【連載】安斎育郎のウクライナ情報

6月28日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。

昨日はラジオ体操会場から真っすぐポストに歩きまして、『ウクライナ戦争論』のレターパックをいくつかポストに入れてきましたが、昼にまた複数の注文があったので郵便局にも行きました。「注文台帳」は3冊目です。午後から夜にかけては、フルブライト奨学金を申請している元ゼミ生の推薦状を書く仕事に取り組みました。ミュージアムの学芸員のTさんから新しいレターヘッドを送ってもらい、なんとか満足できる推薦状を送ることができ、受理されました。夕方からは「平和のための博物館市民ネットワーク」のニューズレター『ミューズ』第56号の編集に当たりました。山根和代さんのイニシャチブで日英両文で出しているこのニューズレターは、日本と世界の平和博物館運動の記録で、関係者からは高く評価されています。伝言館で開催中のパッチワーク・キルト展の記事と、「ウクライナ戦争論」改訂第10班の紹介記事を入れました。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ 矢野義昭氏の見立て(2024年6月26日)、❷ ウジホロド、女性が強制動動員(2024年6月26日)、❸ ウクライナは核廃棄場と化している=ロシア国防省(2024年6月25日)、❹米国防総省長官、ロシア国防相とウクライナ紛争について協議(2024年6月26日)、❺ ロシア国防省、捕虜の交換で帰還した兵士90人の映像を公開(2024年6月26日)、❻ 露外務省、EUのロシアメディア規制への報復措置についてコメント(2024年6月25日)、❼アサンジ氏のRTテレビ出演復帰は喜ばしい=「ロシア・セヴォードニャ」と「RT」のシモニャン編集長(2024年6月26日)、❽在独ウクライナ人めぐり議論、保守派「働かないなら帰国を」(2024年6月26日)、❾EUがウクライナの加盟交渉を正式に開始 実現に数年も…正式加盟は長く厳しい交渉が予想(2024年6月26日)、❿オーストラリアのタッカー・カールソン(2024年6月26日)、です。❶は矢野さんまでこう言ってると、ちょっと驚きです。❸は不気味です。❹は「探りを入れた」ということでしょうね。❾はまじめに審査したら、5年や10年ではダメなんじゃないでしょうか。

さて、今日はラジオ体操の後ウクライナ情報の整理をして、明後日からの沖縄ツアーの準備をします。読者のMさんから、昨日ラジオに老いの安齋肇が六角精児さんと出て、アナウンサーが笑いっぱなしだったというお知らせが来ました、福島の伝言館のことで肇君に相談があるんだっけ。沖縄から帰ってきたらグッズ開発のことで相談しましょう。皆さん、梅雨にめげずに頑張りましょう‼

あんざい

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https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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