
☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年9月19日):ポール・クレイグ・ロバーツ:チャーリー・カーク暗殺事件について
国際※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。
チャーリー・カークは観衆の中の変人に殺されたのではない。組織的な暗殺により殺されたのだ。ライフルの狙撃手は屋根にいたのだ。つまりこれは前もって計画された工作だった、ということだ。ライフル狙撃手はプロだった。一発で標的を仕留めたのだから。その後、ライフル狙撃手は姿を消した事実からも、この工作が計画されたものであることを物語っている。カークの殺害には、プロの手による計画された暗殺であったことを示す証拠が残っている。
なぜチャーリー・カークは殺害されたのか?支配者層の手に負えない存在になってしまっていたからか?支配者層は掌の上に収まらない指導者には容赦しない。マーティン・ルーサー・キングのことを思い起こしていただきたい。彼は黒人米国民の台頭する指導者だったし、一部の白人米国民にとっても価値のある人物と目され始めていた。人間なら誰でもそうなのだが、キングにも間違いはあったのだが、彼は黒人と白人の間の関係改善だけてはなく、米国と世界の関係改善にも取り組もうとしていた。支配者層はそのような指導者の誕生を恐れて、彼を消したのだ。さらに、8年間のドナルド・トランプに対する政治的な暗殺行為を思い起こしていただきたい。ロシア疑惑や文書疑惑、反乱扇動疑惑、4件の刑事起訴、彼の資産を押収するための民事訴訟、報道機関からの止むことのない敵意。
カークは、麻薬やビデオゲーム、暴力、矮性さに毒された社会から神や家族の価値を米国に取り戻す若き指導者と目されている。だからこそ、カークは重要な商業利益からは脅威と見なされたのだ。アンドリュー・アングリンの主張が正しければ、カークの欠点は彼がイスラエルの提灯持ちだったことだ。https://www.unz.com/aanglin/charlie-kirk-may-have-lost-his-status-as-one-of-the-most-men-alive-but-will-be-remembered-as-an-evil-villain/
カークは将来の大統領候補だった。彼なら民衆からの支援を得て米国の支配者層の解体に成功したかもしれない。しかしこの事実こそ、チャーリー・カークが暗殺された理由なのだろう。
トランプ支持者たちはトランプが直面している巨大な危機を理解すべきだ。トランプ支持者たちがトランプに対する不満を示し続けるならば、 支配者層はトランプに対する3度目の暗殺の好機到来、と捉えるであろう。
※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS http://tmmethod.blog.fc2.com/
の中の「ハンガリーは存亡の危機。ウクライナ政府と対峙してNATOと決別するか、ウクライナ側のテロ攻撃に耐え続けるか。」(2025年9月18日)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-3337.html
からの転載であることをお断りします。
また英文原稿はこちらです⇒The Assassination of Charlie Kirk
筆者:ポール・クレイグ・ロバーツ(Paul Craig Roberts)
出典:自身ブログ 2025年9月12日https://www.paulcraigroberts.org/2025/09/12/the-assassination-of-charlie-kirk/