
連載:日米合同委員会廃絶・抗議街宣(29)真田信秋
社会・経済政治真田信秋の新連載「日米合同委員会廃絶・抗議街宣」が始まります。掲載は毎週土曜日になります。
□むすびに 生活の一部としての活動 楽しみの中に
・甲斐さん、川口さんとの活動11か月を振り返って
今年(2024年)の2月から甲斐さん、川口さんと一緒に同じ時間を過ごさせて頂いている。私たちは大まじめに政治・言論活動をしているものではあるが、私たちは悲壮感の中に生きているわけではない。
この「むすびに」は少しラフに文章を書かせて頂きたいと思っている。ここで、私は、「私たち」という言葉と、「私」という言葉を使い分けているので、そこは文字通りに受け取って頂きたい。
私は、言論活動を誰かにやれと言われて、やっているわけではなく、やりたいからやっているのである。その活動のなかで、誰かに影響を与えることができるのかもしれないが、それがなくても、私はやりたいからやっているのである。自分から勉強しようとしない人、自分で考えようとしていない人まで含めて、全員を救えると言うようなオコガマシイことを、私は思っていないし、そんな権利もない。国際カルトや、売国傀儡政府、マスゴミが国民を騙して国民を貶めるような行為をしていることを許すことはできないが、深く洗脳されて騙されている人を強制的に助けることまではできない。おそらく無理やり助けようとすると、救おうとしている対象者に、こちらが攻撃を受けることは容易に推測ができる。自分たちなりに、ただ、やれること、やりたいことを精一杯やっているだけである。
「みちばたから声をあげよう」
それが甲斐さんの昔からの中心となる考え方である。素晴らしい考えであると思う。甲斐さんの言葉には邪念がない。「普通に働く労働者が」という言葉がその前についている。私は「労働者」という言葉が、それほど好きではないが、私にも、「生活者」という言葉で、十分に私が意図するものを包含できているかは自信がない。「働いている生活者」と言ってもいいと思うし、「働いていない生活者」も声をあげたら良いと思っている。仕事をしていなくても、生きているだけで立派であるし、生きているだけで、縁起のなかで何らかの役割を担っているとも言える。生きているだけで丸儲け。だから、私は仲間にも三島由紀夫さんのように死んでほしくはない。コードギアスでゼロが藤堂鏡志朗に言ったように、無様でも生き続けるべきだと思う。
「盛り上がっていきましょう!」
甲斐さんに、前日に言われると、私も盛り上がっていきたいと思うが、言われる前から、盛り上がっている面もある。私たちは、やりたいと思った人間が集まっているので、嫌々やっているわけではない。だから真面目に楽しんでやっているだけである。勉強をすることもしているし、緊張をすることもあるし、時間のやりくりを頑張っていることもある。それも全部、楽しんでやっているのである。英語を使うのは、日本語防衛論の観点から、あまり好ましくはないが、苫米地英人博士のコーチングの言葉を借りれば、「HAVE TO」でやっているのではなく、「WANT TO」でやっているのである。デモに集まっている人たちが全員、同じ気持ちとは言えないと思うが、毎回一緒に集まっている人たちは、同じ気持ちであると思っている。
ナオライオンさんと対談した時もお互いに納得しあったが、他人のためにやっている人は折れやすい。しかし、自分たちがやりたいからやっている人は折れにくい。継続性があるということである。自分を守るためにも、周りに少しでも分かっている人を増やすことは大切だということを言っている人がいたことを、私は時々思い出すことがある。その過程で他人のためになることはあるだろうとは思う。
デーヴィッド・アイクが「波動」というような言葉を使うように、人づてに、波動が繋がっていき、自然に会うべき人が会って繋がっていくのである。この一冊にまとめるにあたって、みなさんの演説を改めて聞き直したり、文字お越ししたりしながら、考えていることは同じであることを改めて感じることができた。だから私は迷うことなく、「正統政府設立計画書序説 徹底的不服従主義(仮題)」を書くことに、年末年始は集中したいと思う。
サルサ岩渕さんが指摘しているように、長らく日本の政権を担ってきた自民党はCIAの金で作られた政党である。自浄能力を求めること自体が間違っている。与党も野党も売国政治家が跋扈しており、99%の国会議員が国会劇場でプロレス政治をしている。99%の地方議員も地方議会劇場でプロレス政治をしている。だから最初から危険なことが公知の事実である生物兵器ワクチンを1億人に服毒させる暴挙がまかり通ったのである。吉田敏浩先生が指摘しているように、総理大臣や大臣クラスが日米合同委員会のことを理解していなかったり、議事録を確認しようとしないような無知や無責任な体制では話にならない。
高橋清隆さんが言うように、メディアは生まれた時からプロパガンダで騙すために存在している。私たちは一足飛びに、その状態を変えることはできない。金野さんがいうように、ひとりひとりが主権者としての意識を持つ必要がある。塔島麦太さんが言うように、国家の前に、ひとりひとりの主権者が、責任ある行動をする大人になる必要がある。国家の前に、ひとりの人がいるのである。そのうえで、小野さんが言うように、おかしいことには、おかしいと他国にたいして毅然と意思表明する必要があるのです。
甲斐さんがいうように、日本の独立のためには右も左も関係はない。川口さんのように海外情報の深いところにも精通して、アイクのように大きな視野で物事を考える必要がある。植草先生のように、戦前戦後の事実を正しく整理していく目を持ち、複合的売国攻撃の構造を広く深く理解したうえで、広範な課題について、バランスの取れた政策群を提示していく必要がある。
以下、植草先生と白井聡さんの対談本、「沈む日本 4つの大罪」より、引用をさせて頂く。
「この本のテーマに関わることですが、日本の主権者が今、問われている。それは自立力と戦略力と突破力。アメリカにすべて支配されている日本でいいのか。現実を変えるとしたらどうすればいいか、という戦略力。そのためには断固たる行動が必要。それが突破力。別の言い方をすれば破壊力。破壊するぐらいのエネルギーがないと何も変わらない。」
本書の冒頭に記載したように、誰も行おうとしなかったことを行おうとすること、植草先生が言う「突破力」が最も重要なのだと私は思う。日米合同委員会が行われているニュー山王米軍センター前でデモをする。そういう突破力のある行動ができるのが甲斐さんであり、川口さんなのだ。
矢部宏治先生の本のあとがきにあるように、複雑に組み上げられた密約パズルと支配構造。そのひとつひとつを解きほぐす必要はない。なにしろコロナ茶番と同じで、全てが嘘に嘘を重ねて作られているのが、日米合同委員会に象徴される日本の支配構造なのだ。だから私は、死文化されている憲法の上に、主権者として独立宣言を位置づけて、全部、ちゃぶだい返しをするのが一番、良いと思っている。
なにしろ、私たちひとりひとりが主権者なのだから。そういうことを甲斐さん、川口さんの呼びかけに応じて集まった仲間の輪を広げて主張し、やりたいことをこれからも、みなでやっていきたいと思っている。あなたも、私たちの、お祭りに参加してみませんか。これが本書における、私からの最後の呼びかけです。本書を手にして頂き、誠にありがとうございました。
<連載:日米合同委員会廃絶・抗議街宣 真田信秋は、毎週土曜日に公開します。>
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真田信秋 ニコニコ動画、ニコニコチャンネルを中心に、多事総論チャンネルを展開中。 1977年生まれ、和歌山県田辺市出身。2004年より東京在住。 地方行政機関、民間企業10社以上の幅広い参画歴を持つ。 アマゾンキンドルにて電子書籍も公開している。 コロナ茶番前より医学不要論に習い、2017年10月より薬を一切飲んでいない。 ますます悪化する属国状態を憂え、国民、一人一人が独立宣言を行うことの結果として、国民総意の独立宣言を行う「日本国独立宣言」を唱えている。 独立言論フォーラム一般会員、ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)、日本列島100万人プロジェクトの趣旨に賛同するものである。