連載：マッド・アマノコラム集（７）
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世にも恐ろしい「劣化ウラン弾」
米英軍は 2003 年からイラクに侵攻した際に劣化ウラン弾を使用している。イラク国内の土 壌・水・大気汚染を引き起こし、住民の健康に深刻な影響を与えている。劣化ウラン弾は、金 属や装甲を貫通する威力があり、その際に発火・粉塵化し、その粒子が人体に吸収されると放 射線障害と重金属中毒の化学毒性をもたらし臓器障害を引き起こすと言われている。イラク軍 の兵士、住民の間で発がん、呼吸器疾患、腎臓障害、奇形児出産などが発生している。
しか も米軍兵士の被害も少なくない。退役軍人が米政府を訴えるというなんとも皮肉な現象が起き ている。イラクの大量破壊兵器所有を批判したブッシュ政権 ( 当時 ) は捜索の結果、大量破壊 兵器は発見されなかった。これは、とんでもない「嘘の言いがかり」ではなかったか。イラク 侵攻の結果、フセイン大統領は拘束され一方的な裁判の末、絞首刑となった。
戦後、直ちにアメリカはバクダッドに巨大な大使館を建設し中東の石油利権に睨みを利かせて今日に至ってい る。イラク人の犠牲者は数十万人から 100 万人以上と推定されている。死者だけではなく 500 万人以上が難民となり、保健医療システムが崩壊するなど、長期的な影響が出ている。2001 年 9 月 11 日に起きた「同時多発テロ」の実行犯はアラブテロリストだとホワイトハウスは断定し たがその後、それに対して疑問符が投げかけられている。真犯人はウサーマ・ビン・ラーディ ンという説は「嘘」だと言う論陣も少なくない。
ただし、これについて語ることは日米ともに許されていない。ビル崩壊の映像を見せられた世界中の人々は「ハイジャック機が激突した」と 思わされてきた。しかし、これは実は作られた映像であり、ビルの各階にあらかじめ設置され た爆薬が崩壊させた、と言う説が密かに出回っている。
まさか、そんな事はないだろうと疑うならツインタワービルの真裏の第 7 ビルが突然崩壊したことをどう思うか問いたい。飛行機の 激突のないビルがなぜ崩壊したのか ? このビルには政治的な資料が保管されており、負債 ( 借金 ) 返金の重要性な書類が含まれていたと言われている。これらの消滅により負債処理の必要 を逃れた、とも言われている。いずれにしても 911 事件の闇はとてつもなく深い。
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マッド・アマノ
日本では数少ないパロディスト(風刺アーティスト)の一人。小泉政権の自民党(2005年参議院選)ポスターを茶化したことに対して安倍晋三幹事長(当時)から内容証明付きの「通告書」が送付され、恫喝を受けた。以後、安倍政権の言論弾圧は目に余るものがあることは周知の通り。風刺による権力批判の手を緩めずパロディの毒饅頭を作り続ける意志は固い。
