【連載】コロナ騒ぎ謎解き物語(寺島隆吉)

第36回 コロナよりもワクチンで死んでいる!②:CDCの発表「PCR検査を取りやめる」

寺島隆吉

さる2021年7月21日、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)は突如、コロナウイルス感染者を検出する手段として使ってきたPCR検査を取りやめると発表しました。

(1)CDC to Withdraw Emergency Use Authorization for RT PCR Test Because It Cannot Distinguish Between SARS-CoV-2 and the Flu( 『翻訳NEWS』2021-08-03)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-630.html
「CDCは、PCR検査を緊急使用許可(EUA)から取り下げる。なぜならPCRはコロナとインフルエンザの区別ができないからだ」

このことを報じたGlobalResearch(July 26, 2021)を読んで驚いたのは、PCR検査はEUA(緊急使用許可)として使ってきたにすぎなかったということでした。

いま世界中で推進されている実験的ワクチンは、十分な安全性が確認されていないけれども、 「コロナウイルスの治療薬としてこれに代わる薬がないから」という理由で、EUA(緊急使用許可)の名の下に許可されてきたにすぎません。

ところが驚いたことに、 「mRNAワクチン」どころか「PCR検査」すら、EUA(緊急使用許可)の名の下に許可されてきた過ぎなかったのです。

しかも、このたびCDCが2021年12月31日でPCR検査を取りやめるという理由が、 「PCRはコロナとインフルエンザの区別ができないからだ」というのですから、あきれてものが言えません。

いま東京を中心としてコロナウイルスの感染者が激増しているというニュースで、日本中が大騒ぎしている雰囲気ですが、 「感染者が激増している」という根拠はどこにあるのでしょうか。

アメリカではPCR検査は役に立たないという理由でこれを使わないと言い始めているのに、日本政府はPCR検査をいつまで使うつもりなのでしょうか。

というのはWHO(世界保健機関)は次の記事にあるように、 「新型コロナPCR検査には欠陥があることを正式に認めている」のです。

(2)The WHO Confirms that the Covid-19 PCR Test is Flawed: Estimates of “Positive Cases” are Meaningless. The Lockdown Has No Scientific Basis
「WHOは新型コロナPCR検査には欠陥があることを正式に認めている──『陽性』判定は無意味。都市閉鎖措置の科学的根拠はゼロ」
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-620.html( 『翻訳NEWS』2021-07-24)

つまり、PCR検査の増幅回数(Ct値)をWHOは今まで「40~45」として世界各国に世界に発信したのでした。

推奨してきたのですが、2020年12月末に、その間違いを認めて、次のような通達をPCR検査(増幅閾値が35サイクル以上)による新型コロナウイルス陽性の推定値は無効である。したがって、そのようなサイクルでおこなわれた検査については、新しい検体を採取して再検査すべきだ。

WHOは、この通達の改訂版を次のように出していますが、基本的内容は全く変わっていません。

(3)WHO Information Notice for IVD Users 2020/05 ─Nucleic acid testing (NAT)technologies that use polymerase chain reaction (PCR for detection of SARS-CoV-2 )
(WHO情報通達2020/05 体外診断用医療機器の使用者向け新型コロナウイルスの検出にPCR検査を使用する核酸検査NAT技術について)
https://www.who.int/news/item/20-01-2021-who-information-notice-for-ivd-users-2020-05

つまりWHOは現実的には不可能な「再検査」を求めていますが、それは「大失敗だった」と言っているのに等しいのです。それが本節冒頭の下段に挙げた通達です。z

要するに、WHO(世界保健機構)がPCR検査について既に「大失敗だった」と言っていたことを、今度はCDC(アメリカ疾病管理予防センター)が認めたということです。

ところが、このような重大ニュースをNHKも大手メディアは一向に報じようとしません。私の知るかぎり、テレビも新聞も、これについて報じていません。

だからこそ、日本政府も各県知事も、このような事実を認めず、欠陥品であるPCR検査をもとに「感染者激増!」と大騒ぎをして、危険極まりない「遺伝子組み換えワクチン」を国民全員に強制しようとしているのです。

ところが、この「mRNAワクチン」は、先述のとおり、 「コロナウイルスの治療薬としてこれに代わる薬がないから」という理由で、EUA(緊急使用許可)の名の下に許可されてきたにすぎません。

しかし、私たちは、 「我が国が誇るべき錠剤・経口薬」 「ノーベル賞受賞者=大村智博士が開発して、発展途上国で巨大な成果を上げたイベルメクチン」という薬品を手にしているのですから、ワクチンは全く必要ないのです。下記の翻訳を参照ください。

(4)イベルメクチンは新しいペニシリンなのか?
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-608.html( 『翻訳NEWS』2021-07-01)

(5)イベルメクチン。COVIDを駆逐する医薬品
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-607.html( 『翻訳NEWS』2021-07-18)

(寺島隆吉著『コロナ騒ぎ謎解き物語3—コロナワクチンで死ぬか、イベルメクチンで生きるか第3章第2節から転載)

 

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寺島隆吉 寺島隆吉

国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授

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