【連載】安斎育郎のウクライナ情報

11月8日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は予定通り2025年の伝言館カレンダーを完成させ、片山秘書を通じて印刷屋に発注しました。11月20日には出来てきます。また、10日の小田原での原発問題に関する100分の講演用のパワポも完成させました。『ウクライナ戦争論』15冊を送りましたが、その後も2冊+3冊+5冊の新規注文が入りました。

さて、11月8日のウクライナ情報ですが、❶ウクライナ紛争が終結したら日ロ平和条約交渉が再開されるかも(2024年11月6日)、〈関連情報〉●ロシア大統領に天皇陛下お言葉 信任状奉呈式で日本大使(2024年11月6日)、●【プーチン露大統領、日本大使と握手、言葉交わす】(2024年11月5日)、❷クルスク出身のロシア兵の話(2024年11月6日)、❸スコット・リッター:北朝鮮軍がロシアとウクライナの国境に進攻 ― 危険なエスカレーション!(2024年11月6日)、❹「ゼレンスキーは我々がロシアと戦うことを望んでいる」:ポーランドがウクライナの戦争戦術を非難! | タイムズ・ナウ・ワールド(2024年11月6日)、❺オルバン首相によるジョージ・ソロスの悪魔👿的計画の暴露(2024年11月5日)、❻こんな国だよウクライナ:バンデラ最新映像(2024年11月4日)、❼セルゲイ・ラブロフ、国際シンポジウム “未来の創造 “に出席(2024年11月4日)、❽マレーシアのアンワル首相の矜持(2024年11月4日)、 ❾地球上のブラックホールで消えた要塞(2024年11月5日)、❿イバノフランキウスクの路上で「言語パトロール」が開始された(2024年11月5日)、です。

先日、ご近所衆とハンガリーの音楽でフォークダンスをやりましたが、私は一人「ハンガリーのトランプ」とも呼ばれるオルバン・ヴィクトルのことを思い浮かべていました。独裁者の風格をもつオルバン首相、なかなか複雑な人物のようですが、❺は面白いです。EUにとっては確かに厄介者(獅子身中の虫)で、除名しようとする動きもありましたね。これからも彼のいうことはフォローします。

やがてお知らせしますが、ロシアはクルスクからの撤退を命じたというニュースもあり、取り沙汰されている北朝鮮兵のクルスク派遣の意味がますます分かりにくくなっています。この問題も引き続きフォローの対象にしましょう。

さあ、今日はラジオ体操の面々に、昨日作った資料を配布し、その後はウクライナ情報の整理後、11月19日に嵐山の「花のいえ」で開かれる「種の会」(安斎を囲む酔狂人の会)の講話の準備に取り掛かりましょう。あわせて、10日~13日の出張で時間を取られることも考えて、19日締め切りの今月の「業務報告書」にも取り掛かりましょうか。気温の変化が激しいです。皆さん、お元気で‼

あんざい

11月8日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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