
ジェフリーサックス教授が日本国会に向けて語る 前半
国際政治2024/12/16 第7回「戦争を止める時が来た!」 シンポジウム
12月16日(火) 衆議院第一議員会館 国際会議室にて Cease All Fire Now! 7th 戦争を止める時が来た が開催されました。
– 登壇者 –
和田春樹(東京大学名誉教授)
東郷和彦(元外交官)
羽場久美子(青山学院大学名誉教授)
伊勢崎賢治(東京外国語大学名誉教授・元アフガン武装解除日本政府特別代表)
田原総一朗(キャスター)
暉峻淑子(埼玉大学名誉教授)
動画:デモクラTV https://youtu.be/JyNucykwN50
■ 和田春樹氏 :ウクライナの窮状に深く同情するが、これ以上戦争をつづけても、ロシアに勝利することはできないし、おびただしい人々が殺され続ける。戦争当事国ではない日本政府は、中国、インド等と停戦促進の流れをつくるべきである。
■ 東郷和彦氏: 元外交官の視点から、トランプ当選後のプーチン、ゼレンスキー両者の発言変化について分析し、4つの関門(恐怖と安全保障問題など)があるが、停戦交渉の可能性はあると考える。トランプが、プーチンをヒットラーと見るか、合理的なディールができる相手と見るか。(動画17:30より)
■ 暉峻氏(96): ウイーン大学にいた時にバルカン半島の紛争に遭遇して以来、難民支援の活動に関わってきた。
■ 伊勢崎賢治氏: シリア、ガザの情勢を報告。停戦仲介者のジレンマについて言及。
■ 羽場久美子氏: トランプが大統領選挙に勝利して以来、元CIA幹部らによる、アメリカ政府に対する告発が始まっている。
それによると、歴史的に、朝鮮戦争、ベトナム戦争、ロシア・ウクライナ戦争、ニカラグアやチリなど多くの国々に対し、アメリカ政府は、戦争や圧力による政権転覆によって、体制を変え、それらの国の国民に犠牲にして、アメリカの影響下に組込んできた、我々はそれに従って働いてきた、とCIA元幹部らは訴えている。過去の反省も踏まえ、またアメリカの高関税政策に抗し、日本はアメリカの戦略のみに追随するのではなく、これからは近隣諸国やBRICS,グローバルサウスの国々との平和構築にも尽力すべきである。
2024/10/22 【今こそ停戦を】cease all fire now! 6 シンポジウム
10月22日(火)参議院議員会館で【10.22 今こそ停戦を】cease all fire now! 6 シンポジウム「殺すな」を開催しました。
デモクラTV:https://youtu.be/HIHdRPaeAdg
登壇者(事前録画を含む):羽場久美子(青山学院大学名誉教授・世界国際関係学会(ISA)アジア太平洋会長)、伊勢崎賢治(東京外国語大学名誉教授)、和田春樹(東京大学名誉教授)、岡本厚(元岩波書店社長)、Edwina Horl(Edwina Horl代表)、鈴木国夫(「市民と野党をつなぐ会@東京」共同代表)、マエキタミヤコ(環境広告サステナ代表)