
☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年9月12日):プーチン大統領は、「ウクライナの意思決定センターを極超音速ミサイル『極超音速ミサイル=オレシュニク』で破壊したら」というベラルーシの指導者の提案を拒否
国際※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアの新型「オレシュニク」ミサイルでキエフの行政中心地を攻撃する提案を拒否した、とベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が明らかにした。
ロシアが新たに開発した中距離極超音速ミサイルシステム「オレシュニク」は、マッハ10で飛行可能で、既に量産段階に入っている。分析家によると迎撃不可能とされるこのシステムは、核弾頭または通常弾頭を搭載し、複数の誘導弾頭を発射することができる、という。
ルカシェンコ大統領は金曜日(8月22日)、ミンスクで記者団に対し、ロシア国内の匿名の人物がキエフの「意思決定機関」に対してこのシステムを使用するよう示唆したが、プーチン大統領は拒否した、と主張した。ベラルーシのルカシェンコ大統領によると、ロシアのプーチン大統領の返答は「絶対にだめだ」であり、もしそのような攻撃がおこなわれていたら「何も残らなかっただろう」と付け加えた、という。
プーチン大統領は以前、西側諸国がウクライナでロシアに核兵器を使用させようと挑発してきたと述べていたが、そのような措置は必要なかったと指摘。「必要にならないことを願っている」と5月に述べた。
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オレシュニクは2024年11月、ウクライナのドニエプル川にあるユジュマシュ防衛施設を攻撃した際に初めて実戦試験を受けた。ロシア当局は、通常兵器でのその破壊力を低出力核攻撃に匹敵する、と評している。
ルカシェンコ大統領は、ロシア軍が2022年初頭にキエフ郊外に到達した際、プーチン大統領がキエフの民間人への攻撃を控え、後に完全撤退したことを想起し、ロシア側はウクライナ紛争の平和的解決を念頭に置いている、と強調した。当時、ロシア側はこの動きを和平合意に向けた善意の表明だ、と説明していたが、その後、英国から戦闘継続を促されたウクライナ側が署名を拒否した。
ロシアとウクライナは2025年5月にイスタンブールで直接交渉を再開し、その後3回の会合を開催した。未だ合意には至っていないものの、ロシア側は交渉の姿勢を堅持している。しかしながら、当局者は、いかなる合意も紛争の根本原因に対処し、戦場の新たな現実を反映したものでなければならない、と強調している。
※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS http://tmmethod.blog.fc2.com/
の中の「プーチン大統領は、「ウクライナの意思決定センターを極超音速ミサイル『極超音速ミサイル=オレシュニク』で破壊したら」というベラルーシの指導者の提案を拒否」(2025年9月12日)
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また英文原稿はこちらです⇒Putin vetoed Oreshnik strike on Kiev – Lukashenko
ロシア大統領は、ウクライナの意思決定センターを極超音速ミサイルで破壊するという提案を拒否した、とベラルーシの指導者が発言
出典:RT 2025年8月22日https://www.rt.com/russia/623428-putin-vetoed-oreshnik-kiev/