【高橋清隆の文書館】無理やりAI化

高橋清隆

無理やりAI化を進めようとする不自然さが度を増している。
コンビニで暇そうにしているバイトの前で自動精算を強いられるだけではない。
よく行く近所のスーパーからとうとう有人レジが消えた。
三カ月ほど前まで一列だけ残っていたので、どんなに混んでいてもそこに並んだのに。
選択の余地がなくなり、自分の主張を表現する手段を失った。

飲食店でも、「ご注文はQRコードからお願いします」と指示される。
そう発声するのは、目の前にいる人間なのに。
私はいつも言うことにしている。

「人に頼んだら駄目ですか」

先日入ったお店では「できるだけ、携帯端末からお願いします」と重ねてきたが、「口頭で直接頼んでもいいんでしょ」と畳み掛けると、「まあ……」と渋々応じてくれた。
それで全注文を口頭で頼むことに成功した。

これらはコロナ茶番を利用した小さなショックドクトリンだ。
「人手不足」がメディアで言い立てられるが、一斉解雇した労働力を不安定な雇用条件で再募集しているからにすぎない。
年金や国民健康保険の滞納者がどれだけ増えていると思っているのか。

コロナ廃業と全く関係ないNHKまで、「ここからは地域のニュースと天気予報をAIによる自動音声でお伝えします」などと抜かす。
五百人もいるアナウンサーを、何のために雇ったのか。

不自然なAI導入がそこら中で展開されているのは、生き残った人間のAI端末化が国際カルトのアジェンダ(実現目標)だからである。
マイナンバーカードでトラブルが何百万件あろうとこれを進めるのと同じ理由だ。

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記事URL: https://news.yahoo.co.jp/articles/c8e80a8a120c70c2327235f0567a1c4397315989

国民民主党は自民・公明両党と共に「カスタマーハラスメント(カスハラ)法案」を策定している。無理な要求をしたり、何度も同じ質問を繰り返す客の利用を拒否できるようにするもの。
従わなければ、通報・処罰される。

これと歩調を合わせたように、全日本空輸(ANA)が「迷惑行為」を働いた客を降機させられるよう約款を改めると発表した。
私と谷本誠一呉市議(当時)がANAとのコードシェア便のエアドゥ機から降ろされたのは「大声を上げた」「乗務員の職務を妨害した」など有りもしない言い掛かりをでっち上げられてのことだったが、約款が改定されれば、その必要もなくなる。

その一方で、理不尽な要求をする乗務員や店員を取り締まる「アテンダントハラスメント法」なるものは存在しない。
グローバル資本独裁が国際カルトの方針だからだ。
そのうち、QRコードを読むのを拒否すると、入店が拒絶され、社会信用スコアが減点されるとみる。
中国ウイグル自治区では、貧困層にスマホが配布されている。ごねたら通報・逮捕が待つ。

AI端末化の計画を知っている身としては、人間の店員に頼むことが、できる限りの抵抗である。現金自動預払機が登場した当初、ATMコーナーに係員がいて案内していた。
それと同じように、いずれ乗務員も店員もなくす算段だろう。
だからこそ一層、人に注文を頼み、需要があることを見せなければならない。

しかし、有人サービスの断末魔の叫びが聞こえてくるころには、機械利用の指示に従わず店員に物事を頼めば、「迷惑客」として無人化キャンペーンの見せしめに使われるだろう。
やはりここでも、メディアを捨てる以外、人間廃止計画を止める方策が思い付かない。

※この記事は、「高橋清隆の文書館」(2023年12月26日)からの転載です。
原文は、コチラ→高橋清隆の文書館 :無理やりAI化(livedoor.jp)

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高橋清隆 高橋清隆

反ジャーナリスト。金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。元ローカル新聞記者。著書に『偽装報道を見抜け!』(ナビ出版)、『亀井静香が吠える』(K&K プレス)、『山本太郎がほえる~野良犬の闘いが始まった』(Amazon O.D.)など。翻訳にデーヴィッド・アイク『答え』第1巻[コロナ詐欺編](ヒカルランド)。2022年3月、メディア廃棄運動を開始。 ブログ『高橋清隆の文書館』http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/

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