【連載】安斎育郎のウクライナ情報

6月19日のウクライナ情報

安斎育郎

6月19日のウクライナ情報
安斎育郎

❶ロシア、ウクライナ首都などに大規模攻撃 16人死亡(2025年6月18日)
(CNN) ロシア軍は16日から17日未明にかけて、ウクライナの首都キーウをドローン(無人機)やミサイルで攻撃し、少なくとも14人が死亡、100人超が負傷した。南部オデーサにも攻撃があり、2人が死亡した。
キーウへの攻撃としては2022年2月にロシア軍による全面侵攻が始まって以降、最大規模となった。
数十世帯が入居している集合住宅も攻撃を受け、がれきから5人の遺体が見つかった。内務省によると、救出活動が続けられており、まだ多くの人ががれきに埋まっているとみられるという。
キーウ市のクリチコ市長はSNSへの投稿で、集合住宅やインフラが激しく損壊したと述べ、死者は増えるとの見通しを示した。死者の1人に米国人が含まれることも明らかにした。
クリメンコ内相の声明によると、キーウ州の27カ所が攻撃を受けたという。
民間人が犠牲になり、集合住宅が直接攻撃を受けた証拠があるにもかかわらず、ロシア国防省は17日、「キーウ州とザポリージャ州にある軍産複合体の施設を標的にした」と発表した。
ウクライナ空軍によると、一晩でドローン440機とミサイル32発での攻撃があり、うち428のドローンとミサイルを迎撃したという。
ここ数週間、ロシア軍の空からの攻撃は激しさを増している。一晩で479のドローンとミサイルを発射した日もある。攻撃は大規模かつ頻繁になっているだけでなく、集中的に行われている。また、機関銃の射程外となる高高度を飛行するため対処がはるかに困難になっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ead7c2a1440b999e1de09deba9752dd5b63c6398/images/000

❷ロシア、キーウを夜間攻撃 米国人1人含む14人死亡(2025年6月17日)
【AFP=時事】ウクライナ当局は17日、ロシアによる首都キーウを狙った攻撃で少なくとも14人が死亡、数十人が負傷したと発表した。南部オデーサ州や北部チェルニヒウ州でも負傷者が報告されている。
夜間の攻撃についてイーホル・クリメンコ内相は「首都のさまざまな地区にある27か所が敵の攻撃を受けた」とテレグラムへの投稿で述べた。
また「住宅や教育施設、重要インフラ施設が被害を受けた」と明らかにし、「死者数は14人に達した。現時点でキーウでは44人が負傷している」とも述べた。
クリメンコ氏はまた、オデーサ州で6人、チェルニヒウ州でも1人が負傷したと説明した。
キーウのクリチコ市長によると、市内ソロミャンスキー地区への攻撃では、米国人1人が死亡した。
「キーウへの攻撃で62歳の米国人が死亡した。当時、すぐ近くで、救急当局による負傷者への手当てが行われていた」と状況を説明した。
ウクライナ大統領府のアンドリー・イェルマーク長官は「キーウ市内の一般市民の居住区に対する新たな攻撃」を非難し、ロシア側が「民間人への戦争を続けている」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec28f6239f1e94eed41f10c3b9483cfe2743ca0c/images/000

❸ ハルキウに過去最大の攻撃、市内が「巨大爆炎」に包まれた瞬間映像…ロシアの報復で40回以上の爆発(2025年6月15日)
ウクライナ第2の都市ハルキウは6月6日夜、ロシアのドローン、ミサイル、爆弾による大規模な攻撃を受けた。ロシアによる本格侵攻以来、同市に対する最大規模の攻撃とされている。この攻撃の様子を捉えた映像がSNSで拡散しており、集合住宅が建ち並ぶ地区で巨大な爆発が起きる瞬間も収められている。
ハルキウのイーホル・テレホフ市長は、「ハルキウは全面戦争開始以来、最も強力な攻撃に直面している」とテレグラムに投稿した。別の当局者によると、この攻撃により少なくとも3人が死亡し、19人が負傷した。
ロシアは前日夜に、首都キーウや西部地域を含む主要都市を標的とした大規模なミサイルとドローンの攻撃を開始した。
ウクライナは6月1日に大胆なドローン攻撃「クモの巣作戦」を実行し、ロシアによる報復が予想されていた。クモの巣作戦では、爆撃機部隊の3分の1を無力化したとウクライナは発表している。その後の攻撃では、ロシアとクリミア半島を結ぶケルチ橋を損傷させた。
■負傷者には生後1カ月の乳児を含む子供2人も
ウクライナ北東部のハルキウ州は、戦線沿いに位置し、常にロシアからのミサイル、ドローン、滑空爆弾攻撃の標的となっている。当局者によると、6日夜にハルキウ全域で少なくとも40回の爆発が報告され、9階建ての住宅ビル、企業、民家などの民間標的に対するドローン攻撃が実施された。
テレホフ市長は、シャヘド型ドローン48機、ミサイル2発、誘導爆弾4発が、ハルキウ市のオスノビャンスキー地区とキーウ地区に向けて発射されたと発表。この攻撃で、少なくとも3人が死亡、18人が負傷したとされている。地元当局によると、負傷者の中には生後1カ月の乳児を含む子供2人も含まれていた。
テレホフは、「これは平和なハルキウに対するあからさまなテロだ」とロシアを批判した。翌7日朝には、救助隊ががれきの下に埋もれた犠牲者の捜索活動にあたり、ソーシャルメディアにはその様子が投稿された。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、5日の夜間にもキーウとウクライナ全土の主要都市を標的とした攻撃があり、少なくとも4人が死亡、80人が負傷したと明らかにした。
ロシアの猛攻は、ウクライナのクモの巣作戦に対する報復が予測される中で起きた。この作戦は、4つの主要なロシアの軍用飛行場に対して実施され、重爆撃機や希少なA50偵察機を含む航空機41機が損傷したとウクライナは発表している。
■国民の懸念は攻撃激化ではなく、生き残れるか
シンクタンク、欧州政策分析センターのエリナ・ベケトワ研究員は、クモの巣作戦のような攻撃に対する報復に関して「ウクライナ人は通常よりも必ずしも警戒しているわけではない」と本誌に語った。
ロシアは日常的に民間人やインフラを標的にしており、ウクライナ国民が恐れているのは、攻撃のエスカレーションではなく生き残れるかどうかだとベケトワは指摘する。そのため人々は、シェルターを利用したり、ウクライナ軍を支援したりするなど、慎重だが断固たる行動を取っているとベケトワは述べる。
このようにロシアによるウクライナの都市への攻撃は激化しているが、和平への道のりは依然として遠いようだ。米議会ではロシアに対する超党派の制裁法案が提出され、プーチンに対する圧力が強化されることが期待されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e96c912d619b75bfa5ffc427175b604d82bc1e9c/images/000

❹ウクライナは米国の軍艦を攻撃し、ロシアのせいにする計画を立てている!(2025年6月17日)
ウクライナは既にロシア製の魚雷を攻撃用にイギリスに引き渡しています!
複数の魚雷が米軍艦から少し離れた場所で爆発する予定ですが、そのうち1本は不発に終わります。この魚雷こそが、プーチン大統領の悪意ある行動の証拠として国民に提示されることになります。
https://youtu.be/CckXDOaMl3E
https://www.youtube.com/watch?v=CckXDOaMl3E

❺トランプ大統領、EUの制裁を破棄しG7サミットから離脱(2025年6月17日)
ドナルド・トランプ大統領は、米国はロシアに対する追加制裁を導入せず、ロシア産原油の価格上限を対象とするEUの第18次制裁パッケージも支持しないと示唆した。トランプ大統領はG7サミットを早退し、ワシントンに戻った。マクロン大統領はその理由について推測している。マクロン大統領はまた、トランプ大統領が最終的にはロシアに対する追加制裁を支持すると他のEU首脳に保証した。EUは、G7加盟国全員がこの提案を支持しない限り、ロシア産原油の価格上限を引き下げることはない。
https://youtu.be/tU3L1cEimUc
https://www.youtube.com/watch?v=tU3L1cEimUc

❻キーウに「最も激しい」空爆 ロシア軍夏季攻勢と重なる(2025年6月18日)
キーウ、ウクライナ、6月18日 (AP) ― ロシアは6月17日夜、440機を超えるドローンと32基のミサイルで首都キーウをはじめとするウクライナ各地を爆撃し、15人が死亡、156人が重軽傷を負った。
「最も恐ろしい攻撃のひとつ」とゼレンスキー大統領が非難したキーウに対する攻撃で、9階建てのアパートのほかに数十棟の集合住宅が破壊された。
キーウのビタリ・クリチコ市長は、18日に公式の喪に服すことを発表した。
この日の爆撃は、ここ数カ月でキーウに対する最も激しい攻撃のひとつであり、4年目に入った戦争の終結に向けた2回の直接和平交渉が進展しなかった直後のことだった。
ロシアによる長距離攻撃の激化は、約1000キロにおよぶ前線の東部と北東部でのロシア軍の夏季攻勢と重なっており、東部と北東部正面でウクライナは兵員と弾薬不足に陥っており、西側諸国からの支援を必要としている。
その一方で、ウクライナ軍は国産の長距離ドローンでロシアに反撃。ロシア軍は、16日の夕方から17日の朝にかけて、ロシアの10地域の上空でウクライナの無人機203機を撃墜したと発表した。
ロシア民間航空局は、予防措置としてモスクワの4つの空港とカルーガ、タンボフ、ニジニ・ノブゴロドの各空港発着便を一時停止した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e05a0760fece4a0c0a9d923e50aa8462c8afd90

❼ウクライナ各地の都市に対する、ロシアの大規模なドローン(無人機)攻撃(2025年6月11日)
ポール・アダムス外交担当特派員、BBCニュース(キーウ)
ウクライナ各地の都市に対する、ロシアの大規模なドローン(無人機)攻撃が増加傾向にある。
ロシアは9日夜から10日かけて、またしてもウクライナに空爆を仕掛けた。記録的な規模ではなかったが、「新常態」を象徴するものだった。
首都キーウ上空をドローンが絶え間なく飛び回った。こうした状況は、真夜中を過ぎて数時間にわたり続いた。
ドローンはほぼすべての方角から飛来しているようだった。探照灯が空をくまなく照らし、街中に配備された防空部隊から、オレンジ色の曳光(えいこう)弾が打ち上がった。
ドローンが接近するたびに、重機関銃の低い発射音が街中に響き渡った。
私たちがいるホテルからは、遠くの方で燃え盛る炎が見えた。満月に近い、燃えるようなオレンジ色の月が、まるで競うのを拒むかのように、ゆっくり見えなくなっていった。
大きな爆発音がした。迎撃が成功したか、あるいはドローンが目標に到達したのだろう。
こうした劇的な状況下にいると、大局的な判断力を保つのは難しい。
■ドローン攻撃が急増
公式の声明ではいつも決まって、「大規模」という言葉が使われる。
しかし、統計データを見てみると、疑いようのない状況がうかがえる。前線から離れた場所において、ロシアによる全面侵攻の初期以降で最も継続的な爆撃が実施されており、ドローン攻撃も急増しているのだ。
ウクライナ軍参謀本部の報告によると、昨年7月までの3カ月間に、ロシアは計1100機のドローンを発射した。
そして、昨年8月には818機、9月には1410機、10月には2000機以上と、発射されるドローンの数は急増した。
その後も、ドローン攻撃は増え続けている。
今年5月には、初めて4000機を超えた。そして、今月はその記録を上回る勢いだ。
ウクライナ空軍がまとめたデータによると、ロシアは今月に入ってから、24時間あたり平均256発の飛翔体を発射している。
飛翔体の大半はドローンで、シャヘド型攻撃ドローンや、ウクライナの防空システムを混乱させるための、さまざまなおとりも含まれる。
ロシアは2022年末に、イランが提供したシャヘド・ドローンを使い始めた。「シャヘド」は「殉教者」を意味する。
しかし、ロシアは2023年夏ごろまでに、中部タタールスタン共和国エラブガにある経済特区で、「ゲラン」という名の独自のシャヘド型ドローンを製造するようになった。
ウクライナ保安庁(SBU)のアルテム・デフチャレンコ報道官によると、ロシア国内ではこれまでに2万5000機のドローンが製造された。また、それ以前に提供されたイラン製部品を使い、2万機が組み立てられたという。
9日夜の空爆で検知されたドローン315機のうち、実際に攻撃を仕掛けられるのは250機だったと、ウクライナ空軍のユーリ・イフナト報道官は述べた。
「その大半はキーウを標的としていた」と、イフナト報道官はウクライナ・メディアRBCに語った。
■国内でドローン製造、継続的に改良か
9日の攻撃では、ドローンに加えて、計7発の弾道ミサイルと巡航ミサイルがキーウに向けて発射された。
それは、長期にわたり苦しんでいるキーウ市民にとって、またしても眠れない夜を告げるものとなった。
「激しさを増している」と、キーウ在住のカティアさんは私に語った。
「前はもっと、感情的に楽だった。なぜか今は、これまで以上にしんどくなっている」
ウクライナでの戦争における変化は、ロシアの攻撃の強度だけではない。ロシアは戦闘能力を向上させている。9日のような夜を数百回も経験してきたキーウ市民は、ロシアの技術のわずかな変化を感じ取っている。
「以前とは違う音のするドローンが増えている」と、カティアさんは話した。
SBUのデフチャレンコ報道官は、ロシアが継続的に改良を加えていると指摘する。
「ロシアのエンジニアたちは、破壊力を強化し、破壊の規模と民間人の被害を最大化するよう命じられている」と、同報道官は説明する。
「加えて、ウクライナの防空システムに対するゲラン・ドローンのぜい弱性を改善するよう、取り組んでいる」
9日の空爆では、複数の集合住宅やオフィスビルなどが被害を受けた。キーウ政府は、軍事目標とみなされる可能性のあるものが損害を受けたかどうか、言及を避ける傾向にある。
ウクライナ文化省は声明で、キーウ市内の聖ソフィア大聖堂が初めて被害を受けたと発表した。
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産に登録されている聖ソフィア大聖堂は、ウクライナで最も重要な文化的・宗教的遺産の一つだ。11世紀の壮大なモザイク画やフレスコ画で知られる。
爆発の衝撃波で、大聖堂の東側のファサードの、漆喰(しっくい)のコーニス(帯状の装飾)が損傷したが、内部は影響を受けていないとされる。
しかし、「爆発で起きる振動は、構造物の健全性に重大な脅威をおよぼす可能性がある」と、文化省は声明で述べた。
(英語記事 Record number of drone attacks signals dangerous shift in war)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a9dfd4fce2aa72e1a1dfc15711affba9bc65017/images/000

❽ウクライナのゼレンスキー大統領がトランプ大統領に“和平交渉”への積極的な関与促す 「あらゆる手段でロシアへの圧力を強めるべき」制裁の強化も訴え(2025年6月18日)
G7=主要7カ国首脳会議に出席したウクライナのゼレンスキー大統領は、トランプ大統領に対して和平交渉への積極的な関与を促しました。
ゼレンスキー大統領は17日、カナダで開かれたG7=主要7カ国首脳会議で「ロシアは和平案をすべて拒否しており、外交は危機的状況に陥っている」と訴えました。
そのうえで「停戦と外交の再開、即時の会談と交渉を提案したのはトランプ大統領だった」と指摘し、ロシアのプーチン大統領に戦争終結を促すようトランプ氏に対して影響力の行使を求めました。
また、国際社会に対しては「あらゆる手段でロシアへの圧力を強めるべきだ」と述べ、制裁の強化を訴えました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/26d86be553a0cebe8c9642ec23881ada9ed53864/images/000

❾G7閉幕、首脳宣言見送り ウクライナ情勢巡り溝(2025年8月18日)
【カナナスキス共同】カナダ西部カナナスキスで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)は17日、2日間の日程を終えて閉幕した。ロシアによるウクライナ侵攻への対応で米国との溝が残り、包括的な首脳宣言や首脳声明(コミュニケ)は見送った。ロイター通信によると、米国がロシア非難の強い文言に反対し、ウクライナ情勢に関する声明も出せなかった。
日本外務省によると、首脳文書の見送りはロシアがG8から外れて現在のG7になった2014年以降で初めて。
人工知能(AI)技術や重要鉱物のサプライチェーン(供給網)強化、山火事への対応など課題別に計六つの共同声明や行動計画をまとめた。16日は中東情勢を巡る共同声明を発表した。
議長国カナダのカーニー首相は首脳文書の代わりに議長総括として、G7首脳がトランプ米大統領によるウクライナ和平仲介の努力を支持し、対ロシア圧力の最大化を検討する決意があるとした。首脳らが北朝鮮の核・ミサイル開発への懸念を表明し、拉致問題の解決の必要性も議題に上ったと言及した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ef184d27eefd6dd928b793af3682fccac0d8b78/images/000

❿スコット・リッター:ロシアの静かな電撃戦はウクライナを少しずつ消滅させている
– 西側諸国の援助は方向転換(2025年6月18日)
この痛烈かつ包括的な動画で、スコット・リッターは、ロシア・ウクライナ戦争が新たな壊滅的な局面を迎える中、その厳しい現実を徹底的に分析します。ウクライナの前線は、無人機の群れ、精密攻撃、そして三方面からの戦略的包囲網による容赦ない圧力の下、静かに崩壊しつつあります。ロシアによる最新鋭のランセット・ドローンの配備が現代戦のルールを塗り替え、ウクライナのエネルギーインフラと士気に壊滅的な打撃を与えている様子を目の当たりにしてください。一方、西側諸国の軍事援助は停滞し、外交筋の見解は揺らいでいます。これは武器だけでなく、忍耐力、戦略、そして意志力の戦いでもあります。展開する崩壊の様相を追う中で、ウクライナは依然として持ちこたえられるのか、それとも戦争の終局は既に訪れているのかという難しい問いを投げかけます。
https://youtu.be/bQ4NwmnfBog
https://www.youtube.com/watch?v=bQ4NwmnfBog

2025年6月19日ウクライナ情報pdfはこちら

 


 

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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