【連載】安斎育郎のウクライナ情報

11月21日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は朝8時のご近所衆とのラジオ体操とフォークダンスの後、ウクライナ情報の整理を行ない、次の原稿のためのいろいろな調べものをして過ごしました。何でも調べると意外な発見があって嬉しいですね。

さて、11月21日のウクライナ情報ですが、❶ウクライナによる長距離ミサイルの使用許可について 露シンクタンクの見解(2024年11月18日)、❷【マリウポリ市民の話】(2024年4月24日)、❸バイデンが禁じ手‼️ウクライナに長距離ミサイルの使用を許可⁉️(2024年11月19日)、❹スコット・リッター:クルスクの血の惨劇 – ロシア軍5万人がウクライナのエリート旅団を全滅させる!(2024年11月19日)、❺鈴木宗男議員「日本がプーチンのシグナルに対応するように、首相と協力する」(2024年11月9日)、❻【Russia News】11/13 時事ネタ水曜版です🫡‼️(ニキータ伝〜ロシアの手ほどき、2024年11月13日)、❼バイデンは墓穴に片足を突っ込み、人類を道連れにしようとしている: ウクライナに長距離ミサイルをロシアに対して使用許可【及川幸久】(2024年11月18日)、❽【坂東忠信氏】トランプが大掃除してくれる!!消えるウクライナ・中国・日本の人たち(2024年11月18日)、❾ウクライナ戦争の最前線でロシアのために戦うキューバ人狙撃兵を発見(2024年11月16日)、❿北朝鮮軍が戦闘に加わり、プーチン大統領にとって初のクルスク大勝利:ウクライナ軍が降伏(2024年11月15日)、です。

バイデンは最後の悪あがきでゼレンスキーに長距離ミサイルでの対ロシア攻撃を許可しましたが、ロシアの対応は抑制的です。核兵器が使われたり、第3次世界大戦に発展したりする気配が今はないでしょう。任期の土壇場になって「後は野となれ山となれ」の自暴自棄の作戦は極めて非理性的です。アメリカは軍事産業とエネルギー産業に巨額の富を引き入れる点では成功したものの、ロシアを戦争に引きずり込んで疲弊させる点では大失敗。犠牲になったウクライナは風前の灯です。

さあ、今日もまずはラジオ体操から頑張って、塀の絵を今年の干支の龍から来年の干支のヘビに描き替える作業を始めましょう。今日午後の作業中に、わざわざ『ウクライナ戦争論』をわが家まで取りに来る人がいます。郵便で送る人が二人、ペンキを買いがてら郵便局に立ち寄りましょう。皆さんもお元気で‼

あんざい

11月21日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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