「議会制民主主義」と「子供の行動」 宮城道雄(市民記者) 2025年6月22日

宮城道雄(市民記者)

電車、バスの車内、街中で泣き叫ぶ子供の声が聞かれる事が有ります。乳飲み子の場合はおむつの交換、ミルクの催促と思われますが、その他については、自分の思い通りに成らない事でのものと考えられます。そして、僕大きくなったらオリンピックで金メダルを取るんだと話す子供の夢に対して、否定する発言は絶対に言うべきでは有りません。それは、やって見ないと分からないからです。子供には、その可能性が有ります。

しかし、国政の場で、有権者を欺くかのように、実現の可能性が見込まれない、「悪意のない詐欺的政策」を掲げ行動する政党、政治家の、メディアの視聴率に貢献すると思われる行動が見られる様に成りました。

日本は、「議会制民主主義」の制度で国政を行う事の決まりが有ります。つまり、多数の意見を尊重して従うべきなのです。しかし、選挙後も、政権政党の政策を批判、関係する議員の金銭問題、プライベートの問題の追及をしている、「令和新撰組、山本太郎代表」、「保守党、百田尚樹代表」、「参政党、神谷宗幣代表」など少数政党は国民の支持も少数なので有り、国民受けを狙っているのかと思えます。

現在政権政党の、「自民党」、「公明党」は、多くの国民の支持を受けてのものです。「石破首相」も国会で多くの議員の支持を得ています。その国会議員も、各選挙区で選出されているのです。安易な、政策批判は、選挙の投票で、国政を託した有権者を批判している事に成る事を認識しているのでしょうか。選挙終了後は、その結果を尊重して、潔く国政を任せるべきです。しかし、思い描く政策が行われない為に、思い通りに成らず泣き叫ぶ子供の様に、理想とする政策を叫ぶ行動は、「議会制民主主義」に反する、「大人としてあるまじき行為です」。国政は、その判断を国民に、選挙と言う手段で「ゆだねて」いるので有り、選挙の結果は厳粛に受け止め、不要な争いは避け、「和を以て貴しとなす」、一致団結する事が、現状の日本には求められているのではないでしょうか。

少数政党の、「令和新撰組、山本太郎代表」、「保守党、百田尚樹代表」、「参政党、神谷宗幣代表」、その他の野党政党には、纏まりの有る日本の実現に、大人としての行動、現状で出来る事と出来ない事の判断は、選挙結果が決めた、国民の負託を受けた政権政党に任せて欲しいものです。「やって見ないと分からない」は、子供の話です。大人は、ルールを守り、状況判断して行動するのです。成人した政治家としての行動を望みます。

「靖国の英霊」もあの世で、「一致団結」、「一致団結」、「一致団結」と叫んでいます。

2025年6月22日(日)
批評家 みちお

宮城道雄(市民記者) 宮城道雄(市民記者)

ご支援ください。

ISFは市民による独立メディアです。広告に頼らずにすべて市民からの寄付金によって運営されています。皆さまからのご支援をよろしくお願いします!

Most Popular

Recommend

Recommend Movie

columnist

執筆者

一覧へ