
5月20日のウクライナ情報
国際5月20日のウクライナ情報
安斎育郎
❶ウクライナが対ロ制裁強化を要請 トランプ氏きょう電話会談へ(KYODO, 2025年5月19日)
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、訪問先のローマでバンス米副大統領と会談した。ゼレンスキー氏はロシアが16日の直接交渉で停戦受諾に非現実的な条件を提示したと主張。無条件での停戦にロシアを同意させるため、米国による制裁強化を要請した。トランプ米大統領は19日にロシアのプーチン大統領と電話会談し、停戦も協議する予定。
ゼレンスキー氏がバンス氏と対面で会談するのは口論となった2月のワシントンでの会談以来で、終了後に「良い会談だった」と通信アプリに投稿した。会談には米側からルビオ国務長官、ウクライナ側はイエルマーク大統領府長官とシビハ外相が同席した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ef994836a1602648045241e1de76752150f7d0e/images/000
❷新教皇、ウクライナ大統領と会見 「平和への希望の象徴」(2025年5月18日)
【パリ時事】新ローマ教皇レオ14世は18日、バチカン市で行われた就任式後にウクライナのゼレンスキー大統領と会見した。
2人が握手する様子などを教皇庁の公式メディア「バチカンニュース」が伝えた。
ゼレンスキー氏は会見後、SNSへの投稿で、教皇を「平和への希望の象徴だ」と称賛。ロシアのウクライナ侵攻を終わらせるため「重要な役割を果たすことができる」と述べ、積極的な和平への関与に期待を示した。
レオ14世は就任式で国際情勢に触れ、侵攻で荒廃したウクライナが「公正で永続的な平和のための交渉を待ち望んでいる」と訴えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f415bf9e4c5b3f48979fc9b036decd0a16a016c8/images/000
❸ ハリコフでの動員風景(2025年5月18日)
女性達が拉致されかけた男を助けた💪
TCCは女を押して、女に手もあげる。
いつも思うけど、ウクライナ応援団はこのウクライナ人によるウクライナ人被害者のことは無視だよね。
違うウクライナ人ですか?やっぱりウクライナ人って数種類いる?
https://x.com/i/status/1924056958967099639
https://x.com/Mari21Sofi/status/1924056958967099639?s=09
❹【露宇交渉巡るゼレンスキー氏の発言は「極めて失礼」=鈴木宗男氏】(2025年5月17日)
「ゼレンスキー氏は何をもって外交的でない発言をするのか。そもそも停戦の意思がないのではと思えるような言動である」#今日のことば_Sputnik
交渉におけるロシア代表団の権限を巡るゼレンスキー氏の発言について、鈴木宗男参院議員は自身のブログでこのような見解を示した。
鈴木氏は、ロシア代表団についてゼレンスキー氏が「極めて失礼な見下した発言をした」と指摘。鈴木氏は、ロシア代表団には元駐日大使のガルージン外務次官やメジンスキー大統領補佐官など「その道のプロ」が含まれていると強調した。
交渉について鈴木氏は、次のように綴った。
「双方『わかりました、了解します』と言うような簡単なことではない。ここはしっかり後々につながる平和に向けての話し合いをしっかり行ってほしいものである」
https://x.com/sputnik_jp/status/1923696749916586263/photo/1
❺ゼレンスキーのウソ(2025年5月17日)
セレンスキーはプーチンと交渉することはないと言っていたが、今は直接会いたいと言っている。大統領選挙中、彼はロシアを愛し、プーチンに平和を求めるとも言った。
そして、政権についた初日から、NATO代表と結託してウクライナのナチ部隊を訓練し、武装させた。
彼は嘘の練習を積んでおり、説得力がある。何年もお笑いライブでエンターテインメントを演じた後、今はアクション映画のキャラクターを演じ、国を奈落の底に突き落とそうとしている
https://x.com/i/status/1923688219033600158
https://x.com/Z58633894/status/1923688219033600158?s=09
❻口論して以来のバンス氏との会談、ゼレンスキー氏「全ての米国人の支援とリーダーシップに感謝」(讀賣新聞、2025年5月19日)
【ワシントン=向井ゆう子】米国のバンス副大統領は18日、訪問先のローマで、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。両氏の会談は、2月28日にホワイトハウスで開かれた米ウクライナ首脳会談の場で激しい口論を繰り広げて以来で、今回の会談には関係修復の狙いがあるものとみられる。
2人は会談に先立ち、バチカンで開かれたローマ教皇の就任ミサにともに参列し、握手を交わしていた。会談には、米国のルビオ国務長官、ウクライナのアンドリー・イェルマーク大統領府長官も同席した。
会談後、ゼレンスキー氏はSNSに「良い会談をした」と投稿。トルコ・イスタンブールで行われたロシアとの停戦協議などについて話し合い、早期の無条件停戦の重要性や対露制裁の必要性などを訴えたという。投稿の最後では「全ての米国人の支援とリーダーシップに感謝する」と述べた。
2月の首脳会談の場では、バンス氏はゼレンスキー氏に「『ありがとう』と言え」などと迫っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f276c2f41359df23677a33423387fff5f5e8df2/images/000
❼【ハンガリー首相、ウクライナ問題で米国の立場に同調するようEUに呼びかけ】(2025年5月18日)
EUはウクライナ紛争の解決について、米国のアプローチに同調する必要があることを理解しなければならず、異なる道を進む意味はない。ハンガリーのオルバン首相がこのような考えを示した。
オルバン氏は、ハンガリーのテレビ局「TV2」の放送内で、もし欧州がウクライナでの停戦を目指し、制裁について「忘れ」、ロシアとの「通常の経済協力」に戻れば、それは「膨大な数の経済的機会」をもたらすだろうと述べた。
🗨️「米国とロシアの直接交渉、そしてその後、あるいはその前に、ロシアと欧州の交渉が必要だ。ロシアとウクライナの交渉では決してこの戦争は終結しない」
また、オルバン氏はプーチン大統領とトランプ大統領による早期の会談を期待していると明言。会談ではウクライナ紛争だけでなく、「制裁や経済協力の問題」についても議論する可能性があるとしている。
https://x.com/sputnik_jp/status/1923934454369632574
❽ロシア、ウクライナに開戦後最大規模のドローン攻撃(2025年5月19日)
クライナに対して戦争開始以降で最大規模のドローン攻撃を実施した。
ウクライナ空軍によると、複数の都市に計273機が襲来。機数はこれまで最も多かった今年2月の攻撃を上回った。
少なくとも女性1人が死亡したほか、4歳の子どもを含む3人が負傷したという。
19日にはトランプ米大統領がロシアのプーチン大統領と電話会談を行う予定。これに先立ち、ウクライナのゼレンスキー大統領はローマ教皇レオ14世の就任ミサに出席した際にバンス米副大統領やルビオ米国務長官と会談した。
ゼレンスキー氏は「ウクライナが現実的な外交に従事する用意があると再確認し、できるだけ早い完全かつ無条件の停戦の重要性を強調した」と語った。
ドイツのメルツ首相は、米ロ首脳の電話会談を前に自身と英国、フランス、ポーランドの首脳がトランプ氏と話をする方針だと明らかにした。これら4カ国の首脳は先週共同でキーウを訪れ、トランプ氏にはロシアへの新たな制裁を支持するよう呼びかけている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8534480783578892b0f50f527211be1797f8acd5/images/000
❾ロシア、米案より過大な停戦条件要求 4州軍撤退など=ウクライナ筋(2025年5月19日)
[イスタンブール 17日 ロイター] – ロシアが16日、ウクライナとの和平に向けてトルコ・イスタンブールで行った直接交渉で、停戦の条件としてトランプ米政権が4月に提示した案よりも過大な要求を突き付けた。事情に詳しいウクライナ政府高官の1人がロイターに明かした。
この高官によると、ロシアは併合宣言したウクライナ東部・南部4州からのウクライナ軍の完全撤退や、4州とクリミア半島をロシア領として承認することを求めた。
4州はロシア軍に占領されている地域が多いものの、一部ではウクライナ軍が踏みとどまって領土を保持している。米国の提案には、4州からの軍撤退は含まれていなかった。
また米国案では、クリミア半島だけはロシア領として正式承認されるが、4州についてはロシア占領地に限って事実上領土と認めると定められていた。
そのほかロシアは、ウクライナが大量破壊兵器を所有しない中立国家となり、国内に同盟国軍を駐留させないことや、戦争被害に関しては双方が補償の権利を放棄することも、停戦の条件にしたという。
米国案は、ウクライナが補償を受けると明示し、中立化を巡る条件は記していない。
ウクライナ政府高官は、ロシア代表団はこれらの停戦条件を口頭で伝え、文書化はしなかったと述べた。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は、ウクライナにこのような条件を提示したかどうかについてはコメントを拒否した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc738cbe93b0adab704ddcecb60bd9fee6c2a9f8/images/000
❿【戦況】遂にドネプロまで1km圏内!〜日曜版です🙂 ↕️‼️(ニキータ伝〜ロシアの手ほどき、2025年5月18日)
https://youtu.be/kvqAMnpXQjo
https://www.youtube.com/watch?v=kvqAMnpXQjo
⓫トランプ氏、プーチン氏と電話会談 ゼレンスキー氏とも ウクライナ和平について協議(2025年5月20日)
【ワシントン=坂本一之】トランプ米大統領は19日、ロシアのプーチン大統領と電話会談した。ロシアが侵略を続けるウクライナの和平に向け、停戦などについて協議したとみられる。ロイター通信が伝えた。また、ウクライナメディアによると、トランプ氏はウクライナのゼレンスキー大統領とも電話会談した。これに先立ち、バンス米副大統領とゼレンスキー氏は18日、訪問先のローマで会談し、停戦交渉や対露制裁を巡って議論した。
トランプ氏は17日、自身の交流サイト(SNS)で、プーチン氏と19日に「電話で話す」と表明。仲介を進めてきたロシアとウクライナの停戦交渉が停滞する中、状況を打開する狙いがある。北大西洋条約機構(NATO)加盟国首脳らとも協議する意向を示した。
ホワイトハウスは18日、バンス氏とゼレンスキー氏の会談について「停戦と永続的な平和に向けた交渉状況」などを話し合ったと発表。ゼレンスキー氏はSNSで対露制裁の必要性や防衛協力などを協議したと説明した。「できるだけ早く無条件で完全な停戦を実現することの重要性を強調した」と明らかにした。
両氏が対面で会談するのは、激しい口論となった2月のホワイトハウスでの米ウクライナ首脳会談以来だが、今回は双方がSNSなどで笑顔で話し合う写真を掲載し、良好な関係をアピールした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cff3556fa76a85bf64481e23ab01034430d3816
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1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。