【連載】安斎育郎のウクライナ情報

5月5日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。

昨日は予定通り「阻止して良かった!珠洲原発」のパワーポイントを入力ミスを含めて修正・完成させ。協力者にお送りしました。鵜悪露込んで頂けたようです。ウクライナ戦争論の注文に応えてパッキングし、ポストに2回通いました。3000歩ほど歩きましたね。その上で、ウクライナ情報の整理は、伝言館のパッチワークキルト展のパネル制作、ミュージアムグッズの作成に取り組みました。今日はパッチワークキルトのパネルを完成真時価まで漕ぎつけましょう。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶タッカー・カールソンとプーチン大統領のインタビューについての補足(Mar 12, 2024)、❷ ウクライナで続く動員逃れ、越境試みた30人死亡…1日120人が出国認められず(讀賣新聞、2024/04/30)、❸ウクライナ軍の2台目の、より完成度の高いアメリカ製エイブラムス戦車がベルディキ地区から撤去された(2024年5月4日)、❹軍関係者らは、ドネツク近郊のペルヴォマイスコエ村地域におけるロシア軍の大幅な前進を報告している(2024年5月4日)、❺ドネツクのペトロフスキー地区への2回の砲撃は、夜の初めにウクライナ軍の砲兵によって行われた(2024年5月4日)、❻国立クレムリン宮殿の大広間で演奏されたドネツク音楽劇のアーティスト(2024年5月4日)、❼【悲報】2022年の調査で日本人の70%が新聞雑誌を信用している事が判明 イギリスは15%、アメリカとフランスは30%(2023年5月3日)、❽ロシアの軍需生産(2024年5月4日)、❾ロシア軍がウクライナ東部で独製対空システムの発射装置を撃破(2024年5月4日)、❿キエフはAFUの残存兵数を明らかにした(2024年5月4日)。⓫横流しや汚職が酷すぎて、突っ込まれた(2024年5月4日)、⓬ウクライナ軍のATACMS作戦戦術ミサイル(2024年5月4日)、⓭最高議会は、ウクライナがここ数カ月で安全の蓄えをすべて使い果たしたことを認めた(2024年5月4日)、⓮大高未貴、ネオコンの親分ロバート・ケーガンを徹底批判(2023年10月9日)、⓯百田さんはロシアが一方的にウクライナに攻め込んで無実の市民を虐殺していると述べられているが調べてみればわかる事なんですが…虐殺の限りをつくしていたのはなんとウクライナ側なんです」(日本保守党(日防隊)の石濱哲信氏、2023年9月22日)、です。

戦況についてはウクライナにとって好都合な情報はありません。❼は困ったものですが、日本の実情でしょう。⓮はとても早口ですが、ウクライナ戦争の本質をついていて面白いです。⓯は別の意味で面白いです。左翼がウクライナ戦争の性格を見誤っているのに、右翼が正しく分析している一例です。

さあ、今日は日曜日、あんまりいっぱいがんばらずに、ゆるゆると庭に咲く15種類以上の花々の観察や、お絵描きや工作にも取り組みながら少しゆったりと仕事をしましょうか。皆さんもお元気で‼

あんざい

5月5日ウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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