☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年11月10日):トルコ、ネタニヤフ首相に「ジェノサイド」容疑で逮捕状を発行
国際※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相 © Nathan Howard / The New York Times via AP
トルコのメディアによると、イスタンブール検察庁は、ガザ地区での大量虐殺と人道に対する罪の疑いで、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と他の政府高官36人に対して逮捕状を発行した。
イスラエルは、2023年10月7日にハマス主導の襲撃を受け、約1,200人が死亡したことを受けて軍事作戦を開始した。ガザ地区の保健当局によると、報復攻撃と地上作戦により、これまでに6万8,000人以上のパレスチナ人が死亡した。
イスタンブールの主席検察庁が金曜日(11月7日)に発行した逮捕状は、イスラエル当局者がトルコ・パレスチナ友好病院の爆撃やガザにおける人道支援活動の妨害など、民間人に対する「組織的な」暴力作戦に参加したと非難している。

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逮捕状リストにはネタニヤフ首相に加え、イスラエルのイスラエル・カッツ国防相、イタマル・ベン・グヴィル国家安全保障相、イスラエル国防軍参謀総長エヤル・ザミール、海軍司令官デビッド・サール・サラマが含まれている。
声明は「得られた証拠に鑑み、イスラエル政府当局者はガザで犯された『人道に対する罪』および『大量虐殺』の組織的行為について刑事責任を負うと判断された」と述べ、「容疑者らは現在トルコ国内にいないため逮捕できなかった」と指摘した。
西エルサレムは、この動きは政治的動機に基づくものであり、法的根拠がないとして非難した。「イスラエルは、暴君(レジェップ・タイップ・エルドアン大統領)による最新のPR活動に、軽蔑の念を込めて断固として拒否する」と、イスラエルのギデオン・サール外相はXで述べた。

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今年初め、国連委員会もイスラエルをジェノサイドに相当する行為で非難した。ネタニヤフ首相は、ヨアブ・ガラント元国防相と数人のハマス指導者とともに、ハーグに本部を置く国際刑事裁判所(ICC)から既に2024年に発令された逮捕状の対象者となっている。
ローマ規程に署名していないイスラエルは、これらの容疑を否定している。イスラエルの緊密な同盟国である米国もICCの締約国ではないが、複数の判事と検察官をブラックリストに載せるなど、ICCに対する圧力キャンペーンを開始している。
イスラエルとハマスは、ドナルド・トランプ米大統領の20項目の和平案に基づき、10月初旬に停戦に合意した。これは、同大統領が8カ月で終結したと主張する8つの戦争のうちの1つである。
しかし、その後も暴力は繰り返し激化し、停戦違反をめぐって双方が非難の応酬を続ける中、数百人のパレスチナ人と少なくとも2人のイスラエル兵が死亡した。
※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS http://tmmethod.blog.fc2.com/
の中の「トルコ、ネタニヤフ首相に「ジェノサイド」容疑で逮捕状を発行」(2025年11月10日)
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また英文原稿はこちらです⇒Türkiye issues ‘genocide’ arrest warrant for Netanyahu
トルコ政府は、イスラエル当局者数十名がガザの民間人に対して「組織的」犯罪を犯したと非難した。
出典:RT 2025年11月7日https://www.rt.com/news/627488-turkiye-netanyahu-arrest-warrant/


















