第105回 世界を裏から見てみよう:ビル・ゲイツは「悪魔」か
国際・ビル・ゲイツの軽井沢の「秘密基地」
ビル・ゲイツが長野県の軽井沢に巨大「別荘」を建設し保有していることは、あまり知られていないだろう。私は2012年、軽井沢に別荘を構える友人宅に泊まったときに情報を得て、月刊「ザ・フナイ」(同年9月号)に「別荘は秘密基地かもしれない」と書いた。
当時、建設が始まったばかりの「別荘」には、なんとなく近寄りがたい雰囲気が漂っていた。ゲイツほどの大富豪が、冬季は寒すぎて夏季のみ使用可能な軽井沢を、あえて選んだのはなぜか。ビジネスの拡大と日本支配を目論んでいるに違いない、と推察するのは私だけではないだろう。
未果さんの本からも、ゲイツの日本支配が着実に進んでいることがわかる。
ゲイツは新型コロナ騒動の、影の仕掛け人の1人と目されている。さらに人工肉の生産・販売を立ち上げているように、農業と食を支配することで巨大な収益を見込んでいる。
別荘は中軽井沢の千ヶ滝西区、あやめが原辺りの広大な敷地。街全体が一望できる素晴らしい場所だと地元の人も太鼓判だ。敷地は約6000坪。建物は延べ605坪。中庭を囲むように建物があり、内部は地下3階まであると噂されている。ちなみに露天風呂を8つも備えている。多すぎやしないかと思うが余計なお世話かもしれない。ヘリポート付き、というのはいかにも大富豪らしいじゃないか。
建物だけで10億円以上、総工費60億円とのことだが、アメリカの別荘地の相場を考えれば想像したほどの贅沢ではないと感じた。
それより何より、物騒な話が密かに流れていた。長野県の某所に原発を建設するという計画だ。東芝はマイクロソフト(ゲイツ)が出資する米ベンチャー企業「テラパワー」と次世代原子炉の開発で技術協力。核燃料を交換せずに最長100年間の連続運転ができるとされる「夢の技術」で、ゲイツが数千億円規模の私財を投入する可能性もあるとされた。3.11原発事故の1年前、2010年3月末に公表されていた。
ゲイツの軽井沢別荘はこれと絡んだ「秘密基地」だと私は推測する。原発を制する者はその国(日本)をも牛耳ることが可能だ。しかし、発表の翌年3月11日、東日本大震災により東京電力の福島第1原発が壊滅し、ゲイツと東芝の新型原発開発計画は頓挫した。
原発に必要不可欠のウランを独占するロスチャイルド財閥と石油利権を独占するロックフェラー財閥の利権争いが熾烈を極める今日、原発事故はロックフェラー財閥が仕掛けた、という「陰謀論」が密かに流れている。あながち荒唐無稽と一笑に伏していいとは言えない。
(月刊「紙の爆弾」2023年3月号より)
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日本では数少ないパロディスト(風刺アーティスト)の一人。小泉政権の自民党(2005年参議院選)ポスターを茶化したことに対して安倍晋三幹事長(当時)から内容証明付きの「通告書」が送付され、恫喝を受けた。以後、安倍政権の言論弾圧は目に余るものがあることは周知の通り。風刺による権力批判の手を緩めずパロディの毒饅頭を作り続ける意志は固い。