
バンス副大統領は14日、同会議の基調演説で、ヘイトスピーチや誤情報の規制を巡り欧州連合(EU)を激しく非難した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/81c22b5eb36f864356cd3cdd1d8967bd047f6689/images/000

⓯トランプ氏「欧州は言論の自由失いつつある」、副大統領演説に呼応(2025年2月15日)

[ワシントン 14日 ロイター] – トランプ米大統領は14日、欧州の人々は言論の自由を失いつつあるとの見解を示した。バンス米副大統領も同日ドイツで開幕したミュンヘン安全保障会議の基調演説で、ヘイトスピーチや誤情報の規制を巡り欧州連合(EU)を激しく非難した。
トランプ氏は大統領執務室で記者団に対し、ミュンヘン安保会議でのバンス副大統領の演説は好意的に受け止められたと主張。だが実際には、欧州では即座に批判の声が上がっており、会場近くにいたロイターの記者によると、人々はあぜんとした表情で拍手もなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7dc54b47ff91cbca5f94f58ef8b9886a81a4067/images/000

2025年2月17日 ウクライナ情報pdf → こちら


 

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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