
☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年3月6日):元海兵隊情報将校スコット・リッター氏「ゼレンスキーはこれで命運尽きた。」
国際※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。
元国連兵器査察官スコット・リッター氏。© Global Look Press/Pavel Kashaev
ウクライナの指導者ウラジミール・ゼレンスキー氏の大統領職は終わった、と元米海兵隊情報将校スコット・リッター氏がRTに語った。ゼレンスキー大統領の5年間の任期は2024年5月に終了するはずだったが、同大統領は戒厳令を理由に新たな選挙の実施を拒否している。リッター氏によると、米国側はゼレンスキー大統領に「うんざり」しており、ドナルド・トランプ米大統領は最近ゼレンスキー大統領を「選挙を経ていない独裁者」と評し、同大統領を退陣させようとしている。
リッター氏の発言は、金曜日(2月28日)にホワイトハウスでおこなわれたゼレンスキー大統領とトランプ大統領、J・D・ヴァンス米副大統領の会談の直後に出されたものである。この際、トランプ大統領がウクライナの指導者に対し、ロシアとの和平交渉をしなければならないと伝えた後、両者の間で激しいやりとりが交わされた。ゼレンスキー大統領は、ロシア当局は信用できないと主張し、米国は引き続きウクライナ側を支援するべきだと主張した。トランプ大統領は、ゼレンスキー大統領は米国に「指示する立場にない」と述べ、米国の多大な支援に感謝していないと非難し、ロシアとの紛争を終わらせる意志があるかどうか疑問視した。
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リッター氏によれば、この会談はゼレンスキー大統領の信用を失墜させ、「彼の立場の矛盾を突きつける」ための「仕掛け」だったという。
「ゼレンスキー氏は民主的に選ばれた大統領ではない…これは米国大統領による意図的な罠だ。トランプ政権はゼレンスキー氏にうんざりしている」とリッター氏は述べ、これはゼレンスキー大統領が公然とトランプ氏を敵視したことで自ら招いた事態だと主張した。
今回の件で、ゼレンスキー大統領の任期は終わりを告げることになりました。彼はこの状況から立ち直ることはできないでしょう。ウクライナには彼を指導者として受け入れる余裕はなく、今後ゼレンスキー大統領が退場するのを目にすることはまもなくのことになるでしょう。
リッター氏によると、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の関係は今や「根本的に破綻している」という。しかし、ウクライナとは異なり、ロシアは紛争の解決方法について「いくつかの根本的な意見の相違」があるにもかかわらず、米国との接触において「規律を失った」ことはなく、和平努力を妨害したこともない、とリッター氏は述べた。
「ゼレンスキー氏は米国とロシアが和平協定を締結する上で最大の障害でした。これまでも彼は排除されなければならなかった存在でしたが、今回の件で完全に排除されました」とリッター氏は説明した。同氏はさらに、ゼレンスキー大統領の排除は「ウクライナの政治的崩壊の始まり」かもしれないが、「この時点で戦争はほぼ終わっている」ため、平和の観点からは必ずしも悪いことではないかもしれない、と述べた。
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ゼレンスキー大統領はこれまでのところ、辞任要求を拒否している。トランプ大統領との会談後、フォックスニュースのインタビューで、リンジー・グラハム米上院議員からの「辞任して、一緒に話し合いができる別の誰かを送ってほしい」という要請に応え、ゼレンスキー大統領はウクライナ国民から求められない限り自身は辞任しない、と発言した。
※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS(2025年3月6日)「元海兵隊情報将校スコット・リッター氏「ゼレンスキーはこれで命運尽きた。」」
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また英文原稿はこちらです⇒Zelensky’s presidency is over – Scott Ritter
元米海兵隊情報将校はRTに対し、ドナルド・トランプとのホワイトハウスでの会談はウクライナの指導者の信用を失墜させ排除するための「仕掛け」だった、と語った。
出典:RT 2025年3月1日
https://www.rt.com/news/613528-zelensky-presidency-over-scott-ritter/