【連載】安斎育郎のウクライナ情報

4月5日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日はラジオ体操の後、ウクライナ情報の整理に加えて、『ウクライナ戦争論』の発送、寄付要請文の作成を行ない、学会や出版社からのいくつかの要請メールに対応しました。午後、黒澤明監督の映画『影武者』のDVDを鑑賞、夜は庭のタラノメ、ユキノシタ、ヨモギなどを天ぷらにして頂きました。季節の味がしました。

さて、今日のウクライナ情報は、 ❶ロシア外務省「調査により、クロッカス襲撃事件やロシアにおける他のテロ行為の痕跡がウクライナにつながることが示された」(2024年4月1日)、❷81歳のバイデンは、77歳のトランプは高齢だと思うと語った(2024年4月1日)、❸ウクライナ紛争でEUが破壊したのはロシア経済ではなくフランス農業=米紙(2024年4月1日)、❹ラヴロフ外相「5月21日からゼレンスキー氏の正当性を認める必要はないかもしれない」(2024年4月1日)、❺「オデッサは陥落する」とマスク氏がウクライナに警告(2024年3月30日)、❻NATOはウクライナ紛争の事実上の当事国=露安全保障会議書記(2024年4月2日)、❼暗くなる空: ウクライナのエネルギー・ライフラインへの攻撃(2024年4月2日)、❽ロシア軍のFAB-1500爆弾による爆撃映像に対して、ユーラシア政治経済のDiesen教授(2024年4月1日)、❾自分の子供は外国籍にして、ウクライナの徴兵を免れさせ、自分はウクライナで特権を享受しながら左団扇のキエフ市長、クリチコ(2024年4月2日)、❿ボルティモアの橋でサイバー攻撃が行われ、アメリカの最も重要な港湾都市のひとつが閉鎖された(2024年4月2日)、⓫ロサンゼルス、スキッド・ロウ。アメリカ最大のホームレス居住区(2024年4月1日)、⓬ロシア連邦保安庁(FSB)は、Pskov地方でロシア特別捜査局に摘発されたイコンに入った爆発物の貨物がモスクワに向かう途中であったことを明らかに(2024年4月2日)、⓭モスクワでのテロ事件後にロシア軍の入隊希望者が急増(2024年4月3日)、⓮ウクライナ戦争は既に終結している、その真相を明かす。 ダグラス・マクレガー大佐、 2024年4月1日、です。❷❿⓫はアメリカの事情です。

1年の4分の1が過ぎ、桜が満開の季節です。福島の伝言館前の「百年桜」も見ごろのようです。私は84歳の誕生日である4月16日に伝言館に行く予定ですが、そのころはもう葉桜かな。北海道の浄土真宗の僧侶が7人来館する予定です。頑張らなくちゃ。

皆さんお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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