【特集】新型コロナ&ワクチン問題の真実と背景

マスク強制社会の虚構と国家権力との戦い

谷本誠一

コロナパンデミックが始まって早2年半が経過しました。13年前に流行しかけた新型インフルエンザと違い、終息の見通しが全く立たない状況が続いています。

2019年12月8日に武漢で発見された41歳の男性肺炎患者ただ1人の症状を研究し、上海公衆衛生臨床センターの論文が短期間でネイチャーに投稿されたことを以て、世界保健機関(WHO)がこれをいち早くCOVID-19と名付けたばかりか、医学パンデミックに指定したことから、全世界を恐怖のどん底に突き落としました。

A flat design Wuhan, China icon with a long shadow. File is built in the CMYK color space for optimal printing. Color swatches are global so it’s easy to change colors across the document.

 

その後WHOの指示により我が国においては、2020年2月4日に、厚生労働省が感染症法に基づく医師の届け出基準を全国保健所に通知。これにより、風邪症状の患者であれば、全てPCR検査に回されることとなったのです。これが偽陽性率97%という不確実性の元凶であって、感染症法や検疫法により、指定感染症暫定2類相当としたことで、PCR陽性であれば無症状であったとしても、感染症患者とみなされるよう巧妙に仕掛けられたと言っていいでしょう。

Covid-19 PCR Test Kit Flat Vector Illustration

 

2020年12月2日には、参院地方創生消費者問題特別委員会で柳ヶ瀬裕文議員がPCR陽性について質問したところ、佐原康之厚労省総括審議官が「PCR陽性であっても感染性の証明にはならない」と答弁したにもかかわらず、この質疑をマスコミが採り上げることは一切ありませんでした。私が2021年2月14日に厚労省新型コロナウイルス感染症対策推進本部に、メールでこの矛盾について質問しても、一切回答はありませんでした。

そもそもPCR検査は新型コロナウイルスことSARS-COV-2の3万塩基にも及ぶ遺伝子配列が判明しないと、検査試薬を造ることはできません。この遺伝子情報は、米国生物工学情報センターにあるとされていますが、その後変異を繰り返し、その配列の存在すら明らかにされていないにもかかわらず、変異の度にそれに応じた試薬のプライマーが設定されており、謎に包まれているのです。因みにプライマーは、3万塩基の僅か300分の1の特定部分の遺伝子の一致率しか設定されていないのです。

しかも、SARS-COV-2は未だに誰も分離同定できておりません。世界的権威である米国CDC(疾病予防管理センター)を初めとして世界58国の研究機関がそれを認めているのです。我が国の国立感染症研究所もその中に入っています。ところが同所は、2020年1月30日に世界で初めてSARS-COV-2を分離同定したとして、その電子顕微鏡写真を今でも同ホームページに掲載しています。しかしその論文すらありませんし、その遺伝子配列情報は米国生物工学情報センターからいち早くWHO傘下のGISAIDに移され、誰も確かめることはできなくしているのです。

CDC Headquarters Sign – Atlanta GA

 

厚労省も新型コロナウイルスの存在証明はなされていないものの、それを「在るものとして感染症対策を講じている」と言明せざるを得ませんでした。SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)、AIDS(後天性免疫不全症候群)のウイルスも分離同定されていないと言いますから、ウイルスそのもので発病する現代西洋医学は、ワクチン利権にまみれていると私は睨んでいます。

コロナの症状は、マスク着用によりグルタチオン値が下がり免疫力が低下することで、5Gによる電磁波周波数放射性疾患だと推察しています。特に新型コロナワクチンを開発したメーカー4社全ての製剤から酸化グラフェンという有害物質が発見されており、5Gをアンテナの如く吸収し体内で爆発させ炎症を起こすことで、コロナ感染とみなされているとも解せられます。

5G, wifi, network, Internet, Technology

 

つまり、在りもしないウイルスをさも在るように見せかけるために悪用されているのがマスクであり、ワクチンなのです。免疫力の弱い基礎疾患を有する人や高齢者がコロナにかかり易く、若者や子どもは殆ど重症化しないのはこのためです。

Vaccination record card showing booster dose of covid-19 vaccine. The thrid vaccination for immunity against delta variant.

 

ですから私は、マスク着用は断固拒否しています。マスクの長期使用により酸欠になり、脳の海馬神経が死滅して、認知機能が弱まり、IQも3割低下するとの研究結果も出ています。合わせて二酸化炭素を、有毒となる閾値1,500ppmの10数倍も上回って吸入しますから、特に大人より影響力の大きい子どもへのマスク着用の事実上の強制は、虐待と言っても過言ではありません。

doctor view output CT scan.

 

政府はマスクの弊害を解っている医学的知見を有する厚労省ではなく、内閣官房に新型コロナウイルス等感染症対策推進室を設置し、そこが日米合同委員会の指示の下、誤った感染症対策をまとめて、国民にマスクを事実上強いて来たのです。

Close-up of COVID-19 or N95 protective face mask view obverse, Mask – Disguise, Face Mask – Protective Workwear, This mask for prevent dust or 2.5 PM and Coronavirus or COVID-19 entrance to body. Studio shot with Nikon D810, ISO 64

 

厚労省ホームページ「国民の皆様へ(新型コロナウイルス感染症)」には、7つの感染症対策にマスク着用は入っておりません。対策の一つである咳エチケットには、咳やくしゃみが出る場合の窮余の策として、①ハンカチで口を塞ぐ②袖で口を塞ぐ③マスク着用――の3択を提示しているに過ぎません。

しかも、①マスクは汚れている②マスクは飛沫を防ぐ効果はあるものの感染症対策効果は期待できない③マスクは症状のある方がつけるものである――と追記されていたのです。これ即ち、「症状なき方はマスク着用は不要である」ことを暗に示唆し、曖昧にすることで内閣官房を忖度しているのです。

ところが、内閣府ホームページには、感染症対策としてマスク着用が入っており、文部科学省発出の幼稚園から高校生までを対象とした「衛生管理マニュアル」にもそのことが入っていて、閣内不一致なのです。

しかも同マニュアルには、内閣府が理化学研究所に行わせたスーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーション実験結果が記載されており、これを以てマスクが有用であると説明しているのです。ですから教育委員会や校長等はこのマニュアルに忠実に沿って児童生徒を指導しますので、原則体育を除きマスク着用を強く推奨して来たのです。

実は、この富岳シミュレーションは社会実験や動物・人体実験を全く行っておらず、感染性の証明ができておりません。単なる飛沫ルートや捕集率をコンピュータで算出しただけなのです。これは論文の信頼性を示すエビデンスピラミッドにも入っていなかったのです。その証拠に、国立感染症研究所はもとより文科省や国土交通省すらも、マスクが感染症予防効果があるというエビデンスは不存在として、国民の情報公開請求に対し不開示通知を出していました。

 

1 2
谷本誠一 谷本誠一

広島県呉市議会議員

ご支援ください。

ISFは市民による独立メディアです。広告に頼らずにすべて市民からの寄付金によって運営されています。皆さまからのご支援をよろしくお願いします!

Most Popular

Recommend

Recommend Movie

columnist

執筆者

一覧へ