【高橋清隆の文書館】:2025年06月07日08:43 釧路強制降機事件は上告棄却、マスク着用の判断避ける 谷本氏と総括

高橋清隆

マスク着用の「お願い」を聞かなかったため私、高橋清隆とともに飛行機を降ろされた谷本誠一・前呉市議がAIRDO(エアドゥ)を訴えた裁判で、上告が棄却されていることが分かった。最高裁の決定調書は5月23日付けで作成され、谷本氏に郵送されてきた。

調書(決定)

棄却理由は「事実誤認又は単なる法令違反を主張するもの」であって、民訴法312条が定める憲法解釈に誤りがあるか憲法違反を問うものに該当しないというもの。しかし、谷本氏は上告理由書で、定期航空協会が作成した「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」が憲法に抵触することを指摘していた。

控訴審になって被告のエアドゥ側が突然主張してきた「命令書」のひな形提示の虚構については、二審の口頭弁論で裁判官が気付きながらも、闇に葬られる形になった。

この訴訟の最大の目的は、飛行機搭乗に際しマスク着用が強制できるかどうかを問うことだった。それにもかかわらず、司法は最後までこの判断から逃げた。この点で司法への失望は、何より大きい。

今回の決定について5月28日、谷本氏と総括する動画を撮影した。ぜひ、ご覧いただきたい。

 

※なお、この記事は「高橋清隆の文書館」2025年05月10日 のブログ記事

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高橋清隆 高橋清隆

反ジャーナリスト。金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。元ローカル新聞記者。著書に『偽装報道を見抜け!』(ナビ出版)、『亀井静香が吠える』(K&K プレス)、『山本太郎がほえる~野良犬の闘いが始まった』(Amazon O.D.)など。翻訳にデーヴィッド・アイク『答え』第1巻[コロナ詐欺編](ヒカルランド)。2022年3月、メディア廃棄運動を開始。 ブログ『高橋清隆の文書館』http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/

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