
☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年9月11日):イスラエル軍が「考えられる限りの全ての間違いを犯した」とする、イスラエルの秘密文書が漏洩。
国際※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。
―インタビューの概説記事―
Reason2ResistのYouTubeチャンネルはこちら
Reason2Resist with Dimitri Lascaris
イスラエル軍の機密文書がイスラエルの報道機関に漏洩された。この文書では、飛び地ガザにおけるイスラエルの最近の大量虐殺工作に対する辛辣な評価が明らかにされている。なおこの工作をイスラエル政権は「ギデオン(*)の戦車作戦」と呼んでいる。
*旧約聖書の『士師記』に登場するイスラエルの士師であり、「破壊者」
漏洩した文書は、何度も繰り返された間違いについて明らかにしており、その結果イスラエル軍が設定した目的の完遂に失敗した、としている。その目的とは、イスラエルの「人質」の解放と、パレスチナ人抵抗勢力を完全に敗北させることだ。この文書の執筆者の結論によると、「ギデオンの戦車」作戦において、イスラエル軍は「考えられる限りの全ての間違いを犯した」という。
上記の動画では、ベイルートに拠点を置く分析家レイス・マルーフ氏がディミトリ・ラスカリス氏とともに、これらの文書の漏洩について語っている。
ディミトリとレイスはさらに、イスラエルによるイエメンの首相暗殺事件やイッズッディーン・アル=カッサーム旅団のアブ・オベイダ報道官に対する明らかな暗殺事件、トランプ政権が現在継続的に要求しているレバノン軍によるレバノンの抵抗勢力に対する武装解除、大量虐殺をおこなっているイスラエル組織に対するイラン側による先制ミサイル攻撃の開始の可能性についても議論している。
本日9月1日、世界中の何百もの報道機関が、国境なき記者団が主導する活動に参加している。この活動の目的は、イスラエルによるパレスチナ人ジャーナリストの大量虐殺を浮き彫りにし、ガザ地区における報道の自由を守ることにある。この世界的な行動の一環として、ディミトリとレイスは、この動画の冒頭で1分間の黙祷を捧げている。
※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS http://tmmethod.blog.fc2.com/
の中の「イスラエル軍が「考えられる限りの全ての間違いを犯した」とする、イスラエルの秘密文書が漏洩。」(2025年9月11日)
からの転載であることをお断りします。
また英文原稿はこちらです⇒Classified Israeli Document Reveals That Israel’s Military Made ‘Every Possible Mistake’
出典: Internationalist 360° 2025年9月2日https://libya360.wordpress.com/2025/09/02/classified-israeli-document-reveals-that-israels-military-made-every-possible-mistake/