【連載】安斎育郎のウクライナ情報

7月10日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます.

昨日はある表彰団体のための推薦状書きにほぼ一日を費やしました在日本朝鮮岐阜県商工会からは追加の10冊が届いたという通知が来ました。読者のMさんからあるイベントのために必要なので加藤登紀子さんの連絡先を教えてほしいとの連絡があり、関連情報を送りましたが、そういえば、窪島誠一郎・無言館館長は加藤さんをよく知っている筈だなあ。パキスタンの教授先生の要請には、国内の関係者から情報収集をしている段階です。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ 混迷でどうなるNATOサミット? ペンタゴン元顧問はずばり「苦戦」(2024年7月7日)、❷ ハンガリー外相が欧州政治家らに警句 オルバン首相の「平和ミッション」に注視せよ(2024年7月8日)、❸ ハンガリー首相が北京に到着 習近平氏と会談へ(2024年7月8日)、❹カマラはウクライナ崩壊を任されるのか?(2024年7月8日)、❺ 2024.7.7 ハンガリーのオルバン首相がプーチンとゼレンスキー双方を電撃訪問(及川幸久、2024年7月8日)、❻ 問題なのは、よく調べれば西側メディアが嘘を流してるのがわかるのに、反露感情から、それらを見なかったことにする群衆が大半であること(2024年7月7日)、❼アメリカは腐敗している。ジェームズ・オキーフは、ブラックロックが大統領をコントロールしていることを確認するのを文字通りキャッチした(2024年7月7日)、❽キエフへの攻撃(2024年7月8日)、❾ウクライナのロシア戦略爆撃機のハイジャック計画は挫折したと、ロシア連邦保安庁(FSB)が発表した(2024年7月8日)、❿7.7 民主党選挙イベント中止/パーキンソン病疑惑━バイデン危うし、です。❷❸❺はオルバン・ハンガリー首相の動きで、今後注目です。テレビではキエフの小児科病院への「ロシアの攻撃」なるものを盛んに報道していますが、これについては明日まとめて情報を送ります。これは2022年4月にあったクラマトルスク駅砲撃事件を同じで、ロシアによる砲撃ではなく、ウクライナ側による流れ弾です。迎撃用のミサイルが流れ弾となって味方を破壊した事例の一つです性懲りもなく真相がバレないうちにゼレンスキーと西側合唱団が唱和して「ロシアのせいにしよう大作戦」を展開しています。

さあ、今日もラジオ体操とフォークダンスで身なら詩をして、一日を元気に過ごしましょうか。皆さんもお元気で‼

あんざい

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https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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