12月30日のウクライナ情報
国際30日分です。
安斎育郎
12月30日のウクライナ情報
安斎育郎
❶捕虜が明かす、ウクライナ兵が欧州域内での訓練を希望する理由とは(2024 年12 月 27 日)
ドネツク人民共和国のトルドヴォエ村で捕らえられた捕虜のパーヴェル・サリイ中尉はウクライナ兵が欧州での訓練を希望する理由をスプートニク通信の取材で明かした。
「欧州に着いたら警察官のもとへと駆けだして、両手を挙げて、政治的亡命を要求します、と叫ぶんです。そうすればウクライナに強制送還されることはありません」
ウクライナ兵が欧州での訓練を希望する理由は多くの場合、亡命だという。
「ウクライナの警備を突破できれば、戦争を回避できたも同然です」
また、欧州での訓練は 3 か月に及ぶため、前線送りのタイミングを少しでも先延ばしできる。その間に和平が実現することを願う兵士も多いとのこと。
ウクライナ・メディアによると、ポーランドで訓練場を脱走する兵士は月平均で 12 人に達しているという。
戦闘の長期化や汚職に対する不満からウクライナ兵の士気は低く、2024 年だけで脱走した兵士に対するウクライナ検察の刑事訴追は 6 万件を超えている。
https://sputniknews.jp/20241227/19451590.html
❷ウクライナの NATO 加盟問題、バイデン大統領がかつてプーチン大統領に行った提案とは(2024 年 12 月 27 日)
ユーラシア経済最高評議会会議後に行われた記者会見でプーチン大統領はバイデン大統領と2021 年に会談した際のウクライナ NATO 加盟を巡るやり取りについて、次のように回想した。
「選出された米国大統領の新たなチームがいま何を議論しているのかは知りませんが、現大統領のバイデン氏が 2021 年にこのことについて私に話したことは覚えています。彼が提案したのはまさにこういうことです。ウクライナの NATO 加盟を 10 年から 15 年遅らせるのはどうか。まだ(加盟の)準備ができていないから、と。私は合理的にこう答えた。ではあなた方は訓練を施し、受け入れるのですね、と」ウクライナは NATO の加盟を目指しているが、NATO 加盟国内にコンセンサスは無く、特にドイツ、イタリア、ハンガリー、スロバキアなどは強くこれに反対している。トランプ氏もこれまでウクライナの NATO 加盟には難色を示してきた。
https://sputniknews.jp/20241227/nato-19451270.html?rcmd_alg=collaboration2
❸ウクライナはロシア産ガスの輸送を阻止することで欧州を懲罰=露大統領
(2024 年 12 月 27 日)
ウクライナはロシア産ガスの供給契約を一方的に終了することで欧州におけるエネルギー価格を意図的に吊り上げ、ウクライナの NATO 加盟を阻止する欧州諸国を懲罰している。
ウクライナ領を経由するロシア産ガスの輸送契約は 2024 年 12 月末で終了する。輸送の継続には新たな契約を交わす必要があるものの、ウクライナ側はこれに応じていない。この事態を受け、プーチン大統領はユーラシア経済最高評議会会議後に行われた記者会見で次のように発言した。
「彼ら(ウクライナ)は欧州からエサをもらっている。なぜなら、欧州の支援抜きにウクライナは戦えないだけでなく、存在もできないからだ。そして今や欧州へのロシア産ガス供給契約や輸送契約を打ち切ることで、欧州を罰している。彼ら(欧州)にとって、これは簡単な話ではない。ガスの価格はすでに 1000 ㎥あたり 500 ドルも上昇している……契約書もないし、3 日や 4 日で締結は不可能。契約はない。あちらで価格は今に再び上昇するだろう」
一方、ポーランドを経由するパイプライン「ヤマル・ヨーロッパ」は現在も生きているとし、これを利用する案を西側に提案した。
「ポーランドは領内を通過するルートを閉鎖した。そこにはアクティブなルートがあり、誰もこれを破壊せず、爆破もしていない。ボタンを押すだけで(ガスは)ポーランド領を通過する」
「ヤマル・ヨーロッパ」はベラルーシとポーランドを経由するルートで 1999 年に完成した。20223年 3 月以降は運用されていない。
https://sputniknews.jp/20241227/19451366.html?rcmd_alg=collaboration2
❹ダグラス・マクレガーとスコット・リッター:ロシアの極超音速ミサイルが NATO の司令部を麻痺させる(2024年12月26日)
この分析では、ダグラス・マクレガーとスコット・リッターが、ウクライナで高まる緊張と NATO の地上での秘密作戦を解き明かします。ロシアのキンジャールやイスカンデルなどの先進ミサイルシステムが戦略的インフラに大混乱をもたらし、NATO の結束が緊張する中、この紛争は世界の勢力図を変えつつあります。ロシアの正確な攻撃、サイバー戦争、地政学的戦略が世界を多極秩序へと向かわせている様子を探ります。両軍事専門家の洞察を交え、この重要な転換点を形作る主要な展開を詳しく見ていきます
https://youtu.be/R9SHeKtmr4M
https://www.youtube.com/watch?v=R9SHeKtmr4M
❺「生き証人」の北朝鮮兵が死亡!激戦地のクルスクに北朝鮮兵が1万1千人もいるのになぜ捕虜がゼロなのか?(辺真一ジャーナリスト・コリア・レポート編集長,2024年 12 月 28 日)
ウクライナに侵攻しているロシアとこれを支援している北朝鮮は国際社会の反発を恐れ、北朝鮮の派兵事実を覆い隠すため様々なカモフラージュを駆使し、これに対してウクライナは北朝鮮の派兵を立証しようと躍起になっているが、そうした最中、ウクライナ軍当局の26日の「北朝鮮兵士生け捕り」の発表はウクライナにとっては大きな戦果だった。
しかし、この兵士が一日も持たず、その後死亡してしまったことで北朝鮮参戦の「決定的な証拠」が失われてしまった。兵士本人が自ら身元を明かし、また本人の口から北朝鮮の派兵実態が直接語られ、しらを切っているロシア及び北朝鮮にとっては万事休すだった。返す返すも残念だ。
ウクライナ当局が北朝鮮兵士の死傷者を「3000人を超えた」とか「ドロンの攻撃の餌食にされている」といくら発表しても、証拠がないので、ウクライナの情報戦、あるいは攪乱戦の一環とみなされてしまう。
また、「遺体からロシア式名前が書かれた偽身分証が発見された」としてハングルの名前が自筆で書かれている身分証を「証拠」として提示しても、ウクライナ当局がハングル名を書き込んだのではないかと勘繰られてしまう。
例えば、ウクライナ軍当局は「懐かしい朝鮮、愛する両親のもとを離れ、ここロシアの地で誕生日を迎える我が同志よ」と死亡した北朝鮮兵士が今月9日に友人に送るため記した手紙を24日に公開していたが、北朝鮮では「懐かしい朝鮮」ではなく、「懐かしい祖国」と表現するのが一般的である。心理戦を担当するウクライナ情報当局の手によって手紙が作成されたと疑われればそれまでだ。
昨日も韓国のテレビ「KBS」が名前、生年月日、住所、出身地、血液、入隊時期など詳細が書かれてある北朝鮮の「2小隊、2組」(兵士9人)の名簿をウクライナから入手したと、報じていたが、ウクライナ軍当局がこれまでドネツク州ポクロフスク戦線にある鉱山の廃石の上に北朝鮮とロシアの国旗が共に掲げられている写真を投稿したり、重傷を負って地面に横たわっている兵士の軍服に金正恩(キ・ジョンウン)総書記の顔を縫い付けた写真を公開するなど小細工を弄してきただけに今一つ太鼓判を押すことができない。
ジョン・カービー米大統領補佐官は昨日(27日)ロシアのクルスク州でウクライナ軍との交戦に投入された北朝鮮兵士が「過去 1 週間だけで北朝鮮兵千人以上が死傷した」との分析を示していた。また、ウクライナ軍への降伏を拒み、自殺したとの報告があるとも述べていた。「捕虜になった場合、北朝鮮政府が家族に報復するのを恐れているため」とその理由についても語っていたが、自殺する理由はそれだけではないだろう。
ロシアに派兵された兵士が「暴風軍団」に属する特殊作戦の部隊であると伝えられ始めた頃、筆者は11月1日付の「北朝鮮の対露派兵部隊が『暴風軍団』ならば投降せず、自害する!」との見出しの記事で以下のように記した。
「ウクライナも韓国も栄養失調状態にあるとされる北朝鮮の派兵兵士にビラや拡声器などを使って武器を捨てるよう呼び掛ければ、多くの兵士が戦線を離れ、ウクライナに投降するか、韓国に亡命するだろうと期待を寄せているが、派遣された兵士が一兵卒や新兵ならばいざしらず、思想的にも精神的に鍛練、武装され、人一倍忠誠心の強い特殊部隊ならば、銃を突きつけられない限り、自発的に白旗を掲げ、投降する可能性は低いのではないだろうか」
「最高司令官の命令があれば、爆弾を抱えて敵地に飛び込んでいくことも辞さない」と、精神武装されている彼らにとって「投降」は即、死を意味する。従って、敵地に浸透する者は捕まる前に「自分の命を絶て」と、徹底的に教え込まれている。敵と撃ち合いになっても「最後の1発は自害するため絶対に残しておけ」と叩き込まれている。工作員の場合は毒薬(青酸ガス)のアンプルも携帯している。
実際に1996年の潜水艦による韓国の東海岸浸透事件でも乗務員らは自決、もしくは抵抗し、射殺されている。責任者の大佐を含め26人の乗務員のうち11人が集団自決し、14人が射殺され、生け捕りにされたのはたった一人だったが、彼もまた自殺防止用の猿轡を嚙ませられていた。日本で広く知れ渡っている1987年の大韓航空機爆破事件でも実行犯の金勝一(キム・スンイル)は服毒自殺し、また生け捕りされた金賢姫(キム・ヒョンヒ)も服毒自殺を図ったことは周知の事実である。さらに2001年に奄美大島に侵入した北朝鮮の工作船も海上保安庁の巡視船と交戦の末に自爆、自沈している。
しかし、これらはいずれもカリスマ性があった金日成(キム・イルソン)、金正日(キム・ジョンイル)時代の話である。
韓国への脱北者が後を絶たない3代目の金正恩(キム・ジョンウン)時代でもその精神が引き継がれているのか、それとも大量の投降者が発生するのか、何はともあれ、北朝鮮兵士第1号を捕まえるのが先決だ。
辺真一(ジャーナリスト・コリア・レポート編集長)
東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て 1982 年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」
創刊。86 年 評論家活動。98 年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03 年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/dbba1c1cc2f26f72d1ce60f378639053b30be02d
❻時事ネタ】来年の米露関係は⁈ 12/28 土曜版です🫡‼️ (ニキータ伝〜ロシアの
手ほどき、2024年12月28日)
https://youtu.be/mbupYbFxEUM
https://www.youtube.com/watch?v=mbupYbFxEUM
❼ウクライナ戦争停戦案 「キースケロッグ停戦案とは?」(2024 年 12 月 28 日)
この新しい役割により、ケロッグはウクライナで進行中のロシアの戦争に対処する米国の取り組みの最前線に立つことになる。
豊富な軍事・国家安全保障経験で知られるケロッグは、マイク・ペンス副大統領の国家安全保障アドバイザーを務めたほか、トランプ政権では国家安全保障会議首席補佐官などの要職を歴任した。
2024 年 4 月、キース・ケロッグはフレッド・フライツとともに、ロシアのウクライナ戦争を解決するための包括的な枠組みを提案した。
ケロッグ・プラン」と名付けられたこの提案は、敵対行為に終止符を打ち、この地域における新たなパワーバランスを確立することを目的とした一連の外交的、軍事的、政治的ステップの概要を示している。
ケロッグの論文と東方研究センターの分析によると、彼のウクライナ政策は、平和への道筋としてロシアとウクライナの双方にインセンティブと圧力のバランスを取りながら、「力による平和」という戦略に根ざしたアメリカ第一主義のアプローチを想定している。
計画の中身は?
ロシアの政治的孤立の解消
この計画は、モスクワとの外交的接触を確立し、ロシアの指導者ウラジミール・プーチンの「悪魔化」を止めることによって、ロシアの政治的孤立を終わらせることを求めている。
このアプローチの転換は、ロシア、アメリカ、NATO の間に新たな対話の扉を開くことを意図しており、緊張を緩和し、和平合意の可能性を促進することを目的としている。
停戦と和平交渉ロシアとウクライナの双方は、停戦の実施と和平交渉の開始を迫られることになる。 この提案では、現地で戦争が続いているにもかかわらず、外交的解決を目指し、双方をテーブルに着かせるための外圧の必要性を強調している。
ロシアへのインセンティブ
ロシアの和平交渉への参加を促すため、同案ではいくつかのインセンティブを用意している:
ウクライナの NATO 加盟の延期: 米国と NATO は、ウクライナの NATO 加盟に関する協議を最長 10 年間延期する。
占領地域の保持: ロシアは現在占領しているウクライナ領土の支配権を保持することになるが、これは和平解決における重要な譲歩である。
制裁の緩和: ロシアがウクライナにとって受け入れ可能な和平協定に合意することを条件に、対ロ制裁の部分的な解除を提案し、完全な制裁解除と米国との正常な関係への復帰の可能性がある。
ロシアへの圧力
インセンティブを提供する一方で、この計画はモスクワへの圧力維持の重要性も強調している:
米国はウクライナへの軍事支援を継続し、ウクライナの防衛力を強化し、ロシアが継続的な抵抗に直面するようにする。
ウクライナは、主に二国間協定を通じて長期的な安全保障を受け、ロシアが将来にわたってウクライナの主権を脅かさないようにする。
ウクライナへのインセンティブ
この計画は、ロシアへの領土譲歩にもかかわらず、ウクライナに保証を与えようとしている。
併合の不承認:併合の非承認ウクライナはロシアの併合を正式に承認する必要はないが、現在の領土状態を変更するために武力を行使しないことに同意する。
軍事支援の継続
ウクライナは、米国の軍事支援(場合によっては無利子融資)を受け続け、国防強化のための漠然とした安全保障を受ける。
経済的利益
ロシアのエネルギー輸出に関税が課され、その収益はウクライナの復興に充てられる。
ウクライナへのインセンティブこの計画は、ロシアへの領土譲歩にもかかわらず、ウクライナに保証を与えようとしている。
併合の不承認: 併合の非承認:ウクライナはロシアの併合を正式に承認する必要はないが、現在の領土状態を変更するために武力を行使しないことに同意する。
軍事支援の継続: ウクライナは、米国の軍事支援(場合によっては無利子融資)を受け続け、国防強
化のための漠然とした安全保障を受ける。
経済的利益: ロシアのエネルギー輸出に関税が課され、その収益はウクライナの復興に充てられる。
ウクライナへの圧力
このプランでより争点となるのは、キエフへの圧力である。 ウクライナがモスクワとの和平交渉を拒否した場合、アメリカは軍事援助を停止し、ウクライナの自衛能力に大きな影響を与える可能性がある。
ケロッグによれば、「『アメリカ第一主義』(のアプローチ)は孤立主義ではなく、アメリカが世界から撤退することを求めるものでもない。
しかし、国家安全保障に対する “アメリカ第一主義 “のアプローチは、往々にしてアメリカ国民の利益よりも理想主義を優先し、自国に不利益となるような戦争にアメリカを関与させ続ける外交政策の体制とは、特徴的に一線を画している。
“ウクライナには、アメリカが自国の利益を優先しつつ、第二次世界大戦以来ヨーロッパで最大の戦争を終結させる役割を果たすことができる道筋がある。
この役割は、大胆な外交が最終状態への道を切り開く、断固とした『アメリカ・ファースト』のリーダーシップによって遂行されなければならない。
ウクライナが抜け出すのが難しい膠着状態に武器を送り込むようなことを続けてはならない」とケロッグは書いている。
批判
ケロッグ・プラン」は和平の枠組みを提案する一方で、ロシアに大きく有利な内容だと批判している。
このプランは、領土の保持や制裁の段階的な解除といった実質的なインセンティブをモスクワに提供する一方、ウクライナは実質的な領土獲得なしに停戦を受け入れる圧力に直面している。
ウクライナへの軍事援助継続の約束は曖昧で、ロシアがいかなる合意も守ることを保証する明確なメカニズムもない。
ロシアとの外交的関与を重視するこの計画は、クレムリンの攻撃的な行動を正当化する危険性があり、西側諸国の現在の対モスクワ政策を弱体化させると指摘する批評家もいる。
さらに、ロシアが協定に違反する可能性がある場合に、信頼できる罰則がないため、計画の長期的な実行可能性に懸念がある。
こうした批判はあるものの、同計画は、ウクライナの非武装化や併合の承認など、ロシアが以前から求めていた過激な要求のいくつかを回避している。
しかし、この提案は依然として大きな物議を醸しており、戦争が続く中で外交、安全保障、領土保全のバランスをどうとるのが最善かという、より広範な議論を反映している。
これに先立ち、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナはロシアの
領土占領
を合法と認めることはできないと強調した。
ゼレンスキー大統領は、ウクライナのコミットメントは、土地を割譲することではなく、外交を通じて国境を回復することだと繰り返した。
彼はまた、2014 年にロシアに併合されたクリミアは外交的に返還される可能性があると表明し、現在のウクライナには武力でこの地域を取り戻す軍事力がないことを認めた。
ゼレンスキー氏の発言は、国防総省がウクライナの防衛力強化を目的とした 2 億 7500 万ドルの新たな軍事支援策を発表した際のものだ。
さらにゼレンスキーは、NATO の支配下にあるウクライナ領の保護が急務であることも強調した。
ゼレンスキーは、ウクライナの自由領土を「NATO の傘下」に置けば停戦が実現すると示唆する一方、NATO の招請はウクライナが国際的に承認された国境を尊重するものでなければならないと強調した。
同氏は、NATO 加盟と引き換えに占領地を放棄するという考えを否定し、ロシアからのさらなる侵略を防ぐためには NATO の保護が必要だと強調した。
https://youtu.be/YLD3nAhLl4o
❽ワールドニュースライブ:ミサイル対決が迫る | プーチン大統領、ゲームを変える
ような兵器の配備を示唆 | プーチン大統領(2024年12月27日)
ワールドニュース LIVE: ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、状況に応じて「オレシュニク」の能力を超える、より高度な中距離ミサイルシステムを使用する可能性を示唆した。記者会見でプーチン大統領は、ロシアはこれらの強力な兵器の連続生産を開始しているが、その配備は特定の目的のために留保されると強調した。彼は、いくつかのシステムがベラルーシに配備されていることを指摘し、ウクライナの ATACMS ミサイルの使用に対する最近の精密誘導攻撃に言及して、ロシアの報復能力を改めて強調した。エスカレートする用意があるにもかかわらず、プーチン大統領は、ロシアは最も高度な兵器の配備を「急いでいない」と述べた。
https://youtu.be/U37wu1MX7CY
https://www.youtube.com/live/U37wu1MX7CY
12月30日ウクライナ情報pdfは → こちら
1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。