【特集】新型コロナ&ワクチン問題の真実と背景

なぜ再び「コロナ騒ぎ」の復活なのか―モハンティ三智江さんによる『コロナ騒ぎ謎解き物語』全3巻の書評掲載にあたって

寺島隆吉

そこで三智江さんに、上記書評のブログ転載をお願いしたところ、『銀座新聞ニュース』の許可も得られたようですから、それを以下に転載させていただくことにします。

 

書評
コロナ騒動の不思議を、推理小説のように紐解く、『コロナ騒ぎ謎解き物語』(全3冊)
(寺島隆吉=たかよし=著、あすなろ社、2021, 2022)

寺島隆吉「コロナ騒ぎ 謎解き物語(全3冊)」(1は税込1430円、2、3はいずれも1100円)は、隠れたベストセラー、必読書だ。巻ごとに色違いのカバー、タイトルの白抜き大文字も、シンプルだが気がきいている。

5月、岐阜大学の元名誉教授(専門は英語教育・国際理解)で今尚、旺盛な執筆活動を続けておられる寺島隆吉先生から、ご高著を贈呈された。その名も「コロナ騒ぎ謎解き物語」は、全3巻から成る力作シリーズで読み応えがあった。

いわゆる「陰謀論」で片付けられているネット諸説を緻密に検証、何が陰謀論で何がそうでないかを分けて信ぴょう性のある統計資料をふんだんに引用して、事実と信じるに足る自論へと昇華している。

時系列で事象を並べ、その隙間から覗いてくる謎を徹底解明、まるで謎が紐解けるような推理仕立てで面白く、ページが進む。振り返るに、コロナ騒動は、ウイルス存在いかんから始まって、人工か自然か、発生の不思議、いったい誰がどうやって、どこでなんのために、の不思議がついて回り、私など、ある時点から茶番劇とわかっていてあえて乗るスタンスをとっていたが、同著で謎の大元は解けたとの思いだ。

第1巻「コロナウイルスよりもコロナ政策で殺される」にあるように、人々の恐怖を煽り立てる恐怖作戦なるものに、私自身も含め、洗脳されていたと、今になればわかるが、やはり発生当時は、何が何だかわからず、未知の疫病に対する恐怖心だけが先行し、自己防衛、生存本能から扇動させられていたように思う。

治験未了のワクチンに、みなで渡れば怖くないといっせいに走ったのも、無理からぬところがあったと思うが、背後で秘密裏に仕組まれていたドラマを知ると、震撼する。疑い深い私は未だに半信半疑なのだが、同著は、反論の余地がないほど、科学的立地に立っての検証、ふんだんな海外文献を駆使して裏付けと、説得力を持つ。研究者ならではの徹底究明せんとする真摯な熱情は賞賛に値する。

第2巻「私たちはガリレオの時代に戻ってしまうのだろうか」はメディア批判(赤旗から朝日新聞まで)、第3巻「ワクチンで死ぬかイベルメクチンで生きるか」はイベルメクチン(北里大学栄誉教授大村智博士発明のノーベル賞受賞の抗寄生虫薬でコロナに効くとされる)擁護・推奨論だが、インドやアフリカの実態を統計資料を用いて緻密に分析、同薬が顕著な効果をあげた事実を科学的に立証、緊急使用が承認されていたら、これほどの大騒ぎにならずに重症・死者数を食い止められたのではないかと結論付ける。なぜそうならなかったのか、巨大利権のからくりが紐解かれる。

第3巻には、2021年7月6日銀座新聞ニュースに掲載された拙記事(インド発コロナ観戦記)も引用頂き、インド在住者の声も汲み取って頂いている。昨年5月デルタ大爆発に見舞われたインドがひと月とたたぬうちに収束したのは、イベルメクチンの卓効(短期における驚異的な回復率)とする内容だ。以下、再度掲げておく。

「インド、第2波新規8万人台、効果をあげたイベルメクチンも使用中止に」
https://ginzanews.net/?page_id=55952
銀座新聞ニュース(2021年7月6日号)

副作用のほとんどない「ミラクル既存薬」「第2のペニシリン」と著者が激賞するイベルメクチンについては、観戦記本文で私自身もこれまで述べた通りだ。

たくさんの人にこの著を読んでいただきたい(Amazon限定)。そして、コロナ騒ぎとはいったい、なんだったのか、巷に氾濫する情報に惑わされずに、改めてまっさらな目で考察頂きたい。

「コロナ騒ぎ謎解き物語」は、そのための指南役、大手メディアの情報のみを真に受けている人には、目からウロコの本である。また、功成り名遂げた著者が、今の日本の大勢から見ると、多分に誤解、下手すると、誹謗中傷を受けかねない自論を臆せず、能う限りの科学的裏付けのもとに展開、ひじょうに勇気ある、良心の書でもある。

YouTube動画ですら、ワクチン、イベルメクチン関連用語は隠語でしか使用できず、検閲が厳しくなっている昨今、ガリレオ(Galileo Galilei、1564-1642)の時代に戻ってしまうのかと嘆き、著者は告発を怖(お)じない。

最後は、ホロコースト(Holocaust、第2次世界大戦中の国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス党)率いるドイツ国(ナチス・ドイツ)がユダヤ人などに対して組織的に行った絶滅政策・大量虐殺のこと)の生き残り3人が国際刑事裁判所に新型コロナウイルスが意図的に作られた生物兵器であったことの有力な証拠を得たとして、提訴に踏み切る情報が取りあげられているが、圧巻だった。

武漢研究所漏洩説がほぼ定説となった今、故意か過失か知る由もないが、世界中に大混乱を招いたコロナ起源が、人工的に撒き散らされたとしたなら、人類への冒涜(ぼうとく)以外の何ものでもないだろう。

黒幕はいったい、誰なのか、同著はその答の手がかりとなるだろう。コロナ騒ぎを演出し、資本主義の再編・リセットを目論む黒幕的存在を知りたい方は、同書を一読すべきである。疫病や局地戦争で不透明な現代、暗い世相の一筋の光、闇夜を照らす灯火、道標(みちしるべ)となる導きの書である。

寺島隆吉の略歴
1944年石川県生まれ、思想家。1969年に東京大学教養学部教養学科科学史科学哲学を卒業、石川県立高校教諭、
1984年に金沢大学大学院教育学研究科英語教育修士課程を修了、1986年に岐阜大学教養部専任講師、1988年に同大学助教授、カリフォルニア大学バークレー校、南カリフォルニア大学客員研究員を経て、1993年に岐阜大学教養部教授、1996年に同大学教育学部教授、
現在、国際教育総合文化研究所所長。著書に「英語教育原論」(明石書店)、「英語教育が亡びるとき」(明石書店)ほか多数(訳書もチョムスキー関連書など多数)。ブログ「百々(どどが)峰だより」(http://tacktaka.blog.fc2.com/)。

※7月29日に、「ウクライナ問題の正体1・2」(仮題、寺島隆吉著)、長引くウクライナ紛争、喫緊のテーマを扱った近刊が出る予定。

以上が、三智江さんの拙著に対する書評です。この100号記念号では、この書評の前段として、インドから日本に帰国したときに三智江さんが味わったコロナ騒ぎの顛末も生々しく描写されています。

したがって、この100号記念号の全文「帰郷後にワクチン接種勧告を受けるも陰性証明書で妥協、母の遺産協議へ」をお読みになりたい方は下記URLにアクセスしてください。
https://ginzanews.net/?page_id=59251

<追記>

上記の書評で三智江さんは「武漢研究所漏洩説がほぼ定説となった今、~」と書いています。が、WHOもCDC(アメリカ疾病管理予防センター)も、は「武漢研究所からの漏洩」ではなく、自然発生説を強力に主張していました。

それは多分、この武漢研究所のコロナウイルス研究がアメリカ資金によっておこなわれていたことが暴露されることを恐れていたからでしょう。

しかし、このコロナウイルスの伝染力を強める研究は、アメリカ国内でもおこなわれていたことが最近分かってきました。

それどころか、Lancetという医学高級誌の編集長までも、「この新型コロナウイルスはアメリカ国内の研究所が発生源である可能が強い」と言い始めています。次の記事は、そのことを暴露しています。

46カ所にも及ぶウクライナにおけるアメリカ資金の生物兵器研究所の存在が暴露されたことと相まって、コロナ騒ぎをめぐるアメリカの責任を問う声は、強まることはあっても弱まることはないでしょう。

*Covid-19 may have originated in US biolab、Lancet chair(新型コロナはアメリカの生物研究所が発生源かも、とLancet編集長)
https://www.rt.com/news/558191-economist-says-covid-escaped-us-lab/

 

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https://isfweb.org/recommended/page-2168/

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寺島隆吉 寺島隆吉

国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授

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