【連載】安斎育郎のウクライナ情報

9月7日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようごうございます。

昨日はラジオ体操で、皆さんにもお送りした漫画(西郷隆盛が台風に「右折禁止」の標識を出している図)を配りました。朝鮮半島は「直進禁止」というだろうし、台湾は「去接禁止」というだろうからいっそ「進入禁止」がいいという意見もありました。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ウクライナ政府再編 ジョン・J・ミアシャイマー氏と(2024年9月6日)、❷ 9月4日、ドネツク市は新たなウクライナ軍の攻撃を受けた(2024年9月5日)、❸ジョージ・ソロス:今のウクライナは、私の財団が25年間支援してきた成果(2024年9月5日)、❹残酷!ミサイル攻撃でベズドゥリクのウクライナ軍の大規模な集積地が破壊される(2024年9月4日)、❺【ウクライナ女性に聞く🎤(2024年9月5日)、❻ロシアの極超音速ミサイルKINZHALがウクライナのNATOの主要物流拠点を一掃した(2024年9月5日) ※日本語字幕つき❼ロシア外務省、ウクライナへの西側諸国の関与を非難、行動を警告(2024年9月4日)❽米国は逃げられない」: プーチン側近の大咆哮;ウクライナ支援をめぐりワシントンで大きな戦争の脅威を発する(2024年9月5日)、❾「ゼレンスキー氏にとっての後退」:ウクライナ議会、戦争批判者マリアナ・ベズルガヤ氏救済に投票(2024年9月5日)、❿ウクライナ大統領選、第1位のコメディー俳優ゼレンスキー氏とは?(2019年4月2日)、です。❿は古い映像ですが、政治経験もなく、歴史認識や経済運営や軍事組織指揮の知識もおぼつかないコメディアンを、好評なテレビ番組の視聴率の勢いで本物の大統領に選んだウクライナ有権者のポピュリズム的政治的未成熟がその後の非運を生み出してしまいました。

さあ、今日は伝言館仕事に集中しながら、ゆったりと土曜日を過ごしたいなあ。昨日、2つの、2つの講演会についての要請があってなかなか老いる暇がないようです。皆さんもお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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