【連載】安斎育郎のウクライナ情報

7月14日のウクライナ情報

安斎育郎

7月14日のウクライナ情報
安斎郁育郎

❶ウクライナ、ロシア西部にドローン攻撃 戦闘機・ミサイル工場標的(ロイター、2025年7月12日)
[キーウ 11日 ロイター] -ウクライナは11日、ロシア西部モスクワ州の戦闘機工場とトゥーラ州のミサイル製造施設へのドローン(無人機)攻撃により、両施設で爆発と火災が発生したと発表した。
ウクライナ軍によると、これら施設ではミグ戦闘機や対空ミサイルが製造されていた。
一方、ロシア国防省は、モスクワに向かっていた11機を含む計155機のウクライナのドローンを撃墜したと発表。トゥーラ州のミリャエフ知事はテレグラムへの投稿で、同州へのウクライナ軍の攻撃で1人が死亡、1人が負傷したと述べた。
ロイターはいずれの主張も確認できていない。
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❷ 米、ウクライナ軍事支援再開 ゼレンスキー氏が表明(ロイター、2025年7月12日)
[キーウ 11日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、米国がウクライナに対する軍事支援を再開したと明らかにした。
ゼレンスキー氏は、ウクライナを来週訪問するトランプ米政権のケロッグ特使(ウクライナ・ロシア担当)と軍幹部が協議するとしている。
現地の報道によると、ケロッグ氏は14日に首都キーウに到着予定。1週間滞在するという。
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❸ ゼレンスキー氏「米の政治的シグナル受け取った」、軍事支援再開巡り(ロイター、2025年7月11日)
[キーウ 10日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、トランプ米大統領との協議は建設的だったとし、米国の軍事支援再開に必要な全ての政治的シグナルを受け取ったとの認識を示した。
ゼレンスキー大統領はローマでの記者会見で、米国からの今後の武器供給の日程と詳細を把握していると説明。同時に、ウクライナ支援国会合への米国代表の参加に称賛の意を示した。
防空用の迎撃ミサイルシステム「パトリオット」の取得についても米国と協議中だと言及。ウクライナにはさらに10基のパトリオットが必要であり、現在チームが資金調達に取り組んでいると述べた。
また、駐米大使を交代させ、ウメロフ国防相を後任に充てる案を検討していることも明らかにし、ロシアとの戦争において防衛力強化を目指すにあたり、ウメロフ氏は適任との見方を示した。
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❹ウクライナで激化する「心理戦」 爆撃機破壊で核威嚇退け、露は停戦破りで英仏軍派遣牽制(産経新聞、2025年7月12日)
※安斎注:産経新聞の記事であることを承知の上でお読み下さい。
ロシアが侵略するウクライナの戦争で、米欧も巻き込んだ「心理戦」が激しさを増している。米欧の支援をつなぎとめるために動くウクライナと、離間を図るロシア。戦争の行方を見通すには軍事的成果だけでなく、戦況の裏に隠されたメッセージを見抜く必要がある。ロシア、ウクライナ両国の心理戦を、防衛研究所の兵頭慎治研究幹事と読み解いた。
心理戦の特徴が出たのは6月、ウクライナの無人機(ドローン)がロシアの戦略爆撃機を次々に破壊した作戦だ。
戦線から遠く離れたロシアの軍事基地で駐機していた爆撃機に対し、民間トラックを偽装して運搬されたドローンが攻撃。米国は露爆撃機10機以上が破壊されたと分析している。
兵頭氏が注目するのはロシアの報復手段だ。
ロシアは公表されている核使用の基本方針で、通常兵力による攻撃にも条件付きで核報復ができると定め、ウクライナや同国を支援する米欧を牽制(けんせい)。一部の国は長距離ミサイルの供与を控えるなど、支援にも影響してきた。
だが、今回、ロシアは報復をウクライナの首都キーウへのミサイル・ドローン攻撃に止めた。
兵頭氏は「ウクライナは爆撃機を攻撃してもロシアが核兵器を使わなかったと示すことで、欧米に核を恐れず、より積極的に支援するよう呼び掛けられた」と分析する。核威嚇の化けの皮が一枚はがれたというわけだ。
一方、ロシアが4月の復活祭にあわせて一方的に短期停戦を呼びかけながら攻撃をやめなかった矛盾は、英仏に対する心理戦という補助線を引くと説明がつくという。
ポイントは、英仏などが有志国と協議を進めている停戦後の監視や平和維持のためのウクライナへの部隊の派遣だ。
ロシアが停戦期間中も攻撃をやめない「停戦破り」をしたということは、将来、停戦が成立して英仏がウクライナに部隊を派遣すれば、停戦期間中であってもロシアから攻撃される懸念が拭えないことになる。
兵頭氏は「英仏中心の部隊派遣構想がトーンダウンしている背景には停戦破りによるロシアの脅しがある」と解説する。
露領内の爆撃機をウクライナが破壊する一方、ロシアはウクライナ東部と南部の占領地域をジリジリと拡大。兵頭氏は「両国とも戦況の好転を優先するモードに入っている」と分析する。兵頭氏は「停戦機運はさらに遠のいている」としており、今後も戦況に隠されたメッセージを読み取っていく必要がありそうだ。(荒船清太)
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❺ ウクライナ情報機関幹部がキーウで何者かに射殺 防犯カメラ映像公開(テレ朝ニュース、2025年7月11日)
ロシア国内での破壊工作などに従事するウクライナの情報機関の幹部が首都キーウで何者かに射殺されました。
ウクライナ・メディアが10日に公開した防犯カメラの映像です。
ウクライナ・メディアによりますと、建物から出てきた男性はウクライナ保安庁のイバン・ボロニッチ大佐とされています。
映像には拳銃を持った男がボロニッチ大佐に近付いて複数回、発砲する様子が映っています。
ボロニッチ大佐は、その場で死亡が確認されました。
男は現場から逃走し、地元警察が行方を追っています。
ウクライナ保安庁は先月、ウクライナがロシアの空軍基地へ仕掛けた「クモの巣作戦」を実施したほか、ロシアの要人の暗殺などに従事しているとされています。
画像:Ukraiinska Pravda
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❻ ロシア軍大進撃!ウクライナの防衛線は崩壊寸前!(2025年7月10日)
ロシア軍はウクライナ領土の奥深くまで進撃を続け、防衛線は崩壊し始めています。この緊急最前線レポートでは、戦略的成果、反撃の失敗、そしてウクライナ軍への圧力の高まりなど、ロシア・ウクライナ戦争の最新情勢を分析します。
これは戦争の転換点となるのでしょうか?NATOと西側諸国はウクライナへの支援に十分な対応をしているのでしょうか?主要メディアが報じないリアルタイムの分析と事実を入手してください。
独占映像、専門家の解説、そして今後の展開に関する洞察を最後までご覧ください。
ロシア軍、大規模進撃!ウクライナの防衛線は崩壊しつつある!
https://youtu.be/wqxveFw81wU
https://www.youtube.com/watch?v=wqxveFw81wU

❼ダニエル・デイビス中佐、BBCラジオ出演/トランプ大統領がウクライナに武器を送った(2025年7月12日)
https://youtu.be/L7sEyM9PgN0
https://www.youtube.com/watch?v=L7sEyM9PgN0

❽トランプはバイデンのライト版になった /ダニエル・デイビス中佐(2025年7月12日)
このセクションでは、トランプ大統領のウクライナ政策、特に軍事援助と迎撃ミサイルに関する一貫性に欠け、ますますバイデン寄りの姿勢を見せていることに対する懸念と批判の高まりを強調します。
要点:
ロシアの一貫性 vs. 米国の翻弄:
ロシアの指導者たち(プーチン、ラブロフ、将軍、外交官)は、紛争を通じて一貫した立場を維持してきました。一方、米国は、特にトランプ政権下では、頻繁に立場を変えてきました。トランプは独自の「アメリカ第一主義」政策を採用すると予想されていましたが、現在の彼の行動はバイデンのアプローチに近づきつつあり、「ライト版バイデン」になっているとの批判を招いています。
トランプ氏を形作る西側諸国からの圧力:
講演者は、トランプ氏が選挙運動で繰り返し述べ、米国の関与を終わらせるとの以前の断固たる姿勢にもかかわらず、西欧同盟国とウクライナのゼレンスキー大統領からの圧力が、トランプ氏に以前の姿勢を撤回させる影響を与えたと主張している。
米国指導部における混乱と矛盾:
トランプ氏自身、武器の供給の断続的な再開や防衛援助に関する決定についての質問に対する回答は曖昧なものとなっている。これは、トランプ氏が自らの管轄下にあるはずの決定を認識できていないように見えることから、米国の外交・防衛政策の真の責任者は誰なのかという疑問を提起する。
迎撃ミサイルの不足:
米国は、ウクライナ、イスラエル、そして紅海での作戦への継続的な関与により、パトリオット迎撃ミサイルをはじめとする防空システムの備蓄を枯渇させている。国防総省高官は、現在の生産量(年間約600発)は、特にロシアの頻繁かつ大規模なミサイル使用と比較すると、必要量をはるかに下回っていると警告している。
https://youtu.be/RtgNQBt9q_Y
米国国家安全保障に対する戦略リスク:
米国の備蓄を十分なペースで補充しないまま、迎撃ミサイルを海外に配備し続けることは、米国の国家安全保障を危険にさらすと見られています。将来、中国や中東などとの紛争が長期化した場合、米国は重要な防衛資産を枯渇させる可能性があります。
ロシアに対するトランプ大統領の失望の高まり:
7月3日のプーチン大統領との電話会談でプーチン大統領がロシアの強硬姿勢を再確認した後、トランプ大統領はプーチン大統領への不満を表明したと報じられています。トランプ大統領は無条件停戦を強く求めていましたが、ロシアは妥協の兆しを見せませんでした。
結論:
トランプ大統領の政策は、当初の公約から遠ざかり、より不安定で事後対応的なものになっています。これは、米国のミサイル保有量の減少とリーダーシップの不明確さと相まって、戦略的一貫性のなさ、そして国内外におけるリスクの増大という憂慮すべき状況を浮き彫りにしています。
https://www.youtube.com/watch?v=RtgNQBt9q_Y

❾速報:ロシアのTu-95爆撃機が報復攻撃を開始 ― ウクライナ全土に巡航ミサイルの雨を降らせる!(2025年7月10日)
速報:ロシアのTu-95爆撃機が報復攻撃を開始 ― ウクライナ全土に巡航ミサイルの雨を降らせる! ロシアのTu-95「ベア」爆撃機が再び実戦投入され、Kh-101巡航ミサイルを用いた壊滅的な長距離攻撃を開始しました。冷戦時代の巨人であるこの爆撃機は、2025年最大規模の空襲作戦の一つを指揮し、1,500km以上離れたウクライナの複数の都市を攻撃しました。なぜこの旧式爆撃機は現代の戦争において依然としてこれほどまでに強力なのでしょうか?そして、ロシアはNATOにどのようなメッセージを送っているのでしょうか?詳細は動画をご覧ください。
https://youtu.be/5ipxh_GUokY
https://www.youtube.com/watch?v=5ipxh_GUokY

❿ウクライナ諜報トップが消された ロシアの報復が始まった(2025年7月11日)
ロシアがウクライナ高官を暗殺、キーウで激しい空爆。米国の対応は揺れ、トランプ政権に重圧が高まる。
https://youtu.be/PUBOYxJb0cg
https://www.youtube.com/watch?v=PUBOYxJb0cg

❺ ウクライナ情報機関幹部がキーウで何者かに射殺 防犯カメラ映像公開(テレ朝ニュース、2025年7月11日)
ロシア国内での破壊工作などに従事するウクライナの情報機関の幹部が首都キーウで何者かに射殺されました。
ウクライナ・メディアが10日に公開した防犯カメラの映像です。
ウクライナ・メディアによりますと、建物から出てきた男性はウクライナ保安庁のイバン・ボロニッチ大佐とされています。
映像には拳銃を持った男がボロニッチ大佐に近付いて複数回、発砲する様子が映っています。
ボロニッチ大佐は、その場で死亡が確認されました。
男は現場から逃走し、地元警察が行方を追っています。
ウクライナ保安庁は先月、ウクライナがロシアの空軍基地へ仕掛けた「クモの巣作戦」を実施したほか、ロシアの要人の暗殺などに従事しているとされています。
画像:Ukraiinska Pravda
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❻ ロシア軍大進撃!ウクライナの防衛線は崩壊寸前!(2025年7月10日)
ロシア軍はウクライナ領土の奥深くまで進撃を続け、防衛線は崩壊し始めています。この緊急最前線レポートでは、戦略的成果、反撃の失敗、そしてウクライナ軍への圧力の高まりなど、ロシア・ウクライナ戦争の最新情勢を分析します。
これは戦争の転換点となるのでしょうか?NATOと西側諸国はウクライナへの支援に十分な対応をしているのでしょうか?主要メディアが報じないリアルタイムの分析と事実を入手してください。
独占映像、専門家の解説、そして今後の展開に関する洞察を最後までご覧ください。
ロシア軍、大規模進撃!ウクライナの防衛線は崩壊しつつある!
https://youtu.be/wqxveFw81wU
https://www.youtube.com/watch?v=wqxveFw81wU

❼ダニエル・デイビス中佐、BBCラジオ出演/トランプ大統領がウクライナに武器を送った(2025年7月12日)
https://youtu.be/L7sEyM9PgN0
https://www.youtube.com/watch?v=L7sEyM9PgN0

❽トランプはバイデンのライト版になった /ダニエル・デイビス中佐(2025年7月12日)
このセクションでは、トランプ大統領のウクライナ政策、特に軍事援助と迎撃ミサイルに関する一貫性に欠け、ますますバイデン寄りの姿勢を見せていることに対する懸念と批判の高まりを強調します。
要点:
ロシアの一貫性 vs. 米国の翻弄:
ロシアの指導者たち(プーチン、ラブロフ、将軍、外交官)は、紛争を通じて一貫した立場を維持してきました。一方、米国は、特にトランプ政権下では、頻繁に立場を変えてきました。トランプは独自の「アメリカ第一主義」政策を採用すると予想されていましたが、現在の彼の行動はバイデンのアプローチに近づきつつあり、「ライト版バイデン」になっているとの批判を招いています。
トランプ氏を形作る西側諸国からの圧力:
講演者は、トランプ氏が選挙運動で繰り返し述べ、米国の関与を終わらせるとの以前の断固たる姿勢にもかかわらず、西欧同盟国とウクライナのゼレンスキー大統領からの圧力が、トランプ氏に以前の姿勢を撤回させる影響を与えたと主張している。
米国指導部における混乱と矛盾:
トランプ氏自身、武器の供給の断続的な再開や防衛援助に関する決定についての質問に対する回答は曖昧なものとなっている。これは、トランプ氏が自らの管轄下にあるはずの決定を認識できていないように見えることから、米国の外交・防衛政策の真の責任者は誰なのかという疑問を提起する。
迎撃ミサイルの不足:
米国は、ウクライナ、イスラエル、そして紅海での作戦への継続的な関与により、パトリオット迎撃ミサイルをはじめとする防空システムの備蓄を枯渇させている。国防総省高官は、現在の生産量(年間約600発)は、特にロシアの頻繁かつ大規模なミサイル使用と比較すると、必要量をはるかに下回っていると警告している。
https://youtu.be/RtgNQBt9q_Y
米国国家安全保障に対する戦略リスク:
米国の備蓄を十分なペースで補充しないまま、迎撃ミサイルを海外に配備し続けることは、米国の国家安全保障を危険にさらすと見られています。将来、中国や中東などとの紛争が長期化した場合、米国は重要な防衛資産を枯渇させる可能性があります。
ロシアに対するトランプ大統領の失望の高まり:
7月3日のプーチン大統領との電話会談でプーチン大統領がロシアの強硬姿勢を再確認した後、トランプ大統領はプーチン大統領への不満を表明したと報じられています。トランプ大統領は無条件停戦を強く求めていましたが、ロシアは妥協の兆しを見せませんでした。
結論:
トランプ大統領の政策は、当初の公約から遠ざかり、より不安定で事後対応的なものになっています。これは、米国のミサイル保有量の減少とリーダーシップの不明確さと相まって、戦略的一貫性のなさ、そして国内外におけるリスクの増大という憂慮すべき状況を浮き彫りにしています。
https://www.youtube.com/watch?v=RtgNQBt9q_Y

❾速報:ロシアのTu-95爆撃機が報復攻撃を開始 ― ウクライナ全土に巡航ミサイルの雨を降らせる!(2025年7月10日)
速報:ロシアのTu-95爆撃機が報復攻撃を開始 ― ウクライナ全土に巡航ミサイルの雨を降らせる! ロシアのTu-95「ベア」爆撃機が再び実戦投入され、Kh-101巡航ミサイルを用いた壊滅的な長距離攻撃を開始しました。冷戦時代の巨人であるこの爆撃機は、2025年最大規模の空襲作戦の一つを指揮し、1,500km以上離れたウクライナの複数の都市を攻撃しました。なぜこの旧式爆撃機は現代の戦争において依然としてこれほどまでに強力なのでしょうか?そして、ロシアはNATOにどのようなメッセージを送っているのでしょうか?詳細は動画をご覧ください。
https://youtu.be/5ipxh_GUokY
https://www.youtube.com/watch?v=5ipxh_GUokY

❿ウクライナ諜報トップが消された ロシアの報復が始まった(2025年7月11日)
ロシアがウクライナ高官を暗殺、キーウで激しい空爆。米国の対応は揺れ、トランプ政権に重圧が高まる。
https://youtu.be/PUBOYxJb0cg
https://www.youtube.com/watch?v=PUBOYxJb0cg

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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