【連載】安斎育郎のウクライナ情報

6月25日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。

昨日、『ウクライナ戦争論』第10版が出来上がってきました。玄関前がまた箱済みになりました。さっそく郵便局から20部+5部+1部を送りました。ご入用の方はこのメルアドにお申し付け下さい。昨日はまた、ウクライナっ情報の整理後、日中友好協会から頼まれている1万字原稿を6000字ほど書きましたが、今日概ねを仕上げます。昨日の朝はラ所体操+フォークダンスの日でしたが、Kさんによると200日目だったようです。フォークダンス・インストラクターの今井夫人は神奈川の光が丘で開催されたフォークダンス指導者講習会に各県代表2名の一人として参加して不在でした。ミスター今井が優しく指導してくれました。何人かが福島滞在中の地震について心配してくれました。伝言館のドアがガタガタガタガタと激しく揺れましたが、大丈夫でした。伝言館の天井の梁には私が30年に渡って集めた世界のお面80個が(異文化理解のために)展示されていますが、大きな地震が来るとお面が傾きます。前はいちいち直していましたが、今は「ここは地震の多いところです」ということを理解してもらうために、ひん曲がったままにしてあります。あの2011年3月11日の東日本大震災以来、マグニチュード7を超える余震が何度も襲っています。

さて今日のウクライナ情報ですが、❶ NATOは子供達にロシアと中国を憎むように教える為の漫画を使っている(2024年6月19日)、❷ ウクライナの戦車でロシアに逃亡したウクライナ兵士のマキシム・リハチェフは、ロシア国籍を申請した。彼はウクライナに戻る予定はない(2024年6月20日)、❸ 「ウクライナ侵攻は西側が誘発」、英右派党首の持論に批判噴出(6/24)、❹与党の「負けっぷり」焦点 支持率3位の調査も 英総選挙、投票まで2週間(2024年6月21日)。❺ 北朝鮮、米のウクライナ支援批判 「ロシアとの全面的な衝突に」(2024年6月24日)、❻ ウクライナへの兵器支援 「ロシアの態度いかん」=韓国高官(2024年6月23日)、❼フランス・マクロン大統領の決断は第3次世界大戦を招くか、6月30日に総選挙・ロシア派兵の意思は(2024年6月23日)、❽OSCEはなぜ黙っている? ザハロワ氏が西側支配下の国際機関を糾弾(2024年6月23日)、❾ 露国防省 宇軍のセヴァストーポリ攻撃について声明発表(以下、関連するSputnik情報、2024年6月23日)、です。❾にはスコット・リッタ―の見解を含めて関連情報がたくさん入っています。❽❾のセヴァストポリの海水浴場の一般市民に対する攻撃はアメリカの指揮下で行なわれたテロに相違なく、ロシアがどいう対応をするか注目されます。ご承知の通り、ロシアは軍事関連施設や変電所などのインフラを目標にしており、一般市民を直接の攻撃対象にはしませんが、さて何が起こるでしょうか。

さあ、今日は日中友好協会の原稿書きの続きです。まずは朝食後のラジオ体操をやってウクライナ情報を整理し、原稿書きに専念しましょう。皆さんもお元気で‼‼‼

あんざい

6月25日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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☆ISF主催公開シンポジウム:日米合同委員会の存在と対米従属 からの脱却を問う

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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