いまなぜ東アジア共同体なのか(担当:木村朗、与那覇恵子、ゲスト:鳩山友紀夫(元総理))
FMぎのわんラジオFMぎのわんラジオの6回目(2022年2月4日放送)「いまなぜ東アジア共同体なのか」
担当:木村朗、与那覇恵子、ゲスト:鳩山友紀夫(元総理)
☆☆☆鳩山友紀夫(由紀夫)元総理から届いたISF(独立言論フォーラム)への応援メッセージ☆☆☆
国家の衰退とはこんなものなのでしょうか。経済は日本だけが取り残されています。経済だけならまだいいのです。敵基地を攻撃できる能力を持てと防衛費ばかりが増えていきます。新しい戦前などという言葉が生まれ、きな臭さが漂い始めています。それでも多くの国民は気付きません。長いものに巻かれていれば安全で幸せと思っているうちにゆでガエル状態なのです。なぜそうなるのでしょうか。それは政官業の癒着に留まらず、大手のメディアまでが彼らの意向を忖度するからです。そしてその旧態依然とした日本システムが米国というか米軍に従属しているからです。今多くの日本人の目を覚ますには、この日本の古いシステムにメスを入れなければなりません。そこで、鹿児島大学の名誉教授の木村朗さんが独立心旺盛な経営者の岡田元治さんと協力して、独立した言論空間を立ち上げました。偏向した大手メディアでは報じられない真実をありのままに伝えるのは、とても勇気のある行動です。大きな声にかき消されないように、みなさんの良心でお育ていただきたいのです。私は小さくともキラリと光る独立言論フォーラム(ISF)に大いに期待しています。
独立言論フォーラム・代表理事、ISF編集長。1954年北九州市小倉生まれ。元鹿児島大学教員、東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会共同代表。九州大学博士課程在学中に旧ユーゴスラヴィアのベオグラード大学に留学。主な著作は、共著『誰がこの国を動かしているのか』『核の戦後史』『もう一つの日米戦後史』、共編著『20人の識者がみた「小沢事件」の真実』『昭和・平成 戦後政治の謀略史」『沖縄自立と東アジア共同体』『終わらない占領』『終わらない占領との決別』他。