連載:主権者行動計画書 正統政府設立計画序説 徹底的不服従主義 悪法は法にあらず(1)真田信秋
社会・経済政治真田信秋さんの連載「主権者行動計画書 正統政府設立計画序説
徹底的不服従主義 悪法は法にあらず」は毎週金曜日掲載です。
主権者行動計画書 正統政府設立計画序説
徹底的不服従主義 悪法は法にあらず
□はじめに 徹底的不服従主義という精神武装
・個々人の独立宣言という決断
・積極的行為としての徹底的服従主義
□第一章 認知戦マトリックス世界 偽装民主主義
カルト洗脳が作る偽りの民主主義 進む複合的売国攻撃
・コロナ茶番捏造、生物兵器ワクチン攻撃の再総括
偽りのヒーロー、偽ワクチンの父トランプ
・民主主義の要件、日本は民主主義国家ではない
・完全洗脳下の偽装選挙制度 0.01%対1%の戦い
・国家という抑圧装置、メディアという検閲装置
・裁判をしない裁判所 真実を探求しない裁判所
□第二章 世界政府という悪夢、15分都市という悪夢
・国連、EUの欺瞞。地域統合は良いの嘘
・宗教監獄とAI監獄
・国際カルトのアジェンダに従う近代保守と近代リベラル
資本主義体制下の精神的左翼主義(全体主義)
多摩市長、長妻、村田蓮舫 同性婚推進、立民カルト
・石原莞爾の最終戦争論を超えた世界 戦争は存在悪である
□第三章 幸福論を考える 精神的鎖国の方法論
・幸福な生と死、自然な生と死とは
・脱進歩史観と脱GDP洗脳 足るを知る
・家庭と共同体機能の外部化による経済成長の愚
家庭と共同体機能のアウトソースが国を亡ぼす
・日本の防衛は日本語と日本食の防衛から始まる
精神的鎖国の方法論 文化国家たれ
□第四章 徹底的不服従主義による独立行動 行動のための宣言
・悪法は法にあらず だからこその徹底的不服従主義
・拒否権の行使という正当な権利行使 脱西洋医学宣言
医療洗脳を脱せよ やってはいけない健康診断(西洋医学拒否)
イカサマ西洋医学拒否 健康診断拷問の拒否 死の手紙受け取り拒否
・三つの宣言に見る独立のヒント
ノーマスク学校生活宣言、メディア廃棄宣言、日本国独立宣言
□おわりに 日本古来の波動を世界へ
・徹底的不服従主義、あなたから始まる独立運動
・真なる少数の繋がりが世界を変える
□附則
・演説集
2024年11月15日新宿デモ
2025年1月30日 日米合同委員会廃絶デモ
・参考文献

□はじめに 徹底的不服従主義
・個々人の独立宣言という決断
私は、2024年1月に、私自身の独立と、この国の独立を宣言したものである。これにあわせて、「日本国独立宣言論 私は独立を宣言する」という書籍を広く公開し、この国の心ある者たちに対して、私と同じように独立宣言を行い、個人としての独立と、日本国の独立を宣言することを呼び掛けた。
これによって、私は思いを同じくする主体的国民による個々の独立宣言が積み重なることによって、自ずと、この国が「真の独立」を達成することができるという方法論を提示したのである。逆の言い方をすれば、主権者ひとりひとりの独立宣言がない状態で、仮に器(うつわ)としての国の独立宣言がなされても、これには何の実態も伴わず意味がないということを指摘した。その証左として、戦後80年たった今も、私たちの国は、実質的に国際カルトのフロント組織である米国(米軍)の属国状態を脱していない。
私は、2023年12月から2025年3月時点に至るまで、国や地方自治体、独立行政法人に対して、合計26件の情報公開請求を行ってきたが、その活動を通して、この国の「政府や地方自治体が主権者国民のために存在していない」ということを痛いほど実感した。そのため、情報公開請求で得た資料や、情報公開請求を行ったのちの各官庁とのやり取りの過程も記した「主権者命令書 売国傀儡日本政府を解体せよ」という書籍を記した。少々、過激なタイトルであるが、それほど、この国の状態が末期的であるということを伝えるために、あえて、そのようなタイトルを選んだ。
精緻に組み上げられた「複合的な売国攻撃」が仕掛けられていることを指摘し、現在、この国が抱える数多くの問題の中の、どのひとつの問題も、日本が独立せずして解決できないことを指摘した。この点については、本書でも改めて整理をしたい。
少々、逆説的ではあるが、既に独立宣言を発布した私個人は、精神的自由を得ている。私の書籍を手に取り、本当の意味で独立を勝ち取る方法論にご賛同いただけた方は、自分の声で、もしくは、心の中で、「私は独立を宣言する」と宣言して頂けていることを期待する。そして、私と同じように、独立を宣言された方であれば、意識しているか、意識していないかは別として、私と同じように精神的自由を得ているに違いないと私は考えている。言葉には意思が宿り、その言葉が予言的な行動原理として、自分自身の力となるためである。言葉には魂が宿る。
言うまでもなく、この国は、相変わらず売国傀儡国家のままであり、全ての主要メディアが腐ったままである。日本の置かれている状況は、日に日に悪くなっているようにも思える。既存政党は全て操り人形のプロレス団体であり、投票したい政党など存在しない絶望的な状況と言える。いくつかの新政党が生まれても状況に大差はない。むしろ状況を混乱させるために、政治的な分断を深めるために、そして政治に対する国民の不信感と失望を増やすために新政党が生まれているように見える。
しかし、そのような状況とは一切関係がなく、自らの意思で独立を宣言した者は、個人の独立を達成し、心の自由を得ることができる。そして、日本を良くするために、自分が信じる行動に打ちこむことができる。「日米合同委員会廃絶デモ」を主催する甲斐正康さんや川口智也さんの清々しい顔を見れば分かるではないか。それに比べて、有力国会議員や、有名政治屋の顔のなんと、見苦しいことか。顔にはその人の心と人生が刻まれている。
私が、過去二作で記載したように、日本国として、国民総意の独立宣言を行うにあたり、私が言う「国民総意」という定義は、サイレント・マジョリティ含めた国民の全てを言うのではなく「主体的国民」という条件を付した。私が、過去二作と、今回本作で語る全ての言葉は、この「主体的国民」である「主権者たりうる方々」に対して語る言葉である。目を開こうとしない人。自分の頭で考えようとしない人。人の話を聞いても、何が本当かを自分で確かめようとしない人。答えだけを求めている人。特定の人の表面上の言葉を妄信して、目覚めたつもりになっている人。自分の目の前の事柄に対して、何か行動をしてみようと思わない人。それらの人々と関わる時間も労力も、私には存在していない。行動していても、自分が目立ちたいためだけで行動している輩の雑音に向き合うつもりもない。議員かどうか。有名かどうか。そんなことは関係がない。主体的国民として、主権者たりうる精神を持っているかが重要である。主体的国民ではない有象無象の数を集めても無力であり、無意味なのだ。
「日本国独立宣言論 私は独立を宣言する」を記し、続編の位置づけとして「主権者命令書 売国傀儡日本政府を解体せよ」を公開した私としては、自分のとなえた方法論にそって、大真面目に主体的国民総意として、日本国の独立を宣言し、売国傀儡日本政府を解体し、私たち主権者のための正統政府を樹立するつもりでいる。もしくは、売国傀儡日本政府の影響を抑止する方法論を考え実行したいと思っている。「主権者命令書 売国傀儡日本政府を解体せよ」の冒頭で、人は自分が想像できることしか実現できないこと、そして逆に想像できることは実現可能領域であることを記した。私たちが生きているこの世界は、各々の認知によって、それぞれの認知世界の中に成立している。
あなたは、自分の頭でとらえた自分の認知世界を生きているだろうか。私たちは、本当に正しく目の前の世界の実態を、あるがままに見ているのだろうか。
残念ながら、私たちは奴隷教育機関である学校に、多くの物事を刷り込まれ、誤情報の発信源である売国傀儡政府、そしてテレビや新聞というメディアに「嘘」を刷り込まれ続けてきた。デーヴィッド・アイクによれば、私たちは物理世界の0.005%しか視認できないという。私たちは、自分の認知が本当に正確かどうか、自分が誰かに吹き込まれた幻想の中に生きていないか、「常に」疑いを持つ必要がある。そのうえで、自分自身の頭で世界を見つめなおし、自分の認知世界を自分が創造していくのである。私たちの認知世界を作るのは、売国傀儡政府でもなく、新旧のカルト宗教の神ではない。あなたの認知は、あなた自身が作るものなのだ。
鍵が開いているのに、国際カルトが作り上げた「宗教監獄」や「AI電磁牢獄」に入っている場合ではない。私が、「マトリックス洗脳社会 グローバル企業ディストピア」において、「ソードアート・オンライン・アリシゼーション」で描かれた「タブーからの目覚めの衝撃」のシーンを例にとって記したように、この世界の実態が少しでも理解できるようになった人は、それまで教え込まれていた世界と、この世界の実態が異なることに大きな衝撃を受けるに違いない。洗脳機関である学校やテレビが刷り込んできた世界は、偽りの奴隷の世界である。刷り込まれた、かりそめの世界ではなく、自分たち自身の真実の世界を生きる時が来ているのだ。
今回、私は本書の主眼を、ある程度、具体的な行動計画に絞って記していこうと思い筆をとった。しかし、個別の具体的な行動を練る前に、もう一度、主体的国民の決意、こころの在り方について、改めて記す必要があるという考えに至った。日本が植民地状態の属国にあることを理解せずに、独立宣言をしようと思う人がいないように、具体的な行動をしようとする前に、前提条件としての個々人の精神武装が伴わっていなければ、適切な行動ができないということを、改めて思い知らされたからである。
私は2023年に引き続いて、2024年も、いろいろな勉強会やセミナーに可能な限り積極的に参加し、気になる人には直接会いに行くようにしていた。加えて日々、少なからず書籍を読み続け、多くの動画も見てきた。可能な限り興味のあるデモにも参加した。無想転生がごとく、多くの方々の思想を自分の中に取り込もうと試みた。ライフワークとしての言論活動と並行して、普通に社会人として働いている私にとっては、あっという間の一年であった。
結果として、ある程度の内容では、私は新鮮味を感じなくなっていった。識者とされる方々の話を聞いても、ぬぐえない違和感をおぼえ、根本的に何かが足りないと感じることが増えてきた。為政者が仕組んだプログラムの掟やタブー。そのプログラムの想定内の世界しか見ることができない色メガネを多くの識者の方々もかけているのではないかと思うようになった。デーヴィッド・アイクの書籍では、よくバーチャルリアリティの世界を体験するゲームで利用されるヘッドセットをかぶった人の図が掲載されている。アイクは、私たちの多くが、この現実世界を、ヘッドセットをかぶった状態で生きているに等しいことを指摘している。そうすると、この認知世界自体がプログラムされたシュミレーション世界であるとも言える。
識者とされる方々ですら、誰かに与えられた認知世界に生きている。私から見れば、複合的売国攻撃のひとつの分野の、さらにその中の一部しか見ていない識者が多く、彼らのバランスの悪さを思い知らされ、そのことに危機感をおぼえた。一流とされる識者の方々がそのレベルであれば、一般大衆は推して知るべしである。
植草一秀先生の対談本である「沈む日本4つの大罪」にあるように、突破力のある方法論と行動を、深い知恵と戦略、戦術に基づいて生み出す必要性を感じている。私に限らず、仲間たちも、何か起死回生の手がないかと真剣に悩んでいるように思えた。私も自分の経験の少なさや勉強の足りなさから、非力さを感じることも多い。しかし、各々がやれることを、やることが正しい道だと私は思う。これまで、独立宣言を発布するという方法論や、主権者命令という考え方、公益保護法や売国法一括廃止法などを発表してきた。これからも、既存の枠を超えた概念を考えて具体化していきたいし、具体的なアクションも考えていきたいと思っている。
しかし、「急がばまわれ」、物事には順序がある。正しい認識なしに正しい行動計画は立てようがない。大橋眞先生が言うように、病原体が特定されていないのに、検査方法も予防薬も作れないということと同じである。私たちが抱えている現状の正しい認識と、それを翻すための精神武装の考え方の正確な整理なく、理にかなった行動の計画は作れないし、適切な行動はできない。いくら大勢の人が集まっても、一歩間違えば、組織や活動は簡単に乗っ取られて終わるだけである。ユダヤ革命だったと言われるフランス革命もロシア革命も、国際金融機関の軍門に下った明治維新も大いに怪しいものである。それらが意図的に美化されていること自体が、私たちをとらえている作られた情報空間が思考監獄になっていることを意味している。
自由と平等を謳いながら、偽装民主制が整えられた後は、徴兵制を敷くことで軍備拡大と終わらない戦争に突入していったのがフランス革命であり、ロシア革命であり、明治維新なのではないか。そこで失われた尊い命は、本当に失われるべき命だったのか。そこで失われた命があるから、今があるというのは、適切な因果関係の分析をしていない都合の良い解釈である。そのような解釈をする人たちは、そこで散っていった個々の命や想いをおろそかにしていると私は思う。私はひとりひとりの命と、そのひとりひとりの命の背後にある家族の気持ち、これらが最も重要であると考えている。個々の命の尊さをおろそかにして、集合体としての幸せが達成されることはありえない。
田中英道先生が指摘しているように、1942年頃に策定されたと思われるOSS日本計画で定められたとおりに遂行されたと思われる真珠湾攻撃から始まったのが、大東亜戦争と呼ばれる戦争である。そこで失われた命は、本当に失われなければならなかったのか。それらは、金という経済論理や進歩史観の思想の上に、不必要に犠牲にさせられたのではないかと私は問いたい。
前述したように、日本国独立宣言論の方法論では、個々人の独立宣言こそが、この国が独立するための押しボタンになるということを説いた。しかし、それだけではない。ひとりひとりが独立宣言を行うということは、ひとりひとりが確固たる決意(決断)をすることであり、具体的な行動をする約束を、自分自身に対しても行うことである。つまり、独立宣言は、自分が独立のための行動を行うことを自分自身に誓うという押しボタンなのである。そして、そういう気持ちをもった主体的主権者こそが、ひとりひとりの命や心を大切に扱う国家を創れるのだと考えている。
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真田信秋
真田信秋 ニコニコ動画、ニコニコチャンネルを中心に、多事総論チャンネルを展開中。 1977年生まれ、和歌山県田辺市出身。2004年より東京在住。 地方行政機関、民間企業10社以上の幅広い参画歴を持つ。 アマゾンキンドルにて電子書籍も公開している。 コロナ茶番前より医学不要論に習い、2017年10月より薬を一切飲んでいない。 ますます悪化する属国状態を憂え、国民、一人一人が独立宣言を行うことの結果として、国民総意の独立宣言を行う「日本国独立宣言」を唱えている。 独立言論フォーラム一般会員、ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)、日本列島100万人プロジェクトの趣旨に賛同するものである。


















