【連載】植草一秀の「知られざる真実」

植草一秀【連載】知られざる真実/2025年9月23日 (火) 自公とゆ党だけなら日本の死

植草一秀

9月22日(月)午後8時放送のUIチャンネル
「混迷する日本政治と活路その活路
https://x.gd/DafTc

鳩山友紀夫元総理が理事長を務める東アジア共同体研究所が配信するYoutube番組の名称が「UIチャンネル」。

9月22日放送が第600回。

この記念放送にお招きを賜った。

大変恐縮に感じている。

すでに多くの方に視聴を賜っている。

感謝申し上げたい、

できるだけ拡散賜れればありがたく思う。

鳩山元総理と対談させていただいた内容は

1.最近の選挙結果
2.石破内閣終焉と自民党総裁選
3.日本政治・四つの課題
4.日本政治の活路

主題は3の日本政治四つの課題と4の日本政治の活路

現在、自民党党首選が実施されているが旧態依然の最たるもの。

「昔の名前で出ています」

の感が強い。

順繰りに総理ポストをたらい回しするなら、いっそ「総裁選」とせずに「総裁選出大抽選会」にした方がいいのではと思えてしまう。

石破内閣は参院選で不信任の審判を受けた。

石破首相が勝手に決めた勝敗ラインは自公で50。

125議席を争う選挙で政権与党の勝敗ラインが50というのはあり得ない。

姑息と言うほかなかった。

その50を達成できなかったのだから参院選が終わった瞬間に石破辞任は避けようがなかった。

私は7月21日のブログ、メルマガ記事に石破辞任は避けられないと書いた。

参院選惨敗の理由は二つ。

物価高対策と政治改革をスルーしたこと。

昨年10月の総選挙の時点から大型減税の必要が叫ばれてきた。

2025年の通常国会で決定することが求められた。

しかし、何もしなかった。

もう一つは政治改革。

裏金事件が自民退潮の主因だ。

根本的な対応が必要不可欠。

「解党的出直し」を叫ぶなら政治資金改革をやるべきだ。

やるべきことは明白。

「企業団体献金の廃止」。

これを葬ったのは石破茂氏と玉木雄一郎氏。

大型減税を葬ったのも石破茂氏と玉木雄一郎氏。

二人で「緊縮金権腐敗党」を結成してはどうか。

参院選後に石破続投を画策する動きがあったが、これを主導したのは財務省だと思われる。

最近の選挙結果の分析での特徴は

かつての「与野党伯仲」が「ゆ党膨張」に変化したこと。

2017年総選挙までは与野党伯仲だった。

野党共闘が強固に構築されれば政権交代可能な状況だった

2009年の政権交代実現の偉業を再現できる状況にあった。

しかし、その後「ゆ党」が膨張して革新勢力が強く圧迫されている

日本の既得権勢力にとって鳩山由紀夫内閣は「悪夢」だった。

これが「悪夢の民主党政権」の本当の意味。

二度とあの悪夢を繰り返さぬよう、「ゆ党」の育成強化が図られてきた。

その結果、自公とゆ党が日本政治を支配する状況が生まれつつある。

これはもはや「日本の死」を意味すると言って過言でない

続きは本日の
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植草一秀 植草一秀

植草一秀(うえくさ かずひで) 1960年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵事務官、京都大学助教授、米スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役、ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)運営委員。事実無根の冤罪事案による人物破壊工作にひるむことなく言論活動を継続。 経済金融情勢分析情報誌刊行業務の傍ら「誰もが笑顔で生きてゆける社会」を実現する『ガーベラ革命』を提唱。人気政治ブログ&メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」を発行。1998年日本経済新聞社アナリストランキング・エコノミスト部門1位。『現代日本経済政策論』(岩波書店、石橋湛山賞受賞)、『日本の独立』(飛鳥新社)、『アベノリスク』(講談社)、『国家はいつも嘘をつく』(祥伝社新書)、『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)、『低金利時代、低迷経済を打破する最強資金運用術』(コスミック出版)、『出る杭の世直し白書』(共著、ビジネス社)、『日本経済の黒い霧』(ビジネス社)、『千載一遇の金融大波乱』(ビジネス社、2023年1月刊)など著書多数。 スリーネーションズリサーチ株式会社 http://www.uekusa-tri.co.jp/index.html メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」 http://foomii.com/00050

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