【連載】真田信秋の多事争論

連載:日米合同委員会廃絶・抗議街宣(6)真田信秋

真田信秋

真田信秋の新連載「日米合同委員会廃絶・抗議街宣」が始まります。掲載は毎週土曜日になります。


 

□第二章 立ち上がる主権者たち(主体的国民) 主権者命令書
・木村三浩さん 一水会代表
2024年6月13日(映像から書き起こし)
 日米合同委員会と米軍基地は不要である

一水会の木村三浩でございます。この「みちばた」の甲斐さん、川口さんの訴えていることに非常に共鳴いたしまして、先月、麻布のニュー山王ホテル前で一緒に行動をとらせて頂きました。その時も訴えさせて頂きましたが、やはり日米合同委員会というものは、理不尽な会議なんですね。この日米合同委員会が行われていても、内容はまったく国民に知らせられていません。

官僚がアメリカの軍人といろいろと話し合いを行って交渉して、日本をどのようにアメリカが上手くコントロールするか、アメリカの基地を日本の中で、どのように運用していくかという事を決めているわけです。

本来ならばですね。地位協定も、そうですけれども、日米合同委員会は、もはや廃止されていいわけです。いらないんです。なぜかというと、2プラス2。国防省、さらには国務省、日本の外務省、防衛相が会議をすることが決まっているわけですから、2プラス2が決まった段階で、もう日米合同委員会の役割はなくなっているんです。この2プラス2も国会の承認を得ていないので問題ですが、創られてしまった。これらが、あるというのは何かというと、この日本が砂川闘争で明らかなようにですね、司法の判断すら、アメリカの政治的な力によって変えていく、日本をコントロールする。植民地化している、この証明に他ならないんですよ。

ですから、本来、外務省の交渉にあたっている北米局長や、外務省の役人の皆さんが、アメリカ側と交渉して、日本の利益を守るのが本来の姿ですけど、今や外務省は、この日米合同委員会によって、アメリカの意向を忖度している、忖度だけの役所になっちゃってるんですよ。

日本国民のための国益を守るのか、日本国民のための利益を守るのかというよりは、アメリカの顔色をうかがって、アメリカのために日本の国内で動いていると言われても過言ではないんです。こういう外務省の実態、あり方を変えていかなければならないのが我々の国民運動。また、右も左も関係ないです。日本の国の国益を守ろうとするのが、我々の原則的な考え方なんです。

私は東京の文京区で生まれて、その後、日野市に引っ越して、隣が立川基地があって、ベトナム戦争が盛んな頃に、輸送機がしょっちゅう空を飛んでいましたけれども、あの当時、米軍基地のゲート、また金網が続いていたものは、「これは異常だなと、なんでこんな米国の基地が多く存在してあるのか。異常だな」と思っていたんですが、立川基地は、今、昭和記念公園として返還されましたが、その先の横田の基地、これはまだ広大なフェンズがずっと続いています。

しかし、今若く生まれてきた人たちは、生まれた時から、そのフェンスが、自然のような形で存在しているから、何も疑問を持たなくなってきちゃっているじゃあないでしょうか。この米軍の基地が普通に存在していることが、当たり前のようになったら、大きな大きな間違いなんです。米軍基地があって、そこからPFOS、PFASも流れてますけども、この基地によって大きくアジアに対して、また世界に対して人殺しの行動が米軍基地によって行われていくのですよ。

それを我が国の、この敷地内からの出撃を許して看過してしまったならば、まったくもって、我々も人殺しと同様の罪を背負うことになると考えなければなりません。今こそなんとしても、日本にある130の基地。そして7212か所の通信施設や倉庫や米軍関連施設を、少しずつでも削減して、なくしていくのが、本来求められなければないし、その先頭にたつべきものが本来は外務省であるべきなんです。

何もやってないだから、アメリカの顔色ばかりうかがって。こんな害がある「害務省」は、一日も早く目を覚まして、しっかり日本国民のために働くことを考えなければならない。私はいろんな人に訴えていきますけれども、またこの「みちばた会議」これを、さらにさらに拡大して、みなさんと共に訴えて、行動を起こしたいと思います。

今日は東京都知事候補。郵政民営化で自民党を断固批判して、自民党を離党された小林興起さん。国士ですね。こないだも、小池さんの学歴詐称問題を厳しく追及する記者会見を開いた。小林さんが来られてますので、これで小林さんに交代しようと思います。

【ライブ中継】日米合同委員会を廃止せよ!外務省前 抗議街宣 2024/6/13
TTBジャーナル 2024年6月13日 23分より木村代表
https://www.youtube.com/watch?v=ckvrUiOKbr4&t=3196s

 


 

<連載:日米合同委員会廃絶・抗議街宣 真田信秋は、毎週土曜日に公開します。>

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真田信秋 真田信秋

真田信秋 ニコニコ動画、ニコニコチャンネルを中心に、多事総論チャンネルを展開中。 1977年生まれ、和歌山県田辺市出身。2004年より東京在住。 地方行政機関、民間企業10社以上の幅広い参画歴を持つ。 アマゾンキンドルにて電子書籍も公開している。 コロナ茶番前より医学不要論に習い、2017年10月より薬を一切飲んでいない。 ますます悪化する属国状態を憂え、国民、一人一人が独立宣言を行うことの結果として、国民総意の独立宣言を行う「日本国独立宣言」を唱えている。 独立言論フォーラム一般会員、ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)、日本列島100万人プロジェクトの趣旨に賛同するものである。

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