
執筆者
石原昌家

プロフィール
1941年台湾生まれ。沖縄県那覇市首里出身。専門は社会学・平和学。最近刊は『援護法で知る沖縄戦認識』(2013)、凱風社など。
執筆者の記事


第81回 平和祈念資料館展示問題⑭:銃不所持日本兵 発注 業者、指示受け対処に苦慮
琉球・沖縄通信
第80回 平和祈念資料館展示問題⑬:国策批判抑え、展示変更 歴史認識、根底から覆す
琉球・沖縄通信
第79回 平和祈念資料館展示問題⑫:展示変更案の全体判明、次々に「日本の加害」削除
琉球・沖縄通信
第78回 平和祈念資料館展示問題⑪:展示変更、県三役関与 隠蔽姿勢、与党も批判
琉球・沖縄通信
第77回 平和祈念資料館展示問題⑩:変更案資料を非公開、県議会も問題解明へ動き
琉球・沖縄通信
第76回 平和祈念資料館展示問題⑨:軍の残虐性薄める 県、監修委に無断で大幅変更
琉球・沖縄通信
第75回 平和祈念資料館展示問題⑧:「強制退去」県が削除 戦争マラリア、国責任薄める
琉球・沖縄通信
第74回 平和祈念資料館展示問題⑦:戦争マラリアも改ざん 実相伝える記述、大幅削除
琉球・沖縄通信
第73回 平和祈念資料館展示問題⑥:改ざんは証言の抹殺、沖縄戦体験者「事実継承」訴え
琉球・沖縄通信
第72回 平和祈念資料館展示問題⑤:県幹部ら18項目改ざん、沖縄戦の残虐性薄める
琉球・沖縄通信
第71回 平和祈念資料館展示④:メイン展示は住民証言、県の動きに「事実隠蔽」批判
琉球・沖縄通信
第70回 平和祈念資料館展示問題③:部局主導の変更強調 県、上層部の指示示さず
琉球・沖縄通信
第69回 平和祈念資料館展示問題②:「自決」強要の兵士除去、「沖縄戦の実相」根幹改ざん
琉球・沖縄通信
第68回 平和祈念資料館展示問題①:壕内の日本兵 銃持たず、監修委「不自然」と指摘
琉球・沖縄通信
第67回 平和の礎⑨:慰霊・追悼、記録の場に 戦争悲惨さ伝え、平和希求
琉球・沖縄通信
第66回 平和の礎⑧:首相前に侵略、戦争批判 朝鮮半島南北代表「村山談話」に影響か
琉球・沖縄通信
第65回 平和の礎⑦:親展で知事決断迫る、全戦没者掲載へ予算確保
琉球・沖縄通信
第64回 平和の礎⑥:名簿確認 壮大な作業、誤記防止へ全員新聞掲載
琉球・沖縄通信
第63回 平和の礎⑤:外国人刻銘へ交渉、名簿抽出に時間要す
琉球・沖縄通信
第62回 平和の礎④:刻銘へ全戸調査訴え、ゼミ実績示し県を説得
琉球・沖縄通信
第61回 平和の礎③:共生の価値観提示、「恩讐を越え」に強い反発も
琉球・沖縄通信
第60回 平和の礎②:虐殺示す「遺骨展示」、平和の願い「礎」と通底
琉球・沖縄通信
第59回 平和の礎①:戦争拒絶の思想具現化 軍民、敵味方区別なく刻銘
琉球・沖縄通信
第58回 沖縄人の加害側面:皇軍兵で侵略に関与、アジア太平洋 広く派兵
琉球・沖縄通信
第57回 読者からの手紙㊦:父、「先祖の地」侵攻に苦悩 中国渡来の久米村に出自
琉球・沖縄通信
第56回 読者からの手紙㊤:中国人斬首を目撃、父が戦時下の海南島
琉球・沖縄通信
第55回 海南島㊦:中国人を次々と斬首、「良民証」不所持をスパイ視
琉球・沖縄通信
第54回 海南島㊤:日本軍が中国人虐殺 2県人目撃、「血の海」に
琉球・沖縄通信
第53回 サイパンの戦争体験㊦:県人捕虜、米軍作業に 郷土への爆撃加担に苦悩
琉球・沖縄通信
第52回 サイパンの戦争体験㊤:想像絶する収容所 見捨てられた孤児、赤ん坊
琉球・沖縄通信
第51回 最高裁判決:上告も合憲判断を維持、「集団自決」記述を容認
琉球・沖縄通信
第50回 第二審判決:「不当な判断」示す、事実証言も違憲性認めず
琉球・沖縄通信
第49回 第二審証言の根幹:「軍命」発したも当然、軍と共に「死ぬこと」前提
琉球・沖縄通信
第48回 一審後の新聞報道:県内紙、軍命証言を 県外紙「隊長命なし」協調
琉球・沖縄通信
第47回 二審での証人尋問:検定根拠の不当性主張 2時間超、国の論法に反論
琉球・沖縄通信
第46回 二審への準備:一審判決 否定が課題、研究仲間の著作 国側論拠に
琉球・沖縄通信
第45回 表記の区別:集団死、3通りに区別 軍、「共死」を県民に
琉球・沖縄通信
第44回 分かりにくさの原因:援護法に「集団自決」適用、「軍民一体」意識も残存
琉球・沖縄通信
第43回 初の「裁判所判断」:国側の意見に沿う、「間接殺害」の実相認めず
琉球・沖縄通信
第42回 曽野氏起用の理由:虐殺証言を中略 国証人、引用を取捨選択
琉球・沖縄通信
第41回 「集団自決」の定義:住民は強制集団死、軍の自決と明確に区別
琉球・沖縄通信
第40回 検定訴訟出張法廷:家永裁判で研究深化、住民虐殺に「直接」「間接」両面
琉球・沖縄通信
第39回 第三次教科書訴訟「沖縄戦部分」:空前絶後の報道姿勢、全国へ実相伝える好機に
琉球・沖縄通信
第38回 83年検定事件:国、住民殺害に注文 「集団自決」加筆命じる
琉球・沖縄通信
第37回 82年教科書検定事件:「沖縄戦 真実伝えて」、「虐殺」削除に県民抗議
琉球・沖縄通信
第36回 有事法制制定の動き:「ソ連脅威論」声高に、沖縄戦の惨状伝え対抗
琉球・沖縄通信
第35回 浦添市史の編集:地域史づくりに新風 戦災調査、各地に広がる
琉球・沖縄通信
第34回 戦災実態調査:惨状、数量的に把握 聞き取り、学生たちが奮起
琉球・沖縄通信
第33回 中野学校出身者の戦後:生存1400人 多様な活動、朝鮮戦争前 半島派遣も
琉球・沖縄通信
第32回 波照間のマラリア被害:「苦しみ忘れるなかれ」 児童らの無念、石に刻む
琉球・沖縄通信
第31回 波照間の元離島残置諜者:よみがえった悪夢、本人来島に島人抗議
琉球・沖縄通信
第30回 離党残置諜者たち:身分隠し島々に潜入 米上陸備え、少年を訓練
琉球・沖縄通信
第29回 沖縄の遊撃隊:北部に少年護郷隊、「不還攻撃」計画を中止
琉球・沖縄通信
第28回 S.Kさんの諜報活動:単独で各地を転々、現地で協力者作る
琉球・沖縄通信
第27回 中野の精神:「正規軍全滅後が出番」、占領下の秘密戦も想定
琉球・沖縄通信
第26回 沖縄と軍諜報機関員:「中野学校出身」明かす、ベトナムでの活動証言
琉球・沖縄通信
第25回 那覇市民の体験記録:感情風化 重い口開く、深い心の傷に触れる
琉球・沖縄通信
第24回 沖縄戦を考える会:非難覚悟で真実究明 平和教育本も出版 捏造や歪曲、現状正す
琉球・沖縄通信
第23回 平和祈念資料館:「証言の本」メインに 兵器の展示、住民視点で
琉球・沖縄通信
第22回 平和の礎へ、被災実態調査が始動 戸籍にない戦没者も多数
琉球・沖縄通信
第21回 ウワイスーコー:語り始めた体験者、「沖縄戦考える会」発足
琉球・沖縄通信
第20回 県立平和祈念資料館:正面に日の丸と銃器、にじむ皇軍賛美に批判
琉球・沖縄通信
第19回 日比野傷病兵の手記:悪臭の中、死におびえ 爆風で飛ばされ生還
琉球・沖縄通信
第18回 アブチラガマの調査②:時期ごとに役割変化、「軍民一体化」の経緯確認
琉球・沖縄通信
第17回 アブチラガマの調査①:「命どぅ宝」にじむ教訓、学生と未知の暗闇へ
琉球・沖縄通信
第16回 糸数アブチラガマ②:親族でもスパイ視、選挙で「人殺し」の汚名
琉球・沖縄通信
第15回 糸数アブチラガマ①:壕から住民銃殺、戦後の集落覆う疑惑
琉球・沖縄通信
第14回 伊是名島虐殺事件⑥:中野学校出、戦後も諜報? 聞き取り直前に沖縄去る
琉球・沖縄通信
第13回 伊是名島虐殺事件⑤:島にタブー、真相阻む 証言公表の判断で葛藤も
琉球・沖縄通信
第12回 伊是名島虐殺事件④:青年30数人が戦死、「元」巡査恨まれ ぬれぎぬ
琉球・沖縄通信
第11回 伊是名島虐殺事件③:島の人自身が本出版、タブー破り出身者も歓迎
琉球・沖縄通信
第10回 伊是名島虐殺事件②:「指導者に裏切り者」 脅迫機に、真相迫る
琉球・沖縄通信
第9回 伊是名島虐殺事件①:新聞寄稿に激しい脅迫、地域のタブーに踏み込む
琉球・沖縄通信
第8回 戦跡基地巡り開始 聞き取り、成果生かす バス借り”にわかガイド”
琉球・沖縄通信
第7回 初の聞き取り調査 生の言葉に身震い 絶体絶命、板挟みの住民
琉球・沖縄通信
第6回 「軍国幼児」の記憶、沖縄戦体験 耳にせず 台湾から5歳で引き揚げ
琉球・沖縄通信
第5回 県史の調査執筆、歴史学の視点学ぶ 北部、伊江で庶民の体験聞く
琉球・沖縄通信
第4回 「来島事件」その後、親友が赤松の主治医 複数の不思議な巡り合わせ
琉球・沖縄通信
第3回 相反する認識、戦争犯罪の調査始まる 曽野氏は「命令なかった」
琉球・沖縄通信
第2回 赤松氏来島事件、「真相」追う旅の始まり 「集団自決」責任で紛糾
琉球・沖縄通信