【連載】ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会 メールマガジン
ノーモア沖縄戦

メールマガジン第9号:鹿児島での新しい会結成にむけての動きと新しい独立市民メディアのご紹介

ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会

「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」 賛同者・呼びかけ人の皆さま

いつも活動をご支援いただき誠にありがとうございます。

第9回の今回は、発起人の木村朗さんよりメッセージをいただきました。

それでは、どうぞご覧ください。

 

近年の南西諸島防衛と台湾有事を前提とした日米軍事一体化と琉球弧の島々(与那国―石垣―宮古―沖縄―奄美-馬毛島・種子島)の軍事要塞化の動きを受けて、鹿児島でも危機感を持った有志による新たな市民による会結成の動きが生まれています。

もちろん、こうした動きは沖縄でのこの「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」の経験に学んで始まったものです。すでに2月に「南西諸島を戦場にさせない市民の会・鹿児島」(仮称)の第1回目の準備会が開催され、事務局が設置されました。また、3月25日の次回の会議で正式に発足できる方向で現在準備を進めています。

鹿児島は、太平洋戦末期米軍との激しい地上戦となった沖縄に向き合ういわば「最前線」(特攻攻撃の拠点)となりました。1944年10月10日の那覇市の「10・10空襲」では、鹿児島県の奄美大島や徳之島も銃爆撃の被害を受け、これを皮切りに、奄美諸島全体が空母艦載機の空襲を受けました。

米軍の沖縄上陸が迫ると空襲は鹿児島県本土に及ぶようになりました。この鹿児島空襲・特攻の再現は単なる空想でなく、いままさにその恐れが高まっています。鹿児島と沖縄を結ぶ南西諸島の島々が再び戦場になることを断じて許してはなりません。日本本土(特に鹿児島)と沖縄は現在の戦争前夜とも言うべき状況に共同で対処する必要があると思います。

また、お知らせです。4月1日に私が編集長となってスタートする新しいインターネットメディアISF:Independent Speech Forum(独立言論フォーラム)は、既存のメインストリームメディア(MSM)では得られない不可視化された不都合な事実・真実をありのままに伝えるとともに民主的なオピニオンを主導する、自律した市民のための独立メディアです。

このメディアの最大の目的・役割は、権力(政府・大資本)の監視・批判を通じた戦争発動の阻止と人権侵害の解消であり、日本の真の独立と再生、東アジアの平和と共生、沖縄基地問題の根本的解決を実現することを目指しています。

それに先行するかたちで今年(2022年)1月3日にFMぎのわんラジオの新番組「沖縄平和トーキングラジオ〜南から風を〜」を宮城恵美子さんや与那覇恵子さんのご協力を得て始めています。

このラジオ番組は、現在YouTube でも視聴できますが、4月から創設されるISF独立言論フォーラムでも視聴できるようになります。当会の共同代表である山城博治さんにも定期的に出演していただくことになっていますので、南西諸島を戦場にさせないための沖縄と本土をつなぐ市民ネットワークとして皆さんにも積極的に活用していただけると幸いです。

独立言論フォーラムHP(4月1日よりアクセス可能)  https://isfweb.org

木村 朗(ISF独立言論フォーラム編集長&FMぎのわんラジオ・パーソナリティ)

(「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会 メールマガジン第9号」より転載)

 

ISF主催公開シンポジウム(11月25日開催)『ウクライナ危機と世界秩序の転換 ~情報操作と二重基準を越えて』の申し込み

※ご支援のお願いのチラシ作成しました。ダウンロードはこちらまで。

https://isfweb.org/2790-2/

「独立言論フォーラム(ISF)ご支援のお願い」の動画を作成しました!

ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会 ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会

「ノーモア沖縄戦の会」は「沖縄の島々がふたたび戦場になることに反対する」一点で結集する県民運動の会です。県民の命、未来の子どもたちの命を守る思いに保守や革新の立場の違いはありません。政治信条や政党支持の垣根を越えて県民の幅広い結集を呼び掛けます。

ご支援ください。

ISFは市民による独立メディアです。広告に頼らずにすべて市民からの寄付金によって運営されています。皆さまからのご支援をよろしくお願いします!

Most Popular

Recommend

Recommend Movie

columnist

執筆者

一覧へ