【連載】安斎育郎のウクライナ情報

1月25日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさま、こんばんは。

今日は詩人尹東柱(ユンドンジュ)記念碑への韓国からの大学関係者の訪問が30人ほどあり、碑の近くの「花やしき浮舟園」(尹東柱が犠牲になった治安維持法に反対して山本宣治の料理旅館)で、記念碑建立委員会事務局長の紺谷延子さんともども一団に説明するお役目を果たしました。今日配った解説資料英語版を添付しました。治安維持法、やません、そしてユンドンジュの関係を整理した短文です。

今日は3月から伝言館でやる特別展「福島原発事故はなぜ起きたのか」の資料集をほぼ完成させました(A4, 28頁建て)。明日、展示パネル36枚を仕上げましょう。

東電の発表によれば、高放射能デブリの取り出しをやるつもりだったが技術調わず、早くとも10月まで延期らしいですね、3回目の延期です。多分、廃炉40年の予定とやらも3回延期して200年とか言い出しそうな気がします。能登半島地震でも、震度7が輪島でも記録されていたようですね。断層が動いた実態も徐々に分かりつつあり、じっくり真相を見極めましょう。

さて、今日のウクライナ情報は、❶ハリコフ市民の証言(2024年1月24日) 、❷NATOはポーランドに軍隊を移動させている(2024年1月17日) 、❸【ゴンサロ・リラに起きたこと】(2024年1月17日、一部再報)、です。

先日お知らせしましたが、『ウクライナ戦争論』改訂第9版は1月28日付で出来上がりますが、108頁フルカラー、図版満載で1冊300円でお願いします。ご注文は今まで通りこのメルアドに、お名前、送り先住所、出来れば電話番号、そして冊数を書いてお送り下さい。1万部普及をめざして頑張ります。

お元気で‼いま、作業の合間に、添付ファイルのような少し大きめの龍の紙細工に取り組んでいます。伝言館用です。

あんざい

1月25日ウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

解説資料英語版のpdfはこちら

龍の紙細工のpdfはこちら

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

※ISF会員登録およびご支援のお願いのチラシ作成しました。ダウンロードはこちらまで。
ISF会員登録のご案内

「独立言論フォーラム(ISF)ご支援のお願い」

安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

ご支援ください。

ISFは市民による独立メディアです。広告に頼らずにすべて市民からの寄付金によって運営されています。皆さまからのご支援をよろしくお願いします!

Most Popular

Recommend

columnist

執筆者

一覧へ