【連載】安斎育郎のウクライナ情報

8月15日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は、ひたすら原稿書きに専念しました。目と首と腕が痛いです。夜は自転車でなかなか目的地が発見できない、変な夢を見ました。原稿がまだ満足の行くところまで進まないせいかしら(笑)。核兵器禁止条約を批准した最初の50か国を地図に落とす作業には、ちょっと時間がかかりました。ニウエが人口1888人の超小国なのは知っていても、世界地図上に正確にプロットしたことがないですね。セントビンセント・グレナディーン、ベリーズ、セントクリストファー・ネビスなんかも、初めて地図上に描きました。伝言館の特別展「核兵器禁止条約のいま」づくりでは、事務局長の丹治杉江さんと会計担当の片山一美さんが8月3日にやった仕事です。

 さて、今日のウクライナ情報ですが、❶スコット・リッター:私は親米派(2024年8月13日)、❷米国はゼレンスキーの代わりを探している=対外情報庁(2024年8月13日)、❸ドナルド・トランプ米大統領候補がイーロン・マスクのインタビューに応じた。 主な記事(2024年8月13日)、❹スジャ市でのウクリライナ軍の動き(2024年8月13日)、❺クルスクでのロシアのドローン(2024年8月14日)、❻ 狂人どもの愚行は続く(2024年8月14日)、❼「ウクライナにダーティーボムがある可能性が高い。- 化学兵器部隊のチーフ、イーゴリ・キリロフは、陸軍-2024フォーラムのズヴェズダのスタジオでこう語った(2024年8月14日)、❽クルスクがウクライナの罠となり、大きな損失、ロシアが地盤を奪還。ウクライナ・トレツクの惨事、ニウ・ヨーク陥落(2024年8月14日)、❾ウクライナ部隊での結核感染(2024年8月14日)、❿従軍記者アレクサンダー・スラドコフはこう書いている。(2024年8月14日)、です。❸は自動車労働者の組合から告発されてましね。トランプと副大統領候補のヴァンス陣営には失言癖がありますね。「言うまいと思えど思わず言っちゃった」っていうポカですね。ウクライナのクルスク攻撃については明日も情報をお届けします。

さあ、今日は玉音放送記念日ですね。この間,この季節向けに新聞社からインタビューをいくつか受けましたが、毎日新聞、共同通信、そして面白いことに、読売新聞と産経新聞です。廃棄、散逸されつつある戦争の遺品はとりあえず少子化の中で廃校やクラス減で出来たスペースに保管してはどうか、そのためには、国会で「個の記憶」を「社会的記憶」として保全すること重要であることを含む決議を超党派であげたらどうか、などいろいろ提起しました。

皆さん。ごきげんよう。

あんざい

8月15日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

★ISF(独立言論フォーラム)「市民記者」募集のお知らせ:来たれ!真実探究&戦争廃絶の志のある仲間たち

 

※ISF会員登録およびご支援のお願いのチラシ作成しました。ダウンロードはこちらまで。
ISF会員登録のご案内

「独立言論フォーラム(ISF)ご支援のお願い」

安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

ご支援ください。

ISFは市民による独立メディアです。広告に頼らずにすべて市民からの寄付金によって運営されています。皆さまからのご支援をよろしくお願いします!

Most Popular

Recommend

Recommend Movie

columnist

執筆者

一覧へ