【連載】百々峰だより(寺島隆吉)

百々峰だより(寺島隆義吉):『翻訳NEWS』素材情報2025-06-11   イスラエルと米国がイランに与えた教訓 「やはり核兵器はもっていないとだめだ!」

寺島隆吉

国際教育(2023/06/14)
SALT(Strategic Arms Limitation Talks戦略兵器制限交渉)
START(Strategic Arms Reduction Treaty戦略兵器削減条約)
ロシア核兵器3本柱(核戦略爆撃機、核戦略長距離ミサイル、核戦略潜水艦)
ポール・クレイグ・ロバーツ(Paul Craig Roberts 元米国財務次官)
ギルバート・ドクトロウ(Gilbert Doctorow、国際政治アナリスト、ベルギー在住米国人)
ニコライ・アザロフ(Nikolay Azarov 元ウクライナ首相、「ゼレンスキーの亡命」を予言)
アルチョム・ドミトルク(Artyom Dmitrukウクライナの国会議員、国外からキエフ政権を告発


ガザの子どもたちに対するイスラエルの憎悪は衝撃的!!
ガザの惨状 子どもたちの虐殺
https://strategic-culture.su/news/2025/05/22/israeli-hatred-for-children-in-gaza-is-shocking/


「翻訳グループ」の皆さん
Cc: 研究所の皆さん


欧米および日本の世論はウクライナ紛争に集中しているようです。そのおかげでイスラエルがどんなに残虐な行為を繰り広げていても、ほとんどお咎(とが)めなしの状態です。
なぜならガザでどんな光景が展開しているか誰も知らないからです。
しかし次の記事は「過去1日で数十人の子供を含む150人以上」が殺されたことを伝えています。冒頭の写真を見てください。
*Israeli hatred for children in Gaza is shocking(ガザの子どもたちに対するイスラエルの憎悪は衝撃的)
https://strategic-culture.su/news/2025/05/22/israeli-hatred-for-children-in-gaza-is-shocking/
May 22, 2025、By John J. DUNCAN Jr.


ところがこの記事では、イスラエル議会の公聴会で女医が「4歳の子どもが麻酔なしで切断手術を受けねばならない事態に耐えられない」と訴えたのに対して、その場にいた議員が、「治療を受けねばならないのはお前の頭だ」「お前は今まで会ったなかで最悪の医者だ」と叫んでいるのです。
いかにイスラエルのユダヤ人議員の倫理観が歪んでしまっているかを示す典型例ではないでしょうか。しかも、この女医はハマスが経営している病院ではなく、イスラエル人道支援センターNATANが経営している診療所の話なのです。イスラエルでは通常の人権感覚が全く麻痺しているようです。


さて、このようにガザ地区を初めとするパレスチナでは眼を覆いたくなるような惨状が広がっているのですが、それは、世界の求める和平交渉を意図的に踏みにじる苛烈な攻撃を、ゼレンスキーが繰り広げたおかげで消し飛んでしまいました。
それは次の記事によく示されていました。
*The Silence of the Bears(弱気者たちの沈黙)
https://strategic-culture.su/news/2025/06/09/silence-of-bears
June 9, 2025
この記事ではそのようすを次のように伝えています。

ここ数日、ウクライナとその支援者たちはロシアの戦略核爆撃機部隊への大規模な攻撃を試み、モスクワ行きの民間列車に橋を二つ崩落させ、ケルチ橋を攻撃し、ロシア将軍を爆弾で暗殺した。

これは明らかにトランプ大統領が求める「和平交渉」に逆行する戦術でした。このような大規模攻撃は、ロシアの報復攻撃を呼び起こすことは間違いないからです。
しかもこれは米ロ条約で保護されている爆撃機を攻撃しようとし米国がロシアと交わしていたSALT/START条約の脆弱性を悪用したものでした。


この事態を上記記事は次のように説明しています。

 トランプの補佐官たちは、ゼレンスキー、ひいてはNATOの支援者たちがSALT/START条約の脆弱性を悪用し、民間コンテナ内に隠蔽された無人機を用いて、米ロ条約で保護されている爆撃機を攻撃しようとしていたことを理解していたはずだ。
START条約第12条は、「空軍基地内のすべての重爆撃機を公然と公開展示する」ことを明確に義務付けている。この規定は、奇襲的な「先制攻撃」による核攻撃に備えるための信頼醸成措置(目視監視)だった。

つまり、ロシアの核兵器を装備できる戦略爆撃機は空軍基地内で公開展示されていたのですから、これを攻撃することは容易です。
この「目視監視」規程は、奇襲的な「先制攻撃」による核攻撃に備えるための「信頼醸成措置」だったのですから、ゼレンスキーはこのような「信頼措置」を自ら破り奇襲攻撃をかけたことになります。
ですから、プーチン大統領は「怒り心頭に発した」ことでしょう。プーチン氏がウクライナ全土を猛爆撃する行動に踏み切ったのも当然のことでした。


ゼレンスキー氏のこのような行動に対してトランプ大統領はどのように対応するのでしょうか。
トランプ大統領は「このような攻撃について私は知らされていなかった」と述べたようですが、もしそうだとすれば、トランプ氏がゼレンスキーをコントロールする力を失っていることになります。
つまりゼレンスキーは、米国の”Deep state”(あるいは英国のMI6)の指示に従っていたことになります。いずれにしても、このような事態に至っては、トランプ氏としてはもう仲介役を放棄せざるを得ないでしょう。
あるいは自分の指導に従わないゼレンスキーを放逐する手段を考えなくてはいけなくなるでしょう。事実、次のような声も出始めています。
*Ex-Ukraine PM predicts Zelensky will flee country (元ウクライナ首相Nikolay Azarovは、ゼレンスキーの亡命を予言)
https://www.rt.com/russia/618863-azarov-zelensky-resign-leave-ukraine/
9 Jun, 2025


とはいえ、プーチン大統領がこのような戦略爆撃機を攻撃に虚を突かれたのは、捕虜交換を念頭においた交渉優先政策の結果ではなかったのでしょうか。
戦場でプーチン大統領は圧倒的にウクライナ軍に勝利しているのですから、その勢いをスコット・リッターの主張するように「オデッサの占領」にまでもっていけば、キエフは防御に手を取られて、戦略爆撃機を攻撃するゆとりなどなかったはずなのです。
*The Odessa Moment(今やオデッサを攻め取るとき)
https://scottritter.substack.com/
May 17, 2025 Scott Ritter

あるいはオデッサではなくキエフ本部を直接たたくという手もあります。ロバーツ元財務次官(Paul Craig Roberts)は研究者ギルバート・ドクトロウ(Gilbert Doctorow)を孫引きしながら引用して次のように書いています。

数日前に私が示唆したように、オレシュニクによるキエフ中心部にあるキリロ・ブダノフ率いるウクライナのテロ活動本部への攻撃は、ウクライナとロシアの戦いにおけるテロの側面を完全に封じ込めることはできなくても、大幅に縮小させるだろう。なぜ待つ必要があるのだろうか?

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領とその側近がウクライナのどこにいても、オレシュニクが攻撃を仕掛ければ、ウクライナ政治は、今日私たちが目にしている茶番劇とは対照的に、和平交渉に向けた真の動きに向けて自由になるだろう。

しかし、なぜそこで止まるのでしょうか?西側諸国において、ロシアに屈辱的な敗北をもたらし、その屈服を推進している主導国は英国であると広く考えられている。先週末にウクライナが「スパイダーウェブ作戦」を実行した際、その立案者であり、おそらく協力者であったのも英国であると広く考えられている。

したがって、先週末のロシアの核三本柱への攻撃に対する最善の対応は、ロシアがイギリスの原子力潜水艦を数隻静かに沈めることだと私は考える。

ロシアへの報復攻撃でイギリスを支持する者はいるだろうか?誰もいない!トランプ氏は、キール・スターマー氏とその好戦的な閣僚たちを擁護することで、止めようのないロシアのミサイルによる瞬時の破壊の脅威にアメリカ全土をさらすつもりはない。

プーチン氏を心配し、彼の聖人のような寛容さを称賛する人たちに、私は1980年代に多国籍企業の上司から受け継いだ民間の知恵をもう一度繰り返したい。墓地にはかけがえのない人々が埋まっている、と。

御覧のとおり、ここでは、ギルバート・ドクトロウ氏は、情報局長官キリル・ブダノフがいるキエフ本部を極超音速ミサイル=オレシュニクで攻撃するだけでなく、今度の「核兵器三本柱のひとつ戦略爆撃機」への攻撃を裏で操った英国への警告として「イギリスの原子力潜水艦を数隻静かに沈めること」すら提案しているのです。


確かに捕虜交換は、ウクライナの牢獄に捕らわれ拷問を受けているロシア人兵士を一刻も早く解放し彼らを家族のもとに返すという意味では極めて大切な仕事であることは間違いないのですが、そのような交渉を優先することは闘いを長引かせ、いっそうの捕虜・戦死者を増やすわけですから、より広い意味でどちらが良策であるか分かりません。
ロシア側では6,000体以上もののウクライナ軍兵士遺体の返還も提案し、それをキエフも了解していたはずなのに、約束した当日は引き取り場所には誰も姿を現しませんでした。徴兵されて夫や息子を失った家族は、せめて丁寧に埋葬だけでもしたいと願うのは人情ですが、冷酷なキエフはそれすらも拒否しているのです。
戦死したウクライナ兵士の遺族は、最大36万ドルの政府支払いを受ける権利があり、つまり6000人の遺体の返還を受け入れると、予算がほぼ完全に欧米の援助に依存しているウクライナ政府には、20億ドル以上の費用がかかる可能性が生じます。だから受け入れを拒否しているのかも知れません。
が、もしそうであれば、これ以上の負け戦を続けて戦死者や捕虜を増やすのをやめて、即座に停戦・和平の交渉に応じればよいだけなのです。
しかし、自分の首をつなげるためだけに、英国やEUの指示に従って「ロシア政府の転覆」まで戦争を続けようとしているゼレンスキーにとっては、そのような要求に耳をかたむける余裕がないのかも知れません。


ここまで書いてきたとき、イスラエルがイランを攻撃したというニュースが流れてきました。この攻撃により、イラン革命防衛隊司令官、陸軍副司令官、そして数名の科学者が死亡し、核施設や住宅が破壊されました。
これは、米国とイランの間で各施設にたいする交渉が数日内に予定されていたなかでの攻撃でしたから、明らかに国際法違反でした。しかも報道によれば、トランプ大統領はこの攻撃を事前に知らされていたと言っているのですから明らかな裏切りであり、米国も国際法違反と言うことになります。
イランにしてみれば、いつかイスラエルからの攻撃があることは予想していたはずですが、まさか米国との交渉が予定されているときにイスラエルから攻撃を受けるとは思わなかったでしょうから、トランプ大統領への不信感は倍加するでしょう。
同じことはキエフによるロシア戦略爆撃機への攻撃についても言えます。トランプ大統領は、ロシアに対して「キエフとの直接交渉」を強く要請し「応じなければ強力な制裁を加えるとまで言っていたわけですから、その意をくんで捕虜交換を含む和平交渉をキエフと進めていたと考えられます。
その最中にロシア戦略爆撃機への攻撃がおこなわれたわけですから、イスラエルによるイラン攻撃と同じパターンが繰りかえされたことになります。これではトランプ大統領の外交交渉能力に疑問符がつくことになり、世界の世論にとって氏の権威は大きく失墜することになったと言ってよいと思います。
しかもイランにとっては「だからこそ核兵器をもたなくては」という思いを強めさせたことでしょう。だとすれば、トランプ大統領がイランと進めようとしていた核能力削減交渉そのものにも逆効果です。


さて、このイスラエルによるイラン攻撃について先述の元財務次官ポール・クレイグ・ロバーツは、どのような意見を述べていたでしょうか。気になって、さっそく調べてみたら次のような論考を載せていました。
*Will War Be the Hallmark of the Trump Administration?(戦争はトランプ政権の特質となるのか?)
https://www.paulcraigroberts.org/2025/06/13/will-war-be-the-hallmark-of-the-trump-administration/
June 13, 2025、Paul Craig Roberts
この論考で氏は次のように述べていました。

イスラエルの傀儡(かいらい)であるトランプ大統領は、計画されている攻撃を事前に知っており、米国はイスラエルを守ると述べた。トランプ大統領が攻撃を知り、介入せず、イランに警告もしなかったことから、米国は今回の攻撃に責任を負うべきである。
(中略)
ロシア、中国、イランの指導者にも責任がある。三国間の相互安全保障協定は、中東、ウクライナ、ヨーロッパ、そしてアジアに平和をもたらはずだから。なぜなら、イスラエルは、ロシアや中国との戦争になってまでも、イランを攻撃するつもりはないだろうから。
だとすると、相互防衛条約が締結されていないのは先見の明の欠如なのか、それとも単なる愚かさなのか


さらにロバーツ元財務次官はつぎのようにも述べていました。

イランの防空体制はどこにあったのか?
プーチン大統領は、イランがロシアのS-400防空システムをイスラエルに対して使用することを禁じたのだろうか?
報道で攻撃の兆候が示されたにもかかわらず、イランはなぜ油断していたのだろうか?なぜアラブ諸国とイランは、イスラエルとアメリカが常に主導権を握り、次々と撃破していくのを黙って見ているのだろうか?
彼らは愚かなのか、それとも反撃を恐れているのだろうか?

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この疑問は私が日頃いだいていた疑問と同じだったので共感をおぼえました。
というのは、ロシアのS-400防空システムは、今は亡きアサド政権の要請に応じてロシア軍が旧シリアに出動したとき、大きな力を発揮したことはよく知られた事実だったからです。
またロシア軍がシリア北西部でイスラム原理主義集団を一掃したとき、最後の「詰め」を誤って、一部の原理主義勢力を残存させたことがアサド政権崩壊に導いたことも、知る人ぞ知る事実でした。ロバーツ氏に「お人好しプーチン!」と揶揄(やゆ)される所以(ゆえん)です。
同じ状況がウクライナ紛争でも見られます。ロバーツ氏は次の論考で同じことを述べていました。

 もう一方の頬を相手に向けることで紛争を回避できるというばかげた信念の犠牲にならず、逆にロシアとの紛争を開始する代償を迅速かつ決定的に相手に思い知らせていれば、今さらプーチンは、ロシアの最優秀核兵器が最後の防衛線であることを自慢して、ロシア国民を安心させなければならない羽目に陥らなかっただろう。

*Having Eviscerated Russian War Doctrine Putin Now Brags on the Superiority of Russia’s Nuclear Weapons(自らの戦争原則を堅持せず、それを骨抜きにしながらプーチン大統領はいま、「ロシアの核兵器の優越性」だけを自慢している)
https://www.paulcraigroberts.org/2025/06/13/having-eviscerated-russian-war-doctrine-putin-now-brags-on-the-superiority-of-russias-nuclear-weapons(June 13, 2025 Paul Craig Roberts)

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要するに、プーチン大統領の今までの行動は、顔を叩かれたとき、もう一方の頬を相手に向けることで紛争を回避できると思わせるような行動だったというのです。
キリスト教の教えに従えば、これは倫理的には正しいことだったかもしれないが、戦争している相手には通用しない行動だったというのです。そんなことをすれば「ナメラレルだけ」ということになりかねないというわけです。
争いを避けるために自分が一歩退けば、相手はそれを弱さだと判断して、さらにもう一歩踏み込んでくるだけで、平和構築のためには何ら役立たないこともあり得るわけです。それをロバーツ氏は2022年の「特別作戦」以来、一貫して言い続けてきたのですが、いまだに理解してもらえない苛立ちを、ここで、もう一度、吐露しています。
プーチン大統領がこんな態度を続けていれば、すぐ終わる戦争も先が見えなくなります。なにしろ相手は、かつてソ連がアフガン戦争に引きずり込まれ10年後に崩壊した経験をふまえて、同じことを今度も実現したいと考えているからです。それにしても代理戦争を戦わされているウクライナ民衆にとっては、たまったものではありません。

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以上のようなことを念頭において、今回の『翻訳NEWS』素材情報を編集しました。
例によって「翻訳グループ」の皆さんは、食指の動くものから挑戦していただければと思いますい。
山野さん(仮名)お手数ですが、例によって「番号づけ」を御願いします。
また、すでに下訳済み・校正済み・掲載済みのものが混ざっているかも知れません。その節は、どうか御容赦ください。


 


○○○○Will War Be the Hallmark of the Trump Administration?
https://www.paulcraigroberts.org/2025/06/13/will-war-be-the-hallmark-of-the-trump-administration/
June 13, 2025 Paul Craig Robert
*PCRのプーチン批判、その4

○○○○Having Eviscerated Russian War Doctrine Putin Now Brags on the Superiority of Russia’s Nuclear Weapons
https://www.paulcraigroberts.org/2025/06/13/having-eviscerated-russian-war-doctrine-putin-now-brags-on-the-superiority-of-russias-nuclear-weapons/
June 13, 2025 Paul Craig Roberts
*PCRのプーチン批判、その3

○○○○Ukrainian attacks on Russian planes ‘Western’ intel op – Jeffrey Sachs
https://www.rt.com/news/619018-sachs-ukraine-drones-western-intelligence/
12 Jun, 2025
* ウクライナによるロシア機攻撃は「西側」の情報作戦 – ジェフリー・サックス

○○○○Does Western Civilization Have Enough Belief to Continue to Exist?
https://www.paulcraigroberts.org/2025/06/11/does-western-civilization-have-enough-belief-to-continue-to-exist/
June 11, 2025 Paul Craig Roberts
*PCRのプーチン批判、その2

○○○○Is Putin’s Soft Approach Bringing War in its Train?
https://www.paulcraigroberts.org/2025/06/10/is-putin-learning/
June 10, 2025 Paul Craig Robert
*PCRのプーチン批判、その1

○○○German leaders ‘pushing’ country into war with Russia – Moscow
https://www.rt.com/russia/618954-german-leaders-pushing-country-war-russia/
11 Jun, 2025
*ドイツがキエフに提供する予定の長距離ミサイルはドイツ軍の運用が必要! したがってドイツは、ナチスドイツに引きつづき、再びロシア戦に参加することになる!!

Russia hands bodies of over 1,200 soldiers to Ukraine
https://www.rt.com/russia/618952-russia-hands-bodies-ukraine/
11 Jun, 2025
*やっと遺体の交換が始まった! ロシアは1,200以上を渡し、受けとったのは27のみ!!

Russia has world’s most advanced nuclear weapons – Putin
https://www.rt.com/russia/618989-russia-most-advanced-nuclear-weapons/
11 Jun, 2025
*プーチン大統領の自慢 「ロシアは世界で最も先進的な核兵器を所有」

○○○○How to fact-check techno-feudalism?
https://strategic-culture.su/news/2025/06/10/how-to-fact-check-techno-feudalism/
June 10, 2025 Pepe Escobar
*Pepe Escobarの論説!西側の「偽のファクト・チェック」と闘うための国際会議!!

US to cut Ukraine aid – defense secretary
A peaceful end to the conflict is in Washington’s interests, Pete Hegseth has said
10 Jun, 2025
*キエフへの援助を削減!いよいよトランプ大統領もゼレンスキーに見切りをつけたか!?

The Silence of the Bears
https://strategic-culture.su/news/2025/06/09/silence-of-bears/
June 9, 2025 Alastair Crooke
*弱気派の沈黙はすぐに終わり、我々はロシアの決意についてより詳しく知ることになるだろう!!

Ex-Ukraine PM predicts Zelensky will flee country
https://www.rt.com/russia/618863-azarov-zelensky-resign-leave-ukraine/
9 Jun, 2025
*元ウクライナ首相Nikolay Azarovも予言するゼレンスキーの亡命!!
元ウクライナ首相Nikolay Azarov

Zelensky knows he’s losing – US senator
https://www.rt.com/news/618869-zelensky-know-losing-us-senator/
9 Jun, 2025
*米国上院議員Tommy Tuberville(共和党)の言!「ゼレンスキーも認めている敗北」

○○Russia and Ukraine conduct prisoner swap of under 25s
https://www.rt.com/russia/618845-moscow-kiev-pow-exschange/
9 Jun, 2025
*世論の批判に押されてキエフはやっと25歳以下の捕虜交換に同意!!

○○○Russia conducts ‘retaliatory strikes’ on Ukrainian airfield – MOD
9 Jun, 2025
*ウクライナ軍による「戦略爆撃機への攻撃というテロ行為」にロシア軍が反撃

○○○○Russia publishes names of fallen Ukrainian soldiers disowned by Kiev
https://www.rt.com/russia/618791-ukrainian-soldiers-names-list/
8 Jun, 2025
*家族は愛する人の運命を知る権利がある!! ロシア、キエフから疎外されたウクライナ軍兵士の戦死者の名前を公表!!!

○○○○Ukraine’s shame: Why Kiev refuses to take back its dead and wounded
https://www.rt.com/russia/618778-ukraine-pow-swap-dead/
7 Jun, 2025 15:12 By Nadezhda Romanenko
*キエフ最大の恥辱!!ゼレンスキーは死体・負傷者の捕虜交換を拒否!!!
6000遺体の受入は遺族補償金の支払い増、新兵を死地に送り込む資金減となる!!!

○○○○Kiev sends the living to die, but won’t accept its dead
https://www.rt.com/russia/618779-kiev-living-dead-accept/
Jun 7, 2025、Tarik Cyril Amar
*キエフは戦死者の捕虜交換も受け入れず、さらに兵士を死地に送る予定!その2

○○○Ukraine halts prisoner swap – Russian MOD
https://www.rt.com/russia/618774-ukraine-halts-prisoner-return-russia/
7 Jun, 2025
*キエフは戦死者の捕虜交換も受け入れず、さらに兵士を死地に送る予定!その1

○○○○Zelensky robbing families of dead soldiers – Ukrainian MP
https://www.rt.com/russia/618749-zelensky-looting-dead-soldiers/
7 Jun, 2025
* ウクライナの国会議員Artyom Dmitruk氏の告発!
「ゼレンスキーは税金泥棒だ!6,000体以上もの遺体受け取りを拒否して、戦死者の遺族から補償金を略奪している!!」(済み?)

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与党の国会議員Artyom Dmitruk氏が海外からゼレンスキーを告発
ウクライナの国会議員Artyom Dmitruk氏の告発
https://www.rt.com/russia/618749-zelensky-looting-dead-soldiers/(RTインタビュー、約22分)

○○○○Russia accuses Ukraine of self-inflicted genocide in feud over troop remains
https://www.rt.com/news/618775-ukraine-remains-zakharova-slutsky/
Jun 7, 2025
*キエフは捕虜交換を拒否し、「生きていても死んでいても」自国民を見捨てる気だ!!

○○○Who remotely Controls the Kiev Drones directed against Russia’s Strategic Airfields? Manlio Dinucci
https://www.globalresearch.ca/who-remotely-controls-the-kiev-drones-directed-against-russias-strategic-airfields-manlio-dinucci/5890044
June 07, 2025  Manlio Dinucci
*キエフ政権のロシア戦略爆撃機を攻撃させたのは誰か

○○○○The WHO Pandemic Treaty is the New World (Health) Order. Ending National Sovereignty in 2025.
https://www.globalresearch.ca/the-who-pandemic-treaty-is-the-new-world-health-order-ending-national-sovereignty-in-2025/5889977
June 07, 2025  Michael Welch, Dr. Meryl Nass, and James Corbett
*「WHOパンデミック条約」は国家主権が終焉を迎える新たな世界(保健)秩序。

Musk deletes Trump-Epstein post
https://www.rt.com/news/618780-musk-delete-trump-epstein-post/
7 Jun, 2025
*マスク氏、トランプ大統領とエプスタイン氏に関する投稿を削除

○○○○ Zelensky gave Putin ‘reason to bomb the hell out of’ Ukraine – Trump
Jun 6, 2025 23:13
*トランプ大統領でさえ明言!「ゼレンスキーは戦略爆撃機の公開基地を攻撃したのだから徹底的爆撃をされても仕方がない!!」

○○○New sabotage derails Russian locomotive near Ukraine
https://www.rt.com/russia/618720-belgorod-train-sabotage-explosion/
6 Jun, 2025
*これこそ「テロ行為」!ウクライナ近海で破壊行為によりロシアの機関車が脱線!!

Wagner PMC announces withdrawal from African country
https://www.rt.com/africa/618750-wagner-withdraws-from-mali/
6 Jun, 2025
*新生ワグナー(PMC民間軍事会社)がアフリカ諸国からの撤退を発表

○○○○Mass graves discovered in Libya
https://www.rt.com/africa/618674-mass-graves-discovered-libya/
5 Jun, 2025
*リビアで集団墓地が発見! カダフィ大佐が惨殺された後のリビア混乱!!この責任は米国とNATOか!!??

○○○○The Ever-widening War
https://www.paulcraigroberts.org/2025/06/06/the-ever-widening-war-84/
June 6, 2025、Paul Craig Roberts
*彼の不決断がさらに戦争を拡大する、相変わらずのPCRによるプーチン批判、その4(済み?)

○○○Ukraine has gone over budget for its military – finance minister
https://www.rt.com/russia/618696-ukraine-lacks-money-military/
5 Jun, 2025
*ウクライナは軍事費のため予算を超過した!!と財務大臣。不足額はこれまで100億~120億ドル程度と推定されていた。

○○○○Can Reality Any Longer Be Acknowledged?
https://www.paulcraigroberts.org/2025/06/05/can-reality-any-longer-be-acknowledged/
June 5, 2025、Paul Craig Roberts
*認識不足がさらに戦争を拡大する、相変わらずのPCRによるプーチン批判、その3(済み?)

Moscow accuses British NGO of subversive activities in universities
https://www.rt.com/news/618683-oxford-russia-fund-subversive-activities-fsb/
5 Jun, 2025
*モスクワ連邦保安局は、英国NGOを大学での破壊活動で非難

US blacklists seven African countries
https://www.rt.com/africa/618686-us-blacklists-seven-african-countries/
5 Jun, 2025
*ドナルド・トランプ大統領の新植民地政策!、アフリカ7カ国(チャド、コンゴ、赤道ギニア、エリトリア、リビア、ソマリア、スーダン)の国民の入国を全面的に禁止した!!

○○○○Lenin’s Question Is the Question of Our Time
https://www.paulcraigroberts.org/2025/06/05/lenins-question-is-the-question-of-our-time/
June 5, 2025 Paul Craig Roberts
*レーニン『何をなすべきか』を引用し相変わらずのPCRによるプーチン批判、その2(済み?)

Musk makes Epstein files claim about Trump
https://www.rt.com/news/618713-musk-trump-epstein-files/
5 Jun, 2025
マスク氏、エプスタイン氏にトランプ氏に関する告訴状を提出

Ukraine sentences exiled Zelensky critic to 15 years in jail
https://www.rt.com/russia/618689-shariy-guilty-verdict-treason/
5 Jun, 2025
*キエフ、亡命中のゼレンスキー批判者(ジャーナリストのアナトリー・シャリー)に懲役15年の判決

○○○○How Well Does Russia Understand the West?
June 4, 2025、Paul Craig Roberts.
*彼の「西側幻想」がさらに戦争を拡大する、相変わらずのPCRによるプーチン批判(済み?)

Israel as a Tool of U.S. Imperialism
https://libya360.wordpress.com/2025/06/03/israel-as-a-tool-of-u-s-imperialism/
June 3, 2025 Brian M. Napoletano
*アメリカの道具としてのイスラエル帝国主義

○○○○Ukrainian draft officers ordered to ‘capture’ 12 men a day – MP
https://www.rt.com/russia/618479-ukraine-conscription-quotas-mp/
2 Jun, 2025
*キエフの徴兵官は「毎日15名を確保」が新しいノルマとなった!!
ウクライナでは通りで犬をt構えるように徴兵官が若者を捕まえる
ウクライナでは通りで、徴兵官が犬を捕まえるように若者を捕まえる
https://www.rt.com/russia/617481-ukraine-forced-mobilization-putin/

○○○○How MI6 Helped HTS Seize Syria
https://libya360.wordpress.com/2025/05/31/how-mi6-helped-hts-seize-syria/
May 31, 2025 Kit Klarenberg
*英国のCIA(=MI6)はイスラム原理主義集団HISのシリア掌握をいかに助けたか。クラレンバーグの久しぶりの論考!!

○○○Behind the Azov-Brazil Connection: How Neo-Nazis Are Pushing to “Ukrainize” Brazil
https://libya360.wordpress.com/2022/03/16/behind-the-azov-brazil-connection-how-neo-nazis-are-pushing-to-ukrainize-brazil/
March 16, 2022  Brian Mier
*ブラジルよ、お前もか!??アゾフ海とブラジルの繋がりの背後:ネオナチがいかにしてブラジルを「ウクライナ化」しようとしているのか

○○○○Ukraine needed Western help to target Putin’s helicopter – Scott Ritter
https://www.rt.com/news/618302-putin-helicopter-ukraine-ritter/
29 May, 2025
*スコット・リッターの言!「ヘリコプターに乗ったプーチン大統領の暗殺計画はキエフとNATOの協同作業」!!(済み?)

○○US Policies at Home and Abroad: What Malcolm X Has Taught Us
May 30, 2025 Essam Elkorghli
https://libya360.wordpress.com/2025/05/30/us-policies-at-home-and-abroad-what-malcolm-x-has-taught-us/
米国の国内外政策:マルコムXが私たちに教えてくれたこと

France approves right-to-die law
https://www.rt.com/news/618332-france-assisted-dying-law/
29 May, 2025
*フランスも安楽死の流れに合流

Moscow targeted by major Ukrainian drone assault (VIDEOS)
https://www.rt.com/russia/618239-moscow-targeted-by-major-ukrainian/
28 May, 2025
*首都モスクワが42機ものドローンで攻撃されたが、それに対するキエフ攻撃は??(済み?)

Germany ‘sliding down to collapse’ – Lavrov
https://www.rt.com/news/618279-germany-collapse-ukraine-conflict-lavrov/
28 May, 2025
*自滅への道、ヒトラー時代のドイツに逆戻りか!?

Trump getting ‘filtered’ information on Ukraine conflict – Moscow
https://www.rt.com/russia/618275-trump-getting-filtered-information-ukraine/
28 May, 2025
*ウクライナ軍による「ロシアの民家・アパート・公共建築」への相継ぐ攻撃をトランプ大統領は知らない!!(済み?)
Here’s what they don’t tell you about ‘massive Russian strikes on Ukraine’
https://www.rt.com/russia/618166-russia-ukraine-drone-strikes/
26 May, 2025
*ウクライナ軍による「ロシアの民家・アパート・公共建築」への相継ぐ攻撃をトランプ大統領は知らない!!(済み?)

This nation is looking to become NATO’s war machine. What will Russia do?
https://www.rt.com/news/618225-natos-wild-card-poland/
28 May, 2025
*ポーランド再軍備は東欧の安定に役立つか

Trump vs. South Africa: Who is winning the clash over ‘white genocide’?
https://www.rt.com/africa/618247-ramaphosa-answers-trump-success/
28 May, 2025
*トランプ大統領も結局は「白人至上主義」?(済み?)

New Delhi slams Western narrative on India-Pakistan conflict
https://www.rt.com/india/618214-india-slam-western-narrative/
27 May, 2025
*インドとパキスタンの紛争に一番利益を得るのは誰か、一番損するのは誰か

○○○○Russian military expansion as the only guarantee of peace
https://strategic-culture.su/news/2025/05/26/russian-military-expansion-as-only-guarantee-of-peace/
May 26, 2025 Lucas Leiroz
*ゼレンスキー大統領への最後通牒「戦争は平和だ」!! まさにジョージ・オーウェル『1984』の世界!!!(済み?)

○○○○India surpasses Japan as fourth-largest global economy – New Delhi
26 May, 2025
*日本経済への「ブーメラン効果」!! ロシア制裁に加担してドイツと同じ運命をたどる!!

○○○○Trump bans Harvard from admitting foreign students
https://www.rt.com/news/618026-harvard-foreign-students-ban/
23 May, 2025
*名門ハーバード大学も、「言論の自由」と「留学生授業料という資金源」を失うか!?

○○○Most Germans would like to leave country – poll — RT World News
https://www.rt.com/news/618058-germans-leave-country-poll/
23 May, 2025
*ドイツ人も「ウクライナ疲れ」で国外に脱出か?

How China Is Quietly Aiding Israel’s Illegal Settlement Enterprise
https://libya360.wordpress.com/2025/05/23/how-china-is-quietly-aiding-israels-illegal-settlement-enterprise/
May 23, 2025、Razan Shawamreh
*アメリカの横暴に対抗できるのは中露だけだと思っていたのに!、その2 (済み?)

○○○○Hypocrisy, Thy Name is China!
https://libya360.wordpress.com/2025/05/22/hypocrisy-thy-name-is-china/
May 22, 2025
*アメリカの横暴に対抗できるのは中露だけだと思っていたのに!その1 (済み?)

○○○○○Israeli hatred for children in Gaza is shocking
https://strategic-culture.su/news/2025/05/22/israeli-hatred-for-children-in-gaza-is-shocking/
May 22, 2025、By John J. DUNCAN Jr.
*イスラエル軍のジェノサイド(集団大虐殺)は、「子どもの殺し」に象徴的!!

The Close Relations Between Putin and Zionism
https://libya360.wordpress.com/2025/05/21/the-close-relations-between-putin-and-zionism/
May 21, 2025
*プーチンがイスラエルに対してキッパリとした態度を取れない理由 (済み?)

☆寺島先生のブログ『百々峰だより』(2025/02/28)
*百々峰だより:「『翻訳NEWS』素材情報2025-06-11 イスラエルと米国がイランに与えた教訓 「やはり核兵器はもっていないとだめだ!」http://tacktaka.blog.fc2.com/blog-entry-747.html

らの転載になります。

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寺島隆吉 寺島隆吉

国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授

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