【連載】安斎育郎のウクライナ情報

2月4日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、こんにちは。

3日間の福島の旅から帰りました。旅の間にも『ウクライナ戦争論』は29冊、Q&Aが10冊注文がありました。ある読者からは、「今日冊子受け取りました。久しぶりだったので早速開けて少し中身を見てみました。そしたら安斎さんの「御苦労(大奮闘!)」ぶりが書かれてあり、正直感銘を受けました。お連れ合いさまにも心からのエールを送ります。本当にありがとうございます‼️という有難い励ましのメッセージがきました。また、1月28日の宇治の講演に参加したお一人からは、「1月28日の講演会に参加した者です。私は今まで、悪魔とは言わないものの狂気のプーチン、英雄とは言わないが国民の支持により侵略に対抗するゼレンスキーとの見方をしていました。まさにキャンペーンに見事に取り込まれていたことになります。私自身は、御巣鷹山の日航機墜落事故原因や9.11テロも懐疑的に見てきました。反核・平和・護憲運動の端くれを担ってきたつもりでもいます。しかし、改めて健全な懐疑者でなければならないと思い直さざるを得ませんでした。ウクライナ戦争論第9版、5部購入希望」と来ました。

今日はウクライナ関連の情報で旅の間に受け取ったものなどを送信します。❶露輸送機は米パトリオットで撃墜された=プーチン氏(2024年2月1日)、❷ウクライナ軍内で兵士の臓器売買の事実が明るみに ルガンスク人民共和国 (2024年2月1日)、❷ウクライナ軍内で兵士の臓器売買の事実が明るみに ルガンスク人民共和国 (2024年2月1日)、❹孫崎享「ウクライナが露に勝つシナリオは消滅」「事実を報道しないのは日本のマス コミ」、❺「米議会が動かなければ、(弾薬が枯渇し)あと数週間でロシア軍が勝利する」、❻ウクライナ戦争「ロシア勝利」濃厚 欧米の力が低下「米議会が動かなければ、あと数 週間で…」世界は〝多極化時代〟に 1/31(水) 17:00 配信 【矢野義昭「日本の自 立」】 、❼ウクライナ軍の砲弾不足が深刻化、ロシアの3分の1以下に…米欧の追加支援滞り (ブルームバーグ、2024年2月1日)、❽【密着取材】「これだけの成果のためにどれだけ犠牲が…」 ウクライナ「反転攻勢」が 失敗した舞台裏(Newsweek, 2024年2月1日) 、です。西欧のマスコミでもウクリアナに景気のいい話が急速に減りつあります。

福島のけだるい疲れを癒しつつ、今日はゆったり過ごしたいものです。これからパートナーと郵便局に行きます。皆さんお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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