
イマニュエル・パストリッチ氏:沈没してゆくアメリカ号を彼岸から見て
安保・基地問題核・原発問題国際政治【著書の概要】
日本の江戸文学、文化の研究を通して日本、韓国の文人精神を、そして自然と共生する日本人の知恵を高く評価する。日本は東アジアの平和を創造し、アジアと世界の平和のための新しいグローバル・システムを構築するために指導的な役割を果たせると断じる。
【著者について】
エマニュエル・パストリッチ 略歴 アメリカ中西部のセントルイス出身。高校からカリフォルニアに移り、1983年サンフランシスコのローウェル高校を卒業、イェール大学に入学(1983年)後、中国文学を専攻。1985年には、交換留学生として1年間、国立台湾大学に留学。イェール大学卒業後、東京大学に留学し、1992年に大学院総合文化研究科比較文学 比較文化専攻修士課程修了。修士論文は「江戸後期の文人・田能村竹田と「無用」の詩画」。1992年、アメリカへ帰国し、ハーバード大学東アジア言語文明学科に編入、日韓中小説研究の論文を起草。1998年よりイリノイ大学で東アジア言語文学科の助教授、教授として勤務。ジョージワシントン大学、韓国の慶熙大学に勤務。韓国滞在中に書いた『韓国人だけが知らない韓国』がベストセラーとなり、朴槿恵大統領の愛読書として知られる。英語、日本語、中国語で数多くの本を出版。2020年2月にも米大統領選の無所属立候補を宣言したが、資金難で選挙運動は中断。2023年2月に活動の拠点を東京に移し、アメリカ政治体制の変革や日米同盟の改革を訴えている。2023年にはアメリカ緑の党から米大統領選立候補し、キャンペーンを展開。アジアインスティチュート理事長。著書に『武器よさらば: 地球温暖化の危機と憲法九条』(東方出版 2019)『コロナ祟りに惑う日本』(デザインエッグ社 2023)『私は悪を恐れない』(同 2020)など。日本近世文学に関する論文も多い。

ワシントンDC、ソウル、東京、ハノイにオフィスを持つシンクタンクであるアジアインスティチュートの会長を務めました。パストリッチは、未来都市環境研究所の所長も務めています。パストリッチさんは、2020年2月に、米国大統領の立候補を独立者として宣言し、2024年にも立候補しています。