「平和友の会」会報連載「世相裏表」 2022年4月号原稿:ウクライナ戦争再論
国際※このエッセイに寄せられた感想です
〇O弁護士
安斎先生の指摘は大事な論点だと思います。私も、反プーチン大合唱は、いたずらに事態を深刻化し、戦後の対ロシア関係の修復を困難にしてしまう恐れがあると考えています。あわせて、アメリカやNATOのこれまでの行為などなかったような振る舞いには辟易しています。
〇 N平和研究・活動家
大変教えられた、俯瞰的な記事でした。ありがとうございます。(私のブログに)アップさせていただきたいです。
〇 O平和活動家
先生の問題意識とご意見に共感します。このことに関連して、論座で渡邊氏がこの20 年間の動きを詳しく論じています。
〇 Y平和研究者
多くの人に読んでもらいたいです。
〇 F平和博物館長
ウクライナ問題への本質を突いた、ほんとうに参考になる論考をお送りいただき、ありがとうございます。職員にも共有させていただきます。取材やシンポジウムなど様々な機会でウクライナ問題について聞かれることが多くなっています。このような問題の本質を突いた論考を学び、踏まえておくことがとても大事だなと思いました。
〇 Yさん
「そ うだったのか」と感じ入りました。
(「2022年3月~5月ウクライナ戦争論集」より転載)
※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/
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1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。