【連載】安斎育郎のウクライナ情報

12月8日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は、ウクライナ情報の整理をし、かもがわ出版からの要請の原稿と岡山県の人権研究センターの原稿に取り組みました。あわせて4万字ぐらいの原稿量です。明日のラジオ体操で、わが家のフェンス・アートの完成をお披露目するための簡単な展示セットも作りました

さて、太平洋戦争開戦記念日の12月8日のウクライナ情報ですが、❶国境警備隊員の働き(2024年12月5日) ❷韓国で起きた奇妙な事件について(スコット・リッター、2024年12月5日)、❸ロシアを再訪したタッカー・カールソンの発言要旨(2024年12月5日)、❹日本がウクライナに支援として渡した重機の十数台のその後(2024年12月5日)、❺カズ・ユキ対談:原口一博議員が2Uに新番組開局【原口一博 やまと×及川幸久 THE COREコラボ企画】【THE CORE FORUM2024冬】【及川幸久】(2024年12月5日)、❻「世界のためであれば協力できない理由は見当たらない」、ラブロフ氏が西側に対話を呼びかけ(2024年12月6日)、❼ラブロフ外相、ロシアが特別軍事作戦を開始した経緯をカールソン氏に説く(2024年12月6日)、❽特別軍事作戦 12月5日の概要 露国防省(2024年12月5日)、❾G7、ロシア凍結資産を活用したウクライナ融資 「まもなく移管が完了」=米国務長官(2024年12月5日)、 ウクライナの資料による過去3週間におけるクラホフスキー方面の前線の変化(2024年12月5日)、です。タッカー・カールソンのラブロフ外相インタビューはいずれ全文掲載します。

この間、元・南京虐殺記念館(侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館)館長の朱成山さんが奥様とともに奥様とともに来日して私に会いたがっていたのですが、日程の都合で今日は神戸に移るようです。彼が館長時代、立命館は南京虐殺記念館と協力協定を締結、私もある時期同館の名誉館長を務めていました。朱成山館長はある日私を蘇州の太湖観光にいざない、夕方南京に戻ると町の銭湯(大衆的風呂屋)に連れて行って、文字通り裸の付き合いをしました。大柄だがきめ細かい戦略的配慮が出来る人で、現在は常州大学教授として国家的な任務にも携わっているようです案内役の林さんを通じてラジオ体操やフォークダンスやフェンスアートのことも伝えておきました。

さあ、世間は日曜日だが、原稿書きに専念しましょう。皆さまもお元気で❢

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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