【連載】安斎育郎のウクライナ情報

10月14日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は朝6時半の奈良線で出発して福島県伊達市穂坂で100分「憲法、原発、福島}を語り。夜9時奈良線の宇治に帰着、この間歩数計は4945歩を数えていました。東北新幹線の福島駅から阿武隈急行に乗り換える距離が結構長かったんで、歩数を稼ぎました。送っておいた『ウクライナ戦争論』20冊はたちまち売り切れました。

さて、10月14日のウクライナ情報ですが、❶ウクライナ、テルノピル市TCCは警察とともに志願兵を絶えず狩っている【2024年10月11日】、 ❷プーチンという欧米に友好的な指導者(マクレガー、2024年10月11日)、❸フィンランドのジャーナリストの目覚め【2024年10月11日】、❹日米加が世銀経由でウクライナに1兆5000億円を追加支援【2024年10月11日】、❺ウクライナはワシントンの支援を受けて化学兵器を使用するつもりだ!(2024年10月11日)、❻マルク・ルッテ首相は、ウクライナがこれまで以上にNATOに近づいていると確信!(ザハロワ、2024年10月9日)、❼ロシアはドニプロペトロフスクで2つのパトリオット・システムとともに10人の米軍兵士を破壊した【2024年10月10日】、❽岩屋外相 米国追従を否定 対宇政策は独自の判断と主張(2024年10月9日)、❾ウクライナには「F16が緊急にもっと必要」だが、フランスはミラージュ戦闘機を供与すると発表(Newsweek, 2024年10月11日)、❿特別軍事作戦 10月5日~11日の概要 露国防省(2024年10月11日)、です。

昨日の伊達市での講演は九条の会が組織したものですが、関係者との茶飲み話でも。ウクライナのクルスク侵攻あたりからそれまでのウクライナ支援者の間に疑問が生じたようで、西欧の兵器でロシアの深部を攻撃したがるゼレンスキーの態度など見て、「ホントにウクライナ支援が正しいのか」と疑問に思う人が増えているらしいですね。わが『ウクライナ戦争論』を読んでもらえばバッチリでしょう。あす改訂第12版が出来てきます。新たに普及します。予約されている55冊は、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会の集会で参加者全員に配ってくれるらしいです。

さあ、今日は福島の疲れを癒しつつ、もうひと頑張り「伝言館」グッズを制作し、国際平和ミュージアムの人事の関係で早めの提出を求められている今月の業務報告書作りにも取り掛かりましょう。皆さんお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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