第6回 北京に習氏批判の横断幕?米国国連大使ロシア批判!/驚嘆、紐育と北京の出来事
メディア批評&事件検証週刊 鳥越俊太郎のイチオシ速報!!
https://foomii.com/00190
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今日は驚くようなことを幾つか話題にしてみようと思う。
次の二つの写真を見比べてほしい。同時期に同じ対象、つまりこの場合は私だが、撮影した写真を見比べてほしい。
1)https://foimg.com/00190/hIAVwF
2)https://foimg.com/00190/pJZllN
1、と2、ではまるで違う。
何が違うって?
分かりませんか?
はいはい、違うんですね。私の足の長さが。見た目で明らかに2、の方が長い。
人間誰しも「足長おじさん」に見てほしい。石原裕次郎の頃から足の長いお兄さんはカッコ良かった。
写真1、と2、でどうしてこんな差が出来るのか?
この話は知ってる人は知ってるので黙殺してください。実は私は最近知ったんですけど、この写真1、はうちの奥さんが普通の立ち位置でスマホをパチリとやったものです。何も気にしないで写真を取る場合はこれですよね。
じゃあ写真2、はというと、分かりますかねえ?少しカメラ目線が下に下がっています。目線をほんのちょっと下げることで、はい、長足少年、長足青年、長足じじいも実現する訳です。
はい、今日はちょっとしたお遊びから入りましたが、如何でしたか?
次はやはりこの写真を見て頂きましょう。
https://foimg.com/00190/DA75Ye
先週の記事で日本人とマスクについて書きました。コロナ感染が怖くてマスク100%の日本人とだーれもマスクなんかしてません欧米の人たちとコロナ感染率を比べるとダントツに日本人の感染者が多い。そんな事実をあなた知ってますか?その話の流れからどうして日本人はマスク外せないの?そんな話したの覚えてますよね?
岸田首相や政府厚生労働省も「屋外では基本的にはマスク外しましよう!」
確かにそう言ってますよね。
だけどだけど、日本では歩道を歩いている人、100%、全員マスクをしています。人の目が怖い、人に睨まれる、人と同じようにしておかないと落ち着けない。人と、人と人と人と・・・・・人と違う行動は取れない!日本人が日本人同士で縛り合う構図、インタビューするとまさにこの構図にはまりこんでいる。
これを同調圧力の賜物だという。
人々は新聞の中でどう生きているのか?
日々学びながら生きているんです。
新聞の写真は全員マスク姿。
テレビの中に人々は皆生き方の規範を求めているんだろうな。野っ原のような所からのテレビ中継でもマスク姿だもんな見ている我々は影響を受けるわけさ。
写真3、はたまたまなんだろうけど、10月14日の第二社会面の3枚の、この写真だったので使わせてもらいました。
テレビ局も日本人の総マスク化には大き無責任を負っているはずなんだけど、彼らには「日本人総マスク化」に対するなんの反省もない。日本人の愚かな、どこを見ても反省の色もない。
そうした惨状の責任を感じることはこれからもないだろうな。
さてさて、今日の本題は:毎日新聞10月14日の7面の記事。
「国連総会で12日、ロシアによるウクライナ東・南部4州の一方的な併合は州の一方的な併合は「無効だ」とする非難決議を143カ国の賛成多数で採択した。戦況が長引く中で一部の加盟国には「ウクライナ疲れ」も広がるが、国連憲章の原則を否定する併合宣言に国際社会がノーを突きつけた形だ」。
これはどーってことはない記事だよ。私が反応したのは次に続く米国会議員の言葉だ。次にこうあるのに私の魂は強く反応した。
「今日はロシアがウクライナを侵攻しているが、明日領土を侵されるのは別の国かもしれない。次はあなたかもしれないのだ。その時、あなたはこの議場に何を期待するだろうか」。
米ニューヨークの国連本部の総会議場。
米国のトマスグリーンフィールド国連大使は自国が侵略された場合を想像してほしい、と訴えた。
アメリカの議場にいるあなた!知らないのかもしれない。が、戦後の歴史とともに私たちが忘れられないのはウクライナ戦争などとは比べようがないもっと大掛りな米軍によるアジアの国々に対する蹂躙だ。
朝鮮戦争やベトナム戦争を持ち出すまでもなく、あのどこから見ても一方的な侵略戦争だったイラク戦争をみるがいい。
アメリカ軍はイラクが「大量破壊兵器」を保持しているまた保持しつつある、との情報で、また化学兵器も既に保有しているというデマ情報でイラ領土内に一斉にミサイル攻撃をかけたのだ。
私たちはこんな子供騙しのような言葉には迷わされないぞ。
どの口がそれを言う!!
これでも分かるだろう。
アメリカ合衆国とロシア連邦さんよ。
あなた達のウクライナのお遊びはもう終わりですよ。きっちり話をつけてください。
もうこれ以上の殺し合いは止めてください。
最後のおはなしです。
https://foimg.com/00190/12wLd7
「中国共産党の習近平総書記(国家首席)が3期目続投を決めると見られる第20回党大会を目前にした北京市内で、厳格な新型コロナウイルス対策や習氏の権力強化に不満を示す横断幕が掲げれた模様だ。インターネット上に13日拡散した写真には「領袖はいらない、投票用紙がほしい」「コロナ対策ではなく自由がほしい」「文革(文化大革命)はいらない、改革が欲しい」などと書いた横断幕が大学街の陸橋に掲げられている様子が映っている」
厳しい中国でよくぞこんな横断幕が出てきたなあ。今、世界でかつての日本のようにひとつも漏らすことなく国民を見張っているのは中国以外にどこがあろうや22世紀に向けて中国はどこへ向かうのか?他人事ではないな、、、そう思いながらこの歴史的な横断幕に見いるのである。
しかし、人は老いる。
毛沢東だって鄧小平だって英雄達は去った。が、習近平は現在69歳。今回の党大会で党主席の任期2期10年の党規約を変えてまで3期15年の独裁体制を構築した。あと5年やっても74歳だ。まだやれる!共産党独裁、その上に習近平独裁体制が続く。14億人の民が従う。
工業も農業も世界ナンバーワンの国になって行くのだろう。
あらゆる身の回り品には「made in china」のタグがついている時代。ある有名電機メーカーのテレビを修理しようとしたら、部品はもう全部中国で作っていると言われた。食も様々なものが大陸からやってきている。
日本人も14億の民とはそれなりにうまくやっていかなきゃならない時代だなあ、と実感する。
それなのに一部の意識高い右派連中は「敵基地攻撃能力」などと言葉遊びをしたがる。
台湾問題だってウクライナ問題とは質が違うのに「台湾問題」と言って騒ぐ。
これからは相手が誰であれちゃんと付き合っていかねばならない時代だと言うのに。
この横断幕はガチガチの独裁体制の中国にそよっ!ぐらいの風を吹かせることは出来たのか???
(2022年10月16日)
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※ご支援のお願いのチラシ作成しました。ダウンロードはこちらまで。
1940年3月13日生まれ。福岡県出身。京都大学卒業後、毎日新聞社に入社。大阪本社社会部、東京本社社会部、テヘラン特派員、『サンデー毎日』編集長を経て、同社を退職。1989年より活動の場をテレビに移し、「ザ・スクープ」キャスターやコメンテーターとして活躍。山あり谷ありの取材生活を経て辿りついた肩書は“ニュースの職人”。2005年、大腸がん4期発覚。その後も肺や肝臓への転移が見つかり、4度の手術を受ける。以来、がん患者やその家族を対象とした講演活動を積極的に行っている。2010年よりスポーツジムにも通うなど、新境地を開拓中。