
7月3日のウクライナ情報
国際7月3日のウクライナ情報
安斎育郎
❶米、一部兵器の供給停止と報道 対ウクライナ、在庫減少で(2025年7月2日)
【ワシントン共同】米ニュースサイト、ポリティコは1日、米国防総省がロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、一部の対空ミサイルや精密誘導弾の供給を停止したと報じた。米国の在庫が急激に減少していることを受けた措置という。第2次トランプ政権下では、ウクライナへの防衛支援を弱める動きが相次いで伝えられている。
対象のミサイルと誘導弾は、バイデン前政権下で提供が決まっていた。
ヘグセス国防長官は6月、下院歳出委員会の国防小委員会で、ウクライナへの軍事支援を2026会計年度(25年10月~26年9月)予算で削減する考えを示していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f795bb26928bab11ca3592f0fb24e7bc1db5a6da
❷ロシア情報機関トップ、米CIA長官と「今後いつでも電話」で合(ロイター編集、2025年6月30日)
[モスクワ 29日 ロイター] – ロシアの情報機関である対外情報局(SVR)のナルイシキン長官は、米中央情報局(CIA)のラトクリフ長官と電話会談し、共通の関心事について今後いつでも協議することで合意した。ロシア国営テレビのパベル・ザルビン記者に語った内容が29日公開された。
ナルイシキン氏は「互いにいつでも電話し、われわれが関心を持つ問題について話し合う可能性を確保した」と語った。
ロシアメディアによると、ナルイシキン氏がラトクリフ氏と電話で協議するのは今年3月以来という。
https://jp.reuters.com/world/ukraine/PSTK4Q2JH5MXTOOFM6PVLDWW3Q-2025-06-30/
❸ ウクライナ戦争の本当の始まりは2014年のマイダン革命(2025年7月1日)
6月29日にTHE CORE FORUM 2025夏 TOKYOが開催されました。
そのなかでのニコライ・ノズドリェフ駐日ロシア大使の注目発言の一部を切り抜いてYouTubeで公開いたします。
https://youtu.be/eFT6-FGWbz4
https://www.youtube.com/watch?v=eFT6-FGWbz4
❹ポクロフスク周辺でロシア軍が怒涛の進軍!(2025年7月1日)
ロシアが制裁回避の石油タンカーを軍艦で護衛し始め、ポクロフスクでは包囲戦が激化。陸海での戦略が急速に進展中。「VOICEVOX Nemo」
https://youtu.be/ow7wtG9dhCM
https://www.youtube.com/watch?v=ow7wtG9dhCM
❺ウクライナ兵士が戦争の暗い真実を明かす(2025年7月1日)
真実を隠し切れなくなった時、何が起こるのか?
かつて最前線に忠誠を誓っていたウクライナ兵士が、沈黙を破り、ウクライナ戦争の背後にある暗い真実を暴き出す。強制動員や残酷な命令、最前線での衝撃的な告白など、メディアが報じることのない紛争の知られざる一面を明かす。
兵士たちが使い捨ての肉のように扱われ、捕虜がどのように扱われたのか、そしてゼレンスキー大統領とウクライナの指導者について彼が本音を語る。
両方の立場を聞くべきだと考えるなら、このインタビューは見逃せない。
https://youtu.be/FgQIGJridE0
https://www.youtube.com/watch?v=FgQIGJridE0
❻ウクライナロシア戦争最新戦況!ロシア軍シヴェルスクを襲撃「ポクロフスク防衛線が限界に追い込まれる」(2025年6月30日)
https://youtu.be/tTzoD3mWTws
https://www.youtube.com/watch?v=tTzoD3mWTws
❼スコット・リッター:ポクロフスクでウクライナの血が流れる – NATOの装備も彼らと共に消滅、送られたものは全て失われた!(2025年7月1日)
この衝撃的な分析で、スコット・リッターはポクロフスクで実際に何が起こったのかを分析する。ウクライナの精鋭部隊が血を流し、NATOの最新鋭軍事装備が破壊されつつある最前線だ。
拠点となるはずだった場所は墓場と化した。
ミサイル攻撃からドローンの失敗、包囲から補給基地の破壊まで、リッターはロシアが単なる攻撃にとどまらず、NATOの代理戦略の基盤を崩壊させたことを明らかにする。ポクロフスクは最後の幻想だった。今、そこにあるのは血と炎と瓦礫だけだ。
🎯 ウクライナの精鋭旅団が孤立した理由
🎯 NATOのシステムはどのような展開を見せ、失われたのか
🎯 ロシアの計画的な進撃が西側諸国の兵站体制をいかに壊滅させたのか
🎯 この崩壊が戦争の次の局面に何を意味するのか
これは単なる敗北ではない。完全な戦略的崩壊だ。
https://youtu.be/4f7baslAQP4
https://www.youtube.com/watch?v=4f7baslAQP4
❽ウクライナ人はロシア語を話す人を防空壕に入れない!ザハロワ(ロシア、2025年7月1日)
https://youtu.be/oj1fT_tNlGE
ウクライナでは、ロシア語に対する闘いが新たな段階に達しています!
最新のブリーフィングで、ロシア外務省のマリア・ザハロワ代表は、ウクライナ紛争とイラン・イスラエル紛争をめぐる情勢について語りました。
https://www.youtube.com/watch?v=oj1fT_tNlGE
❾ベンジャミン・アベロウ:西側がウクライナ戦争を招いた理由(2025年6月30日)
※安斎注:1時間以上の映像ですから、飛ばし読みして下さい。
ベンジャミン・アベロウは、核政策のアナリスト、著者、ロビイストです。アベロウは自身の著書『How the West Brought War to Ukraine(いかにして西側がウクライナに戦争をもたらしたか)』について語ります。
https://youtu.be/71hC8hgna38
https://www.youtube.com/watch?v=71hC8hgna38
❿プーチンは500発以上のミサイルとドローンでウクライナを攻撃、NATOは航空機を緊急発進させた(2025年6月30日)
https://youtu.be/L0Xo-YPkKCk
ウクライナの当局者が日曜日に語ったところによると、ロシアは一夜にしてウクライナに対して最大規模の航空攻撃を開始した。ウクライナ空軍によれば、ロシアは477機の無人機とおとり、60発のミサイルを含む合計537発の航空兵器をウクライナに向けて発射した。そのうち249発は撃墜され、226発は電子的に妨害された可能性が高く、失われた。
https://www.youtube.com/watch?v=L0Xo-YPkKCk
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1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。