【連載】安斎育郎のウクライナ情報

8月20日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は食い扶持である学校法人立命館に提出する8月の業務報告書づくりに数時間、6月30日~7月3日のたびせん・つなぐのツアー「安斎育郎さん同行宮古島・沖縄4日間」の旅の途上でやったシンポジウム「戦争と芸術」の校正などあり、また、今夜嵐やか渡月橋の近くの「花のいえ」でやる種の会第74回例会の資料印刷・製本もあって、新日本の仕事に集中できませんでした。もちろん、ウクライナ情報の整理にも一定の時間を費やしましたが、ゼレンスキーはもう「後は野となれ山となれ」の自暴自棄的な状況のように思えます。確かにマスコミ業界では、ロシアが国境を超えると「侵略」「侵攻」、ウクライナが国境を超えると「越境攻撃」と使い分けていますね。しかし、これは、侵略以外の何物でもありません。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶「包囲して、後やるべきことは突入し、掃討することだけだ」(2024年8月18日)、❷クルスクについてのガーディアンの報道(2024年8月17日)、❸クルスク プーチンの手下が16人のウクライナ兵を「一掃」、ロシアは投降した兵士の「告白」を放映(2024年8月18日)、❹スコット・リッター:ウクライナ軍は作戦の失敗によりクルスク地方から撤退せざるを得なくなるだろう(2024年8月18日)、❺ウクライナでは徴兵制への抵抗が深まり、指導者たちは傭兵大国としての役割について語る(ドミトリー・コヴァレヴィッチ、出典:アル・マヤディーン・イングリッシュ、2024年 08月 15日)、❻クルスク地方におけるウクライナ兵の大量降伏(2024年8月17日)、❼NATOはウクライナに化学兵器を供給しているのか?(2024年8月19日)、❽【ウクライナはキエフを失う】クルスク侵攻に関するスコット・リッターの発言をまとめました(2024年8月19日)、❾【ノルドストリーム】(2024年8月17日)、❿【動かぬ証拠🍭】(2024年8月18日)、です。

窓の外は暗いですが、雨かな、ラジオ体操は出来るかな。とにかく一日中座っているのは良くない。不意に思い出しましたが、民法のある女性アナウンサーがあるとき原稿に合った「旧中山道」を「いちにちじゅうやまみち」と読んで話題になりましたっけ。一日中パソコンは避けたいですね。皆さんも体を動かしてお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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