
【櫻井ジャーナル】2025.08.18XML : ブログ支援のお願い
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ロシアのウラジミル・プーチン大統領を乗せた航空機が8月15日午前10時54分(現地時間)にアラスカのエルメンドルフ・リチャードソン基地に到着、ドナルド・トランプ米大統領の出迎えを受けました。
その後、11時26分から3時間にわたって米露両国の大統領が会談、ロシア側からユーリ・ウシャコフ大統領補佐官、セルゲイ・ラブロフ外相、アメリカ側からマルコ・ルビオ国務長官、そして大統領特使のスティーブ・ウィトコフが同席しています。
ウクライナにおける戦況に関しても話し合われたようですが、プーチン大統領はこれまでの条件を維持し、この問題で特に大きな変化は見られません。トランプ大統領もウクライナでNATOがロシアに敗北したことは認識しているようで、関心は今後の両国関係にあるのでしょう。
ウクライナでの戦闘はアメリカ/NATOが2014年から22年にかけて築いたマリウポリ、マリーインカ、アブディフカ、ソレダルの地下要塞を結ぶ要塞線はすでに突破され、軍事拠点は次々に陥落、武器弾薬は枯渇し、兵士不足も深刻です。
そうした状況を逆さに描いてきた西側の有力メディアはロシアが停戦条件を変えず、ウクライナの非軍事化し、非ナチ化、また西側諸国が凍結したロシア資産を返還し、ウクライナの中立を維持するほか、領土の「現実」を認めるように求めていますが、これにも苛立っているようです。ロシア社会が疲弊し、戦場で負けているという御伽話が通用しなくなりつつあります。その御伽話サークルからトランプ大統領が抜け出そうとしていることを有力メディア、そして背後のスポンサーは許せないのでしょう。
トランプは性的人身売買で逮捕されたジェフリー・エプスタインと交友関係があったが、それに絡んで脅されていたと見られているが、トゥルシ・ギャバード国家情報長官はトランプ勝利の正当性を覆すため、オバマたちが行なった「反逆的な陰謀」を明らかにし、ネオコンに反撃しました。バラク・オバマ政権がアメリカをロシアとの核戦争へと向かわせようと意図的にロシアゲートをでっち上げたことを示す100ページ以上に及ぶ未編集の電子メール、メモ、高官級の通信を公表しました。
この工作に関する捜査がさらに進むと、オバマのほか国家情報長官を務めていたジェームズ・クラッパー、CIA長官だったジョン・ブレナン、FBI長官だったジェームズ・コミー、国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めていたスーザン・ライスたちが法的な責任を問われる可能性があります。
この「ロシアゲート」ゲートはエプスタイン・ファイルが衝突しているようですが、これは前者の方がインパクトが強いように思えます。しかもエプスタイン・ファイルはトランプだけでなく、少なからぬ世界の有力者が巻き込まれると見られ、この問題にメスを入れることに反対する力は強いはずで、有力メディアもこの問題を深く追及できないでしょう。そうしたメディアの内部にもエプスタインの罠にかかった人もいるようです。
すでに西側の有力メディアは情報機関として機能していません。支配システムを動かしている人びとにとって都合の良い幻影を人びとに信じ込ませているだけだと言えるでしょう。そうした有力メディアの呪術に打ち勝たなければなりません。このブログが呪術を打ち破る一助になればと願っています。
櫻井 春彦
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